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公開番号2025096028
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023212481
出願日2023-12-15
発明の名称弾性組成物
出願人株式会社ブリヂストン
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G01L 1/00 20060101AFI20250619BHJP(測定;試験)
要約【課題】簡易な構造で、対象物の変位を検出可能な弾性組成物を得る。
【解決手段】弾性組成物としてのゴム組成物は、基部と、基部の表面から隆起して表面に沿った方向に分布し、磁性を帯びていると共に外力により弾性変形する隆起部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
基部と、
前記基部の表面から隆起して前記表面に沿った方向に分布し、磁性を帯びていると共に外力により弾性変形する隆起部と、
を有する弾性組成物。
続きを表示（約 260 文字）【請求項２】
前記隆起部は、前記表面と平行な方向の断面形状が一定である請求項１に記載の弾性組成物。
【請求項３】
前記隆起部は、前記表面と平行な方向の断面積が隆起方向の先端側に向かうにしたがって小さくなる部分を備えた形状である請求項１に記載の弾性組成物。
【請求項４】
前記隆起部は、前記表面に沿った方向に間隔をあけて配置されている複数の突起を含む請求項１に記載の弾性組成物。
【請求項５】
前記基部は非磁性ゴムによって形成されている請求項１に記載の弾性組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示の技術は、弾性組成物に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、変形に応じて変化する少なくとも３つの物理量であって時系列情報が対応付けられたターゲット物理量を含む少なくとも３つの物理量の複数を学習用データとして用いて学習された学習モデルが記載されている。この学習モデルでは、ターゲット物理量以外の少なくとも２つの物理量を入力として、ターゲット物理量を出力するように学習され、ターゲット物理量以外の少なくとも２つの物理量に対応する推定対象の２つの物理量を入力し、推定対象に対応するターゲット物理量を推定する推定部を含んでいる。
【０００３】
また、特許文献１には、部材が、変形に応じて電気特性が変化し、部材を変形させる第１物理量、電気特定を表す第２物理量、部材の変形量を表すターゲット物理量を含み、学習モデルが、第１物理量及び第２物理量を入力とし、ターゲット物理量を出力する点が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
国際公開２０２１／１２４９９２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１に記載されている電気特性としては、電気抵抗があり、また、他の例としては静電容量がある。しかし、これらの電気特性や静電容量を測定するためには配線が必要であり、複雑な構造となる。
【０００６】
本開示の目的は、簡易な構造で、対象物の変位を検出可能な弾性組成物を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
第一態様の弾性組成物では、基部と、前記基部の表面から隆起して前記表面に沿った方向に分布し、磁性を帯びていると共に外力により弾性変形する隆起部と、を有する。
【０００８】
この弾性組成物では、基部の表面から隆起する隆起部は、基部の表面に沿った方向に分布し磁性を帯びている。これにより、弾性組成物の周囲に磁界が生じる。隆起部が対象物から外力を受けて弾性変形すると、周囲の磁界も変化するので、この磁界の変化により、対象物の変位を検出可能である。基部及び隆起部には配線が不要であり、簡易な構造である。
【０００９】
第二態様では、第一態様の弾性組成物において、前記隆起部は、前記表面と平行な方向の断面形状が一定である。
【００１０】
突出方向と直交する方向で隆起部の断面形状が一定（円形）であるので、隆起部の変形形状が安定する。
（【００１１】以降は省略されています）

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