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公開番号
2025094818
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210586
出願日
2023-12-13
発明の名称
タイヤのケース部材用ゴム組成物、タイヤのケース部材、及びタイヤ
出願人
株式会社ブリヂストン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08L
21/00 20060101AFI20250618BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】タイヤの生産性と性能を維持しつつ、タイヤのサステナブル材料の比率を向上させることが可能なタイヤのケース部材用ゴム組成物、及びかかるゴム組成物を適用したタイヤのケース部材を提供する。
【解決手段】ゴム成分(A)と、テルペン系樹脂及びロジン系樹脂からなる群から選択される少なくとも一種の樹脂成分(B)と、を含むことを特徴とする、タイヤのケース部材用ゴム組成物、並びに、該タイヤのケース部材用ゴム組成物を含むことを特徴とする、タイヤのケース部材である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ゴム成分(A)と、
テルペン系樹脂及びロジン系樹脂からなる群から選択される少なくとも一種の樹脂成分(B)と、を含むことを特徴とする、タイヤのケース部材用ゴム組成物。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記樹脂成分(B)の含有量が、前記ゴム成分(A)100質量部に対して0.5~30質量部である、請求項1に記載のタイヤのケース部材用ゴム組成物。
【請求項3】
前記ゴム成分(A)が、イソプレン骨格ゴムを含む、請求項1に記載のタイヤのケース部材用ゴム組成物。
【請求項4】
前記樹脂成分(B)は、前記イソプレン骨格ゴムとのSP値の差が0.6(cal/cm
3
)
1/2
以下である、請求項3に記載のタイヤのケース部材用ゴム組成物。
【請求項5】
請求項1に記載のタイヤのケース部材用ゴム組成物を含むことを特徴とする、タイヤのケース部材。
【請求項6】
請求項5に記載のタイヤのケース部材を具えることを特徴とする、タイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤのケース部材用ゴム組成物、タイヤのケース部材、及びタイヤに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、タイヤのケース部材用のゴム組成物には、タック(粘着性)を向上させ、隣接部材に貼付し易くして、生タイヤの成形における作業性を向上させるために、石油樹脂等の樹脂成分が配合されている。但し、石油樹脂等の樹脂成分の含有量が多いゴム組成物をタイヤのケース部材に適用すると、タイヤのケース剛性が低下する傾向があり、タック(粘着性)とケース剛性とは、二律背反の関係にある。
【0003】
一方、昨今、社会の持続可能性(サステナビリティ)の観点から、タイヤに使用される各種部材についても、生物資源(バイオマス資源)由来の材料や、再生資源(リサイクル資源)由来の材料といった、所謂、サステナブル材料を使用することが求められており、上述のタイヤのケース部材用のゴム組成物についても、サステナブル材料の比率の向上が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-6133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、タイヤのサステナブル材料の比率を向上させるために、タイヤのケース部材用のゴム組成物について、現在使用されている化石資源由来の材料を単にサステナブル材料へ置き換えただけでは、上述のタック(粘着性)が不十分になって、生タイヤの成形における作業性が悪化して、タイヤの生産性が低下したり、或いは、タイヤのケース剛性が低下して、タイヤの性能が低下する恐れがある。
【0006】
そこで、本発明は、タイヤの生産性と性能を維持しつつ、タイヤのサステナブル材料の比率を向上させることが可能なタイヤのケース部材用ゴム組成物、及びかかるゴム組成物を適用したタイヤのケース部材を提供することを課題とする。
また、本発明は、生産性と性能を維持しつつ、サステナブル材料の比率を向上させたタイヤを提供することを更なる課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する本発明のタイヤのケース部材用ゴム組成物、タイヤのケース部材、及びタイヤの要旨構成は、以下の通りである。
【0008】
[1] ゴム成分(A)と、
テルペン系樹脂及びロジン系樹脂からなる群から選択される少なくとも一種の樹脂成分(B)と、を含むことを特徴とする、タイヤのケース部材用ゴム組成物。
上記[1]に記載の本発明のタイヤのケース部材用ゴム組成物は、タイヤの生産性と性能を維持しつつ、タイヤのサステナブル材料の比率を向上させることが可能である。
【0009】
[2] 前記樹脂成分(B)の含有量が、前記ゴム成分(A)100質量部に対して0.5~30質量部である、[1]に記載のタイヤのケース部材用ゴム組成物。
上記[2]に記載のタイヤのケース部材用ゴム組成物は、タイヤの生産性と性能を向上させることができる。
【0010】
[3] 前記ゴム成分(A)が、イソプレン骨格ゴムを含む、[1]又は[2]に記載のタイヤのケース部材用ゴム組成物。
上記[3]に記載のタイヤのケース部材用ゴム組成物は、タイヤのケース部材の破壊強度を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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