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公開番号2025092198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207928
出願日2023-12-08
発明の名称制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 5/222 20060101AFI20250612BHJP(電気通信技術)
要約【課題】デアイスが完了したかを適切に判定可能な制御装置を提供する。
【解決手段】
制御装置において、
撮像部をパン回転又はチルト回転可能に支持する支持部と、前記支持部をパン回転又はチルト回転させるための駆動部と、前記支持部を加熱するためのヒーターと、前記ヒーターを用いて前記支持部の加熱を開始した後、前記駆動部を駆動し、前記支持部を回転させるためのトルクに基づいて所定の状態であるか否かを判定する制御部と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図2


特許請求の範囲【請求項1】
撮像部をパン回転又はチルト回転可能に支持する支持部と、
前記支持部をパン回転又はチルト回転させるための駆動部と、
前記支持部を加熱するためのヒーターと、
前記ヒーターを用いて前記支持部の加熱を開始した後、前記駆動部を駆動し、前記支持部を回転させるためのトルクに基づいて所定の状態であるか否かを判定する制御部と、を有することを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記制御部は、外気温度に応じで前記ヒーターによる加熱温度又は加熱時間を決定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記所定の状態とは、デアイスが完了した状態であり、
前記デアイスが完了したことを通知する通知部を有することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記支持部を駆動して雪、氷、又は水滴を除去する除去動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記除去動作を行う際に、前記支持部を所定方向と、前記所定方向の逆方向とに駆動することを特徴とする請求項4に記載の雲台制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記支持部にかかる負荷に応じて前記支持部の駆動電力を増減しつつ前記支持部を砕氷方向に対して前進させることによりにより前記除去動作を行うことを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記除去動作を行う際に、前記支持部により前記撮像部を上方向に向けた後に前記撮像部を下方向に駆動させることにより前記除去動作を行うことを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
【請求項8】
撮像部をパン回転又はチルト回転可能に支持する支持部と、前記支持部をパン回転又はチルト回転させるための駆動部と、前記支持部を加熱するためのヒーターと、を有する制御装置を制御する制御方法であって、
前記ヒーターを用いて前記支持部の加熱を開始した後、前記駆動部を駆動し、前記支持部を回転させるためのトルクに基づいて所定の状態であるか否かを判定する判定ステップを有することを特徴とする制御方法。
【請求項9】
請求項1~7のいずれか1項に記載の制御装置の各部をコンピュータにより制御するためのコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ネットワークカメラは、寒冷地域や積雪地域の屋外などの低温下で利用される。そのため、パン・チルト駆動部が凍結してパン・チルト機能が不能になってしまう場合がある。又、カメラ部と分離されたパン・チルト装置(以下:ポジショニングユニット(雲台))も同様に極低温下でパン・チルト駆動部が凍結してパン・チルト機能が不能になってしまう場合がある。
【0003】
このような課題を解決するために、ヒーターによって加熱してデアイス(解氷)をおこない、パン・チルト機能を利用可能な状態に回復する手法が一般的に知られている。
特許文献1の雲台では、雲台の温度とモーターの電流を測定し、測定した温度と電流に基づいて、許容される電力内でヒーターの電力を決定し、ヒーターに電力を供給している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-116914号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の構成では、ヒーターによる加熱後に、ユーザーは、デアイスが完了したかを確認する必要があった。又、完全にデアイスされていない場合、ユーザーは改めてヒーターによる加熱を指示する必要があった。
【0006】
そこで本発明はデアイスが完了したかを適切に判定可能な制御装置を提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の目的を達成するために、本発明の1側面に係る制御装置は、
撮像部をパン回転又はチルト回転可能に支持する支持部と、
前記支持部をパン回転又はチルト回転させるための駆動部と、
前記支持部を加熱するためのヒーターと、
前記ヒーターを用いて前記支持部の加熱を開始した後、前記駆動部を駆動し、前記支持部を回転させるためのトルクに基づいて所定の状態であるか否かを判定する制御部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、デアイスが完了したかを適切に判定可能な制御装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態1に係る撮像装置の構成例を示す機能ブロック図である。
実施形態1に係る撮像装置が実行する制御方法の処理例を示すフローチャートである。
実施形態2に係る撮像装置が実行する制御方法の処理例を示すフローチャートである。
実施形態3に係る撮像装置が実行する制御方法の処理例を示すフローチャートである。
(A)、(B)は、トルクと回転速度の関係の例を説明するための図である。
測定温度、使用したトルクの最大値、ヒーターの使用電力、目標加熱温度、目標加熱期間の関係を示すテーブル601の例を説明するための図である。
本発明の実施形態に係る撮像装置の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。なお、各図において、同一の部材または要素については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)

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