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公開番号
2025091569
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206863
出願日
2023-12-07
発明の名称
逆止弁
出願人
藤倉コンポジット株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16K
15/18 20060101AFI20250612BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】逆流抑制機能を解除可能な逆止弁の大型化を抑制する。
【解決手段】逆止弁1は、第1開口部1a及び第2開口部1bを含む。逆止弁1は、ケース2と、ケース2内に配置され、第1位置P1と第2位置P2との間を軸方向DXに移動可能な弁体3と、弁体3を第2位置P2に向けて押す弾性体4と、を含む。ケース2は、第1開口部1aを含むケース本体10と、第2開口部1bを含むケース蓋体20と、を含む。弁体3が第1位置P1にあるときに、第1開口部1a及び第2開口部1bの間の流路FPが開放される。弁体3が第2位置P2にあるときに、第1開口部1a及び第2開口部1bの間の流路FPが閉鎖される。ケース蓋体20は、ケース本体10に対して軸方向DXに移動可能である。弁体3は、ケース本体10に対してケース蓋体20を軸方向DXに移動させることによって、第2位置P2から第1位置P1に移動する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1開口部及び第2開口部を含む逆止弁であって、
前記第1開口部を含むケース本体及び前記第2開口部を含むケース蓋体を含むケースと、
前記ケース内に配置され、第1位置と第2位置との間を軸方向に移動可能な弁体と、
前記弁体を前記第2位置に向けて前記軸方向に押す弾性体と、を備え、
前記弁体が前記第1位置にあるときに前記第1開口部及び前記第2開口部の間の流路が開放され、前記弁体が前記第2位置にあるときに前記流路が閉鎖され、
前記ケース蓋体は、前記ケース本体に対して前記軸方向に移動可能であり、
前記ケース本体に対して前記ケース蓋体を前記軸方向に移動させることによって、前記弁体は、前記第2位置から前記第1位置に移動する、逆止弁。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記第1開口部及び前記第2開口部は、前記軸方向に互いに対向する、請求項1に記載の逆止弁。
【請求項3】
前記ケース内に固定され、前記流路の一部分を形成する中間部材を備え、
前記弁体が前記第2位置にあるときに前記流路の前記一部分が閉鎖され、
前記中間部材は、前記弁体の前記軸方向と非平行な方向への移動を規制する、請求項1に記載の逆止弁。
【請求項4】
前記中間部材には、前記軸方向に貫通する貫通穴が設けられ、
前記弁体は、前記貫通穴において前記中間部材と摺動する部分を含む、請求項3に記載の逆止弁。
【請求項5】
前記中間部材は、ポリアセタールを主成分とする樹脂を含む、請求項4に記載の逆止弁。
【請求項6】
前記弁体は、基部と、前記基部から前記軸方向に延びる軸部と、を含み、
前記中間部材は、前記基部の前記軸方向と非平行な方向への移動を規制する第1規制部と、前記軸部の前記軸方向と非平行な方向への移動を規制する第2規制部と、を含む、請求項3に記載の逆止弁。
【請求項7】
前記第1規制部は、前記弁体の軸線を中心として周方向に間隔を空けて配置された複数の第1規制部要素を含む、請求項6に記載の逆止弁。
【請求項8】
前記弾性体は、前記複数の第1規制部要素によって囲まれる領域に配置されている、請求項7に記載の逆止弁。
【請求項9】
前記弁体は、前記第2位置にあるときに前記中間部材に接触する弁シール部材を含み、前記軸部は、前記弁シール部材を貫通している、請求項6に記載の逆止弁。
【請求項10】
前記中間部材は、前記ケース本体の内周面に接触する中間シール部材を含む、請求項3に記載の逆止弁。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、逆止弁に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されているように、第1位置及び第2位置の間を移動可能な弁体を含む逆止弁が知られている。弁体は、第1位置にあるとき、逆止弁内の流路を開放する。弁体は、第2位置にあるとき、逆止弁内の流路を閉鎖し、流体の逆流を抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭60―51369号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された逆止弁は、上述の逆流抑制機能を解除するための解除装置として、弁体を第2位置から第1位置へ移動させるための摺動具を含む。しかしながら、特許文献1に開示された逆止弁では、弁体を第1位置から第2位置に移動させるために、摺動具を、弁体の軸方向と非平行な方向から弁体に接触させる必要がある。このような摺動具を含む逆止弁は、大型化する。本発明は、逆流抑制機能を解除可能な逆止弁の大型化を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施の形態による逆止弁は、
第1開口部及び第2開口部を含む逆止弁であって、
前記第1開口部を含むケース本体及び前記第2開口部を含むケース蓋体を含むケースと、
前記ケース内に配置され、第1位置と第2位置との間を軸方向に移動可能な弁体と、
前記弁体を前記第2位置に向けて押す弾性体と、を備え、
前記弁体が前記第1位置にあるときに前記第1開口部及び前記第2開口部の間の流路が開放され、前記弁体が前記第2位置にあるときに前記流路が閉鎖され、
前記ケース蓋体は、前記ケース本体に対して前記軸方向に移動可能であり、
前記ケース本体に対して前記ケース蓋体を前記軸方向に移動させることによって、前記弁体は、前記第2位置から前記第1位置に移動する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、逆流抑制機能を解除可能な逆止弁の大型化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施の形態を説明するための図であって、逆止弁の斜視図である。
図2は、図1の逆止弁を第2開口部から観察したときの平面図である。
図3は、図2の逆止弁のIII-O-III線による断面図であり、逆止弁が第1流れを抑制するときの状態を示す断面図である。
図4は、図2の逆止弁のIII-O-III線による断面図であり、逆止弁が第2流れを許容するときの状態を示す断面図である。
図5は、図2の逆止弁のIII-O-III線による断面図であり、逆止弁が第1流れの抑制を解除するときの状態を示す断面図である。
図6は、図1の逆止弁に含まれるケース本体の断面図である。
図7は、図1の逆止弁に含まれる底板部の分解斜視図である。
図8は、図1の逆止弁に含まれる弾性体及び弁体の斜視図である。
図9は、図1の逆止弁に含まれる中間部材の本体部の斜視図である。
図10は、図1の逆止弁に含まれるケース蓋体の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の一実施の形態は、以下の[1]~[12]に関する。
【0009】
[1] 第1開口部及び第2開口部を含む逆止弁であって、
前記第1開口部を含むケース本体及び前記第2開口部を含むケース蓋体を含むケースと、
前記ケース内に配置され、第1位置と第2位置との間を軸方向に移動可能な弁体と、
前記弁体を前記第2位置に向けて前記軸方向に押す弾性体と、を備え、
前記弁体が前記第1位置にあるときに前記第1開口部及び前記第2開口部の間の流路が開放され、前記弁体が前記第2位置にあるときに前記流路が閉鎖され、
前記ケース蓋体は、前記ケース本体に対して前記軸方向に移動可能であり、
前記ケース本体に対して前記ケース蓋体を前記軸方向に移動させることによって、前記弁体は、前記第2位置から前記第1位置に移動する、逆止弁。
【0010】
[2] 前記第1開口部及び前記第2開口部は、前記軸方向に互いに対向する、[1]の逆止弁。
(【0011】以降は省略されています)
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