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公開番号2025094798
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210557
出願日2023-12-13
発明の名称非空気入りタイヤ
出願人株式会社ブリヂストン
代理人個人,個人,個人
主分類B60C 7/00 20060101AFI20250618BHJP(車両一般)
要約【課題】通信装置を設けることによるユニフォミティの低下を抑制可能な非空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】非空気入りタイヤは、ホイール部材2と、ホイール部材に装着されているリング部材3と、1本のコードまたは複数本の並列されたコードを被覆体中に埋設した素線体が、リング部材の外周面上で螺旋状に巻回されて形成されているスパイラル補強層4と、トレッド部材5と、リング部材に保持されている通信装置6と、を備え、スパイラル補強層は、素線体の一端部及び他端部がタイヤ周方向でオーバーラップする、オーバーラップ領域X1を含み、タイヤ周方向の領域を、第1象限、第2象限、第3象限及び第4象限Y1~Y4に分け、かつ、オーバーラップ領域のタイヤ周方向の中央位置cpが、第1象限のタイヤ周方向の中央位置に一致していると定義した場合に、通信装置は、第3象限に含まれるように、リング部材に保持されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
車軸に取り付け可能なホイール部材と、
前記ホイール部材に装着されているリング部材と、
1本のコードまたは複数本の並列されたコードを被覆体中に埋設した素線体が、前記リング部材の外周面上で螺旋状に巻回されて形成されているスパイラル補強層と、
前記スパイラル補強層のタイヤ径方向の外側を囲うトレッド部材と、
前記リング部材に保持されている通信装置と、を備え、
前記スパイラル補強層は、前記素線体の一端部及び他端部がタイヤ周方向でオーバーラップする、オーバーラップ領域を含み、
前記タイヤ周方向の領域を、タイヤ中心軸線に対する中心角がそれぞれ90度の第1象限、第2象限、第3象限及び第4象限に分け、かつ、前記オーバーラップ領域の前記タイヤ周方向の中央位置が、前記第1象限の前記タイヤ周方向の中央位置に一致していると定義した場合に、前記通信装置は、前記第1象限と前記タイヤ周方向で隣接しない前記第3象限に含まれるように、前記リング部材に保持されている、非空気入りタイヤ。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記通信装置は、全体が前記第3象限に含まれるように、前記リング部材に保持されている、請求項1に記載の非空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記オーバーラップ領域と前記タイヤ径方向で対向する前記タイヤ周方向の領域をオーバーラップ対向領域とした場合に、前記通信装置は、前記オーバーラップ対向領域に含まれるように、前記リング部材に保持されている、請求項1又は2に記載の非空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記通信装置は、全体が前記オーバーラップ対向領域に含まれるように、前記リング部材に保持されている、請求項3に記載の非空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記通信装置は長尺状の形状を有し、
前記通信装置は、長手方向がタイヤ幅方向に沿うように、前記リング部材に保持されている、請求項1又は2に記載の非空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記リング部材は、
前記ホイール部材に装着されている内筒体と、
前記内筒体のタイヤ径方向の外側を囲う外筒体と、
前記内筒体と前記外筒体とを連結し、前記内筒体と前記外筒体との間で弾性変形可能な連結部材と、を備え、
前記通信装置は、前記外筒体に保持されている、請求項1又は2に記載の非空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記通信装置は、RFタグである、請求項1又は2に記載の非空気入りタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は非空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、非空気入りタイヤが開示されている。特許文献1に開示されている非空気入りタイヤは、車軸に取り付けられる取り付け体と、この取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲繞する外筒体と、この外筒体をタイヤ径方向の外側から囲繞するトレッド部と、取り付け体と外筒体とを変位自在に連結する連結部材と、を備えている。また、特許文献1に記載の非空気入りタイヤの外筒体の外周面には、1本のコードまたは複数本の並列されたコードを被覆体中に埋設した素線体を、外筒体の外周面上で螺旋状に巻回して形成したスパイラル補強層が接着されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-179731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の発明者は、特許文献1に記載されているような非空気入りタイヤにおいて、通信装置(例えば、RFタグ等)を設けることを新たに考え付くとともに、通信装置を設けることによる非空気入りタイヤのユニフォミティの低下を抑制可能な構成について、新たに見い出し、本発明をするに至った。
【0005】
本発明は、通信装置を設けることによるユニフォミティの低下を抑制可能な非空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様としての非空気入りタイヤは、
(1)
車軸に取り付け可能なホイール部材と、
前記ホイール部材に装着されているリング部材と、
1本のコードまたは複数本の並列されたコードを被覆体中に埋設した素線体が、前記リング部材の外周面上で螺旋状に巻回されて形成されているスパイラル補強層と、
前記スパイラル補強層のタイヤ径方向の外側を囲うトレッド部材と、
前記リング部材に保持されている通信装置と、を備え、
前記スパイラル補強層は、前記素線体の一端部及び他端部がタイヤ周方向でオーバーラップする、オーバーラップ領域を含み、
前記タイヤ周方向の領域を、タイヤ中心軸線に対する中心角がそれぞれ90度の第1象限、第2象限、第3象限及び第4象限に分け、かつ、前記オーバーラップ領域の前記タイヤ周方向の中央位置が、前記第1象限の前記タイヤ周方向の中央位置に一致していると定義した場合に、前記通信装置は、前記第1象限と前記タイヤ周方向で隣接しない前記第3象限に含まれるように、前記リング部材に保持されている、非空気入りタイヤ、である。
【0007】
本発明の1つの実施形態としての非空気入りタイヤは、
(2)
前記通信装置は、全体が前記第3象限に含まれるように、前記リング部材に保持されている、上記(1)に記載の非空気入りタイヤ、である。
【0008】
本発明の1つの実施形態としての非空気入りタイヤは、
(3)
前記オーバーラップ領域と前記タイヤ径方向で対向する前記タイヤ周方向の領域をオーバーラップ対向領域とした場合に、前記通信装置は、前記オーバーラップ対向領域に含まれるように、前記リング部材に保持されている、上記(1)又は(2)に記載の非空気入りタイヤ、である。
【0009】
本発明の1つの実施形態としての非空気入りタイヤは、
(4)
前記通信装置は、全体が前記オーバーラップ対向領域に含まれるように、前記リング部材に保持されている、上記(3)に記載の非空気入りタイヤ、である。
【0010】
本発明の1つの実施形態としての非空気入りタイヤは、
(5)
前記通信装置は長尺状の形状を有し、
前記通信装置は、長手方向がタイヤ幅方向に沿うように、前記リング部材に保持されている、上記(1)から(4)のいずれか1つに記載の非空気入りタイヤ、である。
(【0011】以降は省略されています)

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