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公開番号2025095442
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211443
出願日2023-12-14
発明の名称ガス漏れ検知用組成物
出願人株式会社ブリヂストン
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G01M 3/12 20060101AFI20250619BHJP(測定;試験)
要約【課題】界面活性剤を実質的に含まずに、泡立ち性に優れ、かつ、塗布時のスプレー性に優れるガス漏れ検知用組成物の提供。
【解決手段】水溶性樹脂(酸素雰囲気下で重合反応する水溶性樹脂を除く)及び水を含有し、 水溶性樹脂の含有量が、組成物全質量に対して3質量%以上5質量%未満であり、 界面活性剤の含有量が、組成物全質量に対して0.01質量%未満である、ガス漏れ検知用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
水溶性樹脂(酸素雰囲気下で重合反応する水溶性樹脂を除く)及び水を含有し、
前記水溶性樹脂の含有量が、組成物全質量に対して3質量%以上5質量%未満であり、
界面活性剤の含有量が、組成物全質量に対して0.01質量%未満である、ガス漏れ検知用組成物。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記水溶性樹脂が、ポリビニルアルコールを含む請求項1に記載のガス漏れ検知用組成物。
【請求項3】
更に、アルキレングリコールを含有する請求項1又は請求項2に記載のガス漏れ検知用組成物。
【請求項4】
前記アルキレングリコールが、エチレングリコール及びプロピレングリコールの少なくとも一方を含む請求項3に記載のガス漏れ検知用組成物。
【請求項5】
前記アルキレングリコールの含有量が、組成物全質量に対して、10質量%~50質量%である請求項3に記載のガス漏れ検知用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ガス漏れ検知用組成物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ガスが流通する配管の継手部などからのガス漏れを泡立ちにより検出するため、従来より種々の組成物が知られている。例えば、特許文献1には、非イオン系の起泡剤、非イオン系の泡安定剤、陰イオン系の防錆剤、カチオン系の防錆剤および安息香酸を水に分散させることを特徴とするガス漏れ検知用組成液が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭54-68686号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ガス漏れ検知用組成物には、起泡、その他の機能を担わせるために、界面活性剤が配合されているものがあるが、樹脂製の配管部材及び継手部材に適用するガス漏れ検知用組成物については、界面活性剤を含まない組成とする要求もある。
【0005】
本開示は、上記のような事情に鑑みてなされたものである。
本開示の一実施形態が解決しようとする課題は、界面活性剤を実質的に含まずに、泡立ち性に優れ、かつ、塗布時のスプレー性に優れるガス漏れ検知用組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための具体的な手段には、以下の実施態様が含まれる。
【0007】
<1> 水溶性樹脂(酸素雰囲気下で重合反応する水溶性樹脂を除く)及び水を含有し、
上記水溶性樹脂の含有量が、組成物全質量に対して3質量%以上5質量%未満であり、
界面活性剤の含有量が、組成物全質量に対して0.01質量%未満である、
ガス漏れ検知用組成物。
<2> 上記水溶性樹脂が、ポリビニルアルコールを含む、<1>に記載のガス漏れ検知用組成物。
<3> 更に、アルキレングリコールを含有する、<1>又は<2>に記載のガス漏れ検知用組成物。
<4> 上記アルキレングリコールが、エチレングリコール及びプロピレングリコールの少なくとも一方を含む、<3>に記載のガス漏れ検知用組成物。
<5> 上記アルキレングリコールの含有量が、組成物全質量に対して、10質量%~50質量%である、<3>又は<4>に記載のガス漏れ検知用組成物。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一実施形態によれば、界面活性剤を実質的に含まずに、泡立ち性に優れ、かつ、塗布時のスプレー性に優れるガス漏れ検知用組物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示について詳細に説明する。以下に記載する要件の説明は、本開示の代表的な実施態様に基づいてなされることがあるが、本開示はそのような実施態様に限定されるものではなく、本開示の目的の範囲内において、適宜、変更を加えて実施することができる。
【0010】
本開示において、「~」を用いて示された数値範囲は、「~」の前後に記載される数値をそれぞれ下限値及び上限値として含む範囲を意味する。
本開示に段階的に記載されている数値範囲において、ある数値範囲で記載された上限値又は下限値は、他の段階的な記載の数値範囲の上限値又は下限値に置き換えてもよい。また、本開示に記載されている数値範囲において、ある数値範囲で記載された上限値又は下限値は、実施例に示されている値に置き換えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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