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公開番号
2025091668
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207062
出願日
2023-12-07
発明の名称
制動制御装置
出願人
株式会社アドヴィックス
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60T
8/1755 20060101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の停車時において、複数の停車制御から最適な停車制御を選択することができる車両制御装置を提供する。
【解決手段】制動制御装置70は、制動力減少処理と制動力増大処理とを含む第1停車制御と、制動力減少処理を含み制動力増大処理を含まない第2停車制御と、を有する停車制御群の中から、車両10に制動力を付与して停車させるに際して実行する停車制御を、車両10を停車させるまでに許容される時間に応じて選択する選択部82と、車両10に制動力を付与して停車させるに際し、選択部82により選択された停車制御を実行する制御部81と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に制動力を付与して停車させるに際し、前記車両に付与する制動力を要求制動力よりも減少させた上で前記車両を停車させる制動力減少処理と、前記制動力減少処理の実行に先立って実行され、前記車両に付与する制動力を前記要求制動力よりも増大させる制動力増大処理と、を含む第1停車制御と、前記制動力減少処理を含み前記制動力増大処理を含まない第2停車制御と、を有する停車制御群の中から、前記車両に制動力を付与して停車させるに際して実行する停車制御を、前記車両を停車させるまでに許容される時間に応じて選択する選択部と、
前記車両に制動力を付与して停車させるに際し、前記選択部により選択された前記停車制御を実行する制御部と、を備える
制動制御装置。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記選択部は、前記車両の制動当初の速度及び前記要求制動力の少なくとも一方に基づいて、前記車両を停車させるまでに許容される時間に応じた前記停車制御を選択する
請求項1に記載の制動制御装置。
【請求項3】
前記選択部は、前記車両の外部環境に基づいて、前記車両を停車させるまでに許容される時間に応じた前記停車制御を選択する
請求項1又は請求項2に記載の制動制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制動制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、車両が停車する直前に車両に付与される制動力を調整することにより、車両の停車間際の姿勢変化を抑制する停車制御を実行する制動制御装置が知られている。例えば、特許文献1に記載の制動制御装置は、車両の停車前に車両に付与される制動力を減少させる制動力減少処理を実行することにより、車両の姿勢変化を抑制している。また、特許文献2に記載の制動制御装置は、上述した制動力減少処理を実行する前に、車両に付与する制動力を増大させる制動力増大処理を実行することにより、制動距離が延びることを抑制しつつ、車両の姿勢変化を抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-28913号公報
特開2021-112950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の状況によっては、制動力減少処理のみを実行する方が良い場合もあれば、制動力増大処理及び制動力減少処理の双方を実行する方が良い場合もある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する制動制御装置は、車両に制動力を付与して停車させるに際し、前記車両に付与する制動力を要求制動力よりも減少させた上で前記車両を停車させる制動力減少処理と、前記制動力減少処理の実行に先立って実行され、前記車両に付与する制動力を前記要求制動力よりも増大させる制動力増大処理と、を含む第1停車制御と、前記制動力減少処理を含み前記制動力増大処理を含まない第2停車制御と、を有する停車制御群の中から、前記車両に制動力を付与して停車させるに際して実行する停車制御を、前記車両を停車させるまでに許容される時間に応じて選択する選択部と、前記車両に制動力を付与して停車させるに際し、前記選択部により選択された前記停車制御を実行する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
制動制御装置は、車両の停車時において、複数の停車制御から最適な停車制御を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、制動制御装置を備える車両の概略図である。
図2(a)~図2(c)は、第1制動制御を実行するときの車体速度と前後加速度と制動力との推移を示すタイミングチャートである。
図3(a)~図3(c)は、第2制動制御を実行するときの車体速度と前後加速度と制動力との推移を示すタイミングチャートである。
図4は、第1制動制御又は第2制動制御を選択するために制動制御装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、制動制御装置を備える車両の一実施形態について説明する。
<本実施形態の構成>
図1に示すように、車両10は、複数の車輪20と、制動操作部材30と、複数の摩擦ブレーキ40と、制動アクチュエータ50と、検出系60と、制動制御装置70と、を備えている。
【0009】
複数の車輪20は、2つの前輪21と2つの後輪22とを含んでいる。制動操作部材30は、車両10に制動力を付与する際に運転者が操作する部材である。制動操作部材30の一例はブレーキペダルである。
【0010】
<摩擦ブレーキ>
複数の摩擦ブレーキ40は、対応する車輪20に制動力をそれぞれ付与する。摩擦ブレーキ40は、ホイールシリンダ41と回転体42と摩擦部43とを有している。回転体42は車輪20と一体に回転する。そのため、摩擦部43を回転体42に押し付けることにより、車輪20に制動力が付与される。回転体42に摩擦部43を押し付ける力は、ホイールシリンダ41内の液圧であるホイール液圧が高いほど大きくなる。そのため、摩擦ブレーキ40は、ホイール液圧が高いほど大きい制動力を車輪20に付与できる。
(【0011】以降は省略されています)
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