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公開番号
2025091633
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206995
出願日
2023-12-07
発明の名称
圧力検出装置
出願人
サーパス工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01L
19/00 20060101AFI20250612BHJP(測定;試験)
要約
【課題】流路ユニットの受圧ダイヤフラムに接合される連結部が受圧ダイヤフラムから分離することを防止する。
【解決手段】圧力検出ユニットが、圧力センサと、磁石である第1連結部と、を有し、流路ユニット20が、樹脂製の受圧ダイヤフラム22と、受圧ダイヤフラム22に接合された磁性体である第2連結部23と、を有し、ナットにより流路ユニット20が圧力検出ユニットに取り付けられた状態において、第1連結部と第2連結部23とが磁力により吸引された状態で配置され、受圧ダイヤフラム22は、平面視が円形に形成されるとともに中心位置に平面視が円形の凹所22Aが形成されており、第2連結部23は、平面視が円形に形成されるとともに凹所22Aの底面22Aaに接触しかつ凹所22Aの側面22Abとの間に接着剤ADを充填した状態で凹所22Aに接合されている圧力検出装置を提供する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
圧力検出部に伝達される圧力を検出する圧力検出ユニットと、
流体を流通させる流路が形成された流路ユニットと、
前記流路ユニットを前記圧力検出ユニットに着脱可能に取り付ける取付機構と、を備え、
前記圧力検出ユニットが、
前記圧力検出部を有する圧力センサと、
前記圧力検出部に接合された第1連結部と、を有し、
前記流路ユニットが、
前記流路を流通する流体の圧力を受けて変位する樹脂製の受圧部と、
前記受圧部に接合された第2連結部と、を有し、
前記第1連結部および前記第2連結部のいずれか一方が磁石により形成されており、前記第1連結部および前記第2連結部のいずれか他方が磁石または磁性体により形成されており、
前記取付機構により前記流路ユニットが前記圧力検出ユニットに取り付けられた状態において、前記第1連結部と前記第2連結部とが磁力により吸引された状態で配置され、
前記受圧部は、平面視が円形に形成されるとともに中心位置に平面視が円形の凹所が形成されており、
前記第2連結部は、平面視が円形に形成されるとともに前記凹所の底面に接触しかつ前記凹所の側面との間に接着剤を充填した状態で前記凹所に接合されている圧力検出装置。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記受圧部に直交する軸線に沿った前記凹所の深さは、前記軸線に沿った前記第2連結部の長さの1/3倍以上かつ1/2倍以下に設定されている請求項1に記載の圧力検出装置。
【請求項3】
前記凹所の前記底面を平面視した第1外径は、前記受圧部の前記流体が接触する領域を平面視した第2外径の1/3倍以上かつ1/2倍以下に設定されている請求項1または請求項2に記載の圧力検出装置。
【請求項4】
前記受圧部に直交する軸線を中心とした前記第1連結部の外径は、前記軸線を中心とした前記第2連結部の外径よりも大きい請求項1に記載の圧力検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧力検出装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、流体を導入する流路が形成された流路ユニットを、圧力検出ユニットに取り付け、流路ユニットを流通する流体の圧力を圧力検出ユニットにより検出する圧力検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示される圧力検出装置は、圧力検出ユニットのダイヤフラムに磁石により形成される第1連結部を設け、流路ユニットのダイヤフラムに磁性体により形成される第2連結部を設けたものである。
【0003】
特許文献1に開示される圧力検出装置は、流路ユニットが圧力検出ユニットに取り付けられた状態において、第1連結部と第2連結部とが磁力により吸引された状態で配置される。そのため、流路を流通する流体の圧力が負圧である場合、流体の圧力により第2連結部が流路側へ引き寄せられ、第2連結部が磁力で連結した第1連結部を流路側へ引き寄せる。これにより、流体の圧力が負圧として圧力検出部により検出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-136216号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示される圧力検出装置において、磁性体により形成される第2連結部は、接着剤によって流路ユニットのダイヤフラムの圧力検出ユニット側の平坦状の面に接合されている。しかしながら、第2連結部が平坦状の面に接合されるため、流体の圧力の変化によるダイヤフラムの変形により平坦状の面と第2連結部との接合部分における応力の変化が生じる。そして、ダイヤフラムが変形する動作が繰り返されることにより接合部分が劣化して第2連結部がダイヤフラムから分離し、流体の圧力を適切に検出することができなくなってしまう。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、流路ユニットと圧力検出ユニットを備える圧力検出装置において、流路ユニットの受圧ダイヤフラムに接合される連結部が受圧ダイヤフラムから分離することを防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明の第1態様にかかる圧力検出装置は、圧力検出部に伝達される圧力を検出する圧力検出ユニットと、流体を導入する流路が形成された流路ユニットと、前記流路ユニットを前記圧力検出ユニットに着脱可能に取り付ける取付機構と、を備え、前記圧力検出ユニットが、前記圧力検出部を有する圧力センサと、前記圧力検出部に接合された第1連結部と、を有し、前記流路ユニットが、前記流路を流通する流体の圧力を受けて変位する樹脂製の受圧部と、前記受圧部に接合された第2連結部と、を有し、前記第1連結部および前記第2連結部のいずれか一方が磁石により形成されており、前記第1連結部および前記第2連結部のいずれか他方が磁石または磁性体により形成されており、前記取付機構により前記流路ユニットが前記圧力検出ユニットに取り付けられた状態において、前記第1連結部と前記第2連結部とが磁力により吸引された状態で配置され、前記受圧部は、平面視が円形に形成されるとともに中心位置に平面視が円形の凹所が形成されており、前記第2連結部は、平面視が円形に形成されるとともに前記凹所の底面に接触しかつ前記凹所の側面との間に接着剤を充填した状態で前記凹所に接合されている。
【0008】
本発明の第1態様にかかる圧力検出装置によれば、取付機構により流路ユニットが圧力検出ユニットに取り付けられた状態において、圧力検出部に接合された第1連結部と受圧部に接合された第2連結部とが磁力により吸引された状態で配置される。そのため、流路を流通する流体の圧力が正圧である場合、流体の圧力により受圧部に接合された第2連結部が流路側から引き離され、第2連結部が第1連結部を圧力検出部へ向けて押し付ける。これにより、流体の圧力が正圧として圧力検出部により検出される。
【0009】
また、流路を流通する流体の圧力が負圧である場合、流体の圧力により受圧部に接合された第2連結部が流路側へ引き寄せられ、第2連結部が磁力で連結した第1連結部を流路側へ引き寄せる。これにより、流体の圧力が負圧として圧力検出部により検出される。このように、本発明の第1態様にかかる圧力検出装置によれば、流路へ導入する流体を変更する作業の迅速性と安全性を高めつつ、流体の圧力が正圧となる場合と負圧となる場合のいずれであっても流体の圧力を正確に検出するができる。
【0010】
また、本発明の第1態様にかかる圧力検出装置によれば、第2連結部が凹所の底面および側面の双方に接着剤により接合されている。そのため、流体の圧力の変化による受圧部の変形により第2連結部と受圧部との接合部分における応力の変化が生じても、第2連結部が受圧部に強固に接合される状態が維持される。よって、第2連結部を平坦状の面のみに接合する場合に比べ、流路ユニットの受圧部に接合される連結部が受圧部から分離することを防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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