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公開番号
2025092164
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207876
出願日
2023-12-08
発明の名称
タイヤ成形用金型
出願人
株式会社ブリヂストン
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B29C
33/02 20060101AFI20250612BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】タイヤ加硫成形時の金型とタイヤ間で形成される閉空間内の空気を長期に渡って金型外部に効率的に排出させる。
【解決手段】タイヤ成形用金型は、加硫成形するタイヤのタイヤ半径方向に移動可能な複数のセクターモールドを備え、セクターモールドは、タイヤの外周部の内の一部を形成する複数の固定モールドと、固定モールドに対してタイヤ外周面に沿った方向に隣接して設けられ、タイヤの外周部の内の他部を形成し固定モールドに対してタイヤ径方向に移動可能とされた移動モールドとを有し、膨張させたタイヤが接触することで移動モールドが固定モールドに対してタイヤ径方向外側に相対移動した際には移動モールドと固定モールドとの間隔が減少し、タイヤが移動モールドから離間して移動モールドが固定モールドに対してタイヤ径方向内側に相対移動した際には移動モールドと固定モールドとの間隔が増大する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
加硫成形するタイヤのタイヤ半径方向に移動可能な複数のセクターモールドを備え、
前記セクターモールドは、前記タイヤの外周部の内の一部を形成する複数の固定モールドと、前記固定モールドに対してタイヤ外周面に沿った方向に隣接して設けられ、前記タイヤの外周部の内の他部を形成し前記固定モールドに対してタイヤ径方向に移動可能とされた移動モールドとを有し、
膨張させた前記タイヤが接触することで前記移動モールドが前記固定モールドに対してタイヤ径方向外側に相対移動した際には前記移動モールドと前記固定モールドとの間隔が減少し、前記タイヤが前記移動モールドから離間して前記移動モールドが前記固定モールドに対してタイヤ径方向内側に相対移動した際には前記移動モールドと前記固定モールドとの間隔が増大する、
タイヤ成形用金型。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記固定モールドの前記移動モールド側の側面、及び前記移動モールドの前記固定モールド側の側面は、夫々タイヤ径方向に対して同一方向に傾斜している、
請求項1に記載のタイヤ成形用金型。
【請求項3】
複数の前記移動モールドを連結すると共に、複数の前記移動モールドの変形を抑制する補強連結フレームを備えている、
請求項1または請求項2に記載のタイヤ成形用金型。
【請求項4】
前記移動モールドを支持し、前記移動モールドがタイヤ径方向外側に相対移動した際に圧縮されるスプリングを有している、
請求項1に記載のタイヤ成形用金型。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、タイヤ成形用金型に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
加硫成形後のタイヤにスピューを生じさせないタイヤ成形用金型として、空気抜きにスプリングベント方式を採用したタイヤ成形用金型があるが、スプリングベントは、孔径が極めて小さいため金型内の空気を効率的に排出し難い。
スプリングベント方式のタイヤ成形用金型以外として、例えば、特許文献1~3に記載のタイヤ成形用金型が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-220753号公報
特開2008-194946号公報
特開2001-150441号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
何れの金型も生タイヤと接する部分が複数のピースに分割されており、ピースとピースとの間に、ゴムの通過は阻止し、金型内の空気は排出可能な隙間が形成されている。
しかし、該隙間は、極めて狭いため、金型内の空気中に含まれる微粒子などの汚れが隙間壁面に堆積しやすく、汚れが堆積すると空気が排出し難くなり、改善の余地があった。
【0005】
本開示は上記事実を考慮し、タイヤ加硫成形時の金型とタイヤ間で形成される閉空間内の空気を長期に渡って金型外部に効率的に排出させることを可能とするタイヤ成形用金型の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係るタイヤ成形用金型は、加硫成形するタイヤのタイヤ半径方向に移動可能な複数のセクターモールドを備え、前記セクターモールドは、前記タイヤの外周部の内の一部を形成する複数の固定モールドと、前記固定モールドに対してタイヤ外周面に沿った方向に隣接して設けられ、前記タイヤの外周部の内の他部を形成し前記固定モールドに対してタイヤ径方向に移動可能とされた移動モールドとを有し、膨張させた前記タイヤが接触することで前記移動モールドが前記固定モールドに対してタイヤ径方向外側に相対移動した際には前記移動モールドと前記固定モールドとの間隔が減少し、前記タイヤが前記移動モールドから離間して前記移動モールドが前記固定モールドに対してタイヤ径方向内側に相対移動した際には前記移動モールドと前記固定モールドとの間隔が増大する。
【0007】
第1の態様に係るタイヤ成形用金型のセクターモールドは、通常時、即ち、タイヤの非加硫時において、固定モールドと移動モールドとの間に隙間が形成されるように固定モールドと移動モールドを配置することができる。
【0008】
タイヤの加硫時において、複数のセクターモールドの中に配置した生タイヤを膨張させると、複数のセクターモールドで囲まれるキャビティ内の空気が膨張する生タイヤで押される。膨張する生タイヤで押された空気は、移動モールドと固定モールドとの間の隙間を介してモールド外部に排出することができる。
【0009】
さらに、膨張する生タイヤの外面が固定モールド、及び移動モールドに接触し、膨張する生タイヤが移動モールドを押圧してタイヤ径方向外側へ移動させると、移動モールドと固定モールドとの間隔が減少し、生タイヤを構成する生ゴムのモールド外への流出が抑制される。
【0010】
そして、固定モールド、及び移動モールドに外面を密着させた生タイヤを所定時間加熱することで、生タイヤを加硫成形することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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