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公開番号2025091765
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207215
出願日2023-12-07
発明の名称出入口開閉システム
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E05B 49/00 20060101AFI20250612BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】所定スペースの出入口を遅滞なく開閉する。
【解決手段】出入口開閉システムは、所定スペースの出入口を開閉する。出入口開閉システムは、開閉装置と、UWB通信器とを備える。開閉装置は、出入口を開閉可能に構成されている。UWB通信器は、開閉装置との間でUWB通信を行う。UWB通信器は、割出部と制御部とを含む。割出部は、開閉装置から当該UWB通信器までの距離としての離間距離を、UWB通信によって割り出す動作としての割出動作を行う。制御部は、割り出された離間距離に基づいて開閉装置を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定スペースの出入口を開閉する出入口開閉システムであって、
前記出入口を開閉可能に構成された開閉装置と、前記開閉装置との間でUWB通信を行うUWB通信器とを備え、
前記UWB通信器は、
前記開閉装置から当該UWB通信器までの距離としての離間距離を、前記UWB通信によって割り出す動作としての割出動作を行う割出部と、
割り出された前記離間距離に基づいて前記開閉装置を制御する制御部と、を含む、
出入口開閉システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記出入口が開いている状態において、割り出された前記離間距離が所定閾値を上回ったことを条件に、前記出入口を閉じるように前記開閉装置を制御する、
請求項1に記載の出入口開閉システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記出入口が閉じている状態において、割り出された前記離間距離が所定閾値を下回ったことを条件に、前記出入口を開くように前記開閉装置を制御する、
請求項1又は2に記載の出入口開閉システム。
【請求項4】
前記UWB通信器は、前記出入口が閉じている状態において、ユーザによる当該UWB通信器についての所定の開用操作に基づいて、前記出入口を開くように前記開閉装置を制御し、
前記割出部は、前記開用操作がなされたことを条件に、前記割出動作を開始する、
請求項2に記載の出入口開閉システム。
【請求項5】
前記UWB通信器は、前記出入口が開いている状態において、ユーザによる当該UWB通信器についての所定の閉用操作に基づいて、前記出入口を閉じるように前記開閉装置を制御し、
前記割出部は、前記閉用操作がなされたことを条件に、前記割出動作を停止する、
請求項3に記載の出入口開閉システム。
【請求項6】
前記UWB通信器は、所定の低頻度通信モードのON,OFFを切り換え可能に構成されており、前記低頻度通信モードがONの時は、OFFの時よりも低頻度で前記UWB通信が試みられ、
前記低頻度通信モードがOFFの状態において前記UWB通信が不能であることを条件に、前記割出部が前記割出動作を停止すると共に、前記低頻度通信モードがONに切り換わる、
請求項2に記載の出入口開閉システム。
【請求項7】
前記UWB通信器は、所定の低頻度通信モードのON,OFFを切り換え可能に構成されており、前記低頻度通信モードがONの時は、OFFの時よりも低頻度で前記UWB通信が試みられ、
前記低頻度通信モードがONの状態において前記UWB通信が可能であることを条件に、前記低頻度通信モードがOFFに切り換わると共に、前記割出部が前記割出動作を開始する、
請求項3に記載の出入口開閉システム。
【請求項8】
前記所定スペースは、車両を駐車するための駐車スペースである、
請求項1又は2に記載の出入口開閉システム。
【請求項9】
前記UWB通信器は、携帯端末である、
請求項1又は2に記載の出入口開閉システム。
【請求項10】
前記UWB通信器は、ユーザによる当該UWB通信器の操作に基づいて、節電モードのON,OFFを切り換え可能に構成されており、
前記割出部は、前記節電モードがONの時は、前記節電モードがOFFの時よりも低頻度で前記割出動作を行う、
請求項1又は2に記載の出入口開閉システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、駐車スペースなどの所定スペースの出入口を開閉する出入口開閉システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
出入口開閉システムの中には、以下のように構成されたものがある。スマートフォンなどの携帯端末が有するGPSに基づいて、車両からガレージまでの距離としての離間距離を割り出す。その割り出された離間距離に基づいて、ガレージのシャッタを自動で開閉する。
【0003】
具体的には、車両の出発後においては、離間距離が所定値を上回ったことを条件に、ガレージを自動で閉じる。他方、車両の帰還前においては、離間距離が所定値を下回ったことを条件に、ガレージを開く。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許2019-152031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上の構成について、本開示者らは、以下の問題がある点に着目した。GPSによる離間距離の割り出しについては、通信環境などによっては、最悪のケースだと数十秒ほどのタイムラグが発生する。そのため、車両の出発後においては、当該タイムラグの間、シャッタが開きっぱなしになってしまうおそれがる。また、車両の帰還前においては、車両がガレージの周辺にまで帰還しても、当該タイムラグによって、シャッタがしばらくの間、閉じたままで開かないといった事態になってしまうおそれがある。
【0006】
なお、以上では、ガレージにおけるシャッタを自動で開閉する場合を例に説明したが、ガレージ以外の所定スペースについての出入口を自動で開閉する場合においても、同様の問題は起こり得る。
【0007】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、所定スペースの出入口を遅滞なく開閉することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は、
所定スペースの出入口を開閉する出入口開閉システムであって、
前記出入口を開閉可能に構成された開閉装置と、前記開閉装置との間でUWB通信を行うUWB通信器とを備え、
前記UWB通信器は、
前記開閉装置から当該UWB通信器までの距離としての離間距離を、前記UWB通信によって割り出す動作としての割出動作を行う割出部と、
割り出された前記離間距離に基づいて前記開閉装置を制御する制御部と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態の出入口開閉システムを示す概略図である。
出入口開閉システムを示す模式図である。
UWB通信器の設定画面を示す正面図である。
出発時の制御を示すフローチャートである。
シャッタが開く際を示す正面図である。
シャッタが閉じる際を示す概略図である。
帰還時の制御を示すフローチャートである。
シャッタが開く際を示す概略図である。
シャッタが閉じる際を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。ただし、本開示は、以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱ない範囲内で適宜変更して実施できる。
(【0011】以降は省略されています)

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