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公開番号
2025091208
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206344
出願日
2023-12-06
発明の名称
ルーフ構造
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60J
3/00 20060101AFI20250611BHJP(車両一般)
要約
【課題】放射冷却性能を更に高め、車室の温度上昇を抑制し得るルーフ構造を提供する。
【解決手段】ルーフ構造は、車両のルーフパネルと、その車室側に配置されたルーフトリムを備える。ルーフパネルが、その外部側表面に配置され車両の外部に向けて遠赤外線を放射する放射冷却層を有する。ルーフトリムが、その一部に日除け機能を有する脱着部位を有する。脱着部位が、車両の窓ガラスの内面に沿って固定可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のルーフパネルと、その車室側に配置されたルーフトリムを備えたルーフ構造であって、
前記ルーフパネルが、その外部側表面に配置され前記車両の外部に向けて遠赤外線を放射する放射冷却層を有し、
前記ルーフトリムが、その一部に日除け機能を有する脱着部位を有し、
前記脱着部位が、前記車両の窓ガラスの内面に沿って固定可能である
ことを特徴とするルーフ構造。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記脱着部位が、折りたたみ収容可能な折りたたみ部材又はスライド収容可能なスライド部材を有することを特徴とする請求項1に記載のルーフ構造。
【請求項3】
前記折りたたみ部材又は前記スライド部材が、振動を規制する振動規制部材を有することを特徴とする請求項2に記載のルーフ構造。
【請求項4】
前記脱着部位が、複数の脱着部材からなることを特徴とする請求項1に記載のルーフ構造。
【請求項5】
前記脱着部位が、紫外線、可視光線又は近赤外線を反射する太陽光反射層を有することを特徴とする請求項1に記載のルーフ構造。
【請求項6】
前記ルーフトリムが、前記脱着部位が脱着されて形成された開口部に配置され、前記ルーフパネルと前記ルーフトリムとの間のルーフトリム裏空間と前記車室との間の通気性を確保可能な孔を有する侵入防止部材を更に有することを特徴とする請求項1に記載のルーフ構造。
【請求項7】
前記侵入防止部材が、前記開口部に前記ルーフトリムからスライドさせて配置されることを特徴とする請求項6に記載のルーフ構造。
【請求項8】
前記ルーフトリムが、前記ルーフトリム裏空間と前記車室との間の通気性を確保可能な孔を有する侵入防止構造を有し、
前記ルーフトリムと前記侵入防止部材とが重なり合ったときに互いの孔を閉止可能である
ことを特徴とする請求項7に記載のルーフ構造。
【請求項9】
前記ルーフパネルと前記ルーフトリムとの間のルーフトリム裏空間に配置された気流発生装置を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のルーフ構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ルーフ構造に係り、さらに詳細には、放射冷却性能を更に高め、車室の温度上昇を抑制し得るルーフ構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、簡単な構造によって不使用時におけるヘッドクリアランスを確保できるようにして、重量増加や製造コストを抑制しつつ室内空間を拡大することのできる車両用サンバイザーが開示されている。この車両用サンバイザーは、車室内の天井部に配置されるルーフライニングに切欠き孔が設けられ、切欠き孔内に格納可能な遮光パネルが設けられ、遮光パネルの前縁部または側縁部を切欠き孔の縁部に枢支する枢支手段と、遮光パネルを切欠き孔内に格納した状態で、遮光パネルを切欠き孔内に固定可能な固定手段が設けられていることを特徴とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-148443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されたような車両用サンバイザーでは、例えば、フロントウインドシールドから車室への日射のうち防げる日射は一部であり、車室の温度上昇を抑制する効果が限定的であるという問題点があった。
【0005】
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであって、放射冷却性能を更に高め、車室の温度上昇を抑制し得るルーフ構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、前記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、所定の放射冷却層を有するルーフパネルを備え、ルーフトリムがその一部に日除け機能を有し車両の窓ガラスの内面に沿って固定可能である脱着部位を有することにより、前記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明のルーフ構造は、車両のルーフパネルと、その車室側に配置されたルーフトリムを備える。
ルーフパネルが、その外部側表面に配置され車両の外部に向けて遠赤外線を放射する放射冷却層を有する。
ルーフトリムが、その一部に日除け機能を有する脱着部位を有する。
脱着部位が、車両の窓ガラスの内面に沿って固定可能である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、上述の放射冷却層を有するルーフパネルを備え、ルーフトリムがその一部に日除け機能を有し車両の窓ガラスの内面に沿って固定可能である脱着部位を有することとしたため、放射冷却性能を更に高め、車室の温度上昇を抑制し得るルーフ構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明のルーフ構造の第1実施形態を適用する車両の一部を模式的に示す側面図である。
図1に示したルーフ構造のA部位及びB部位における脱着部位の装着状態及び脱着状態を説明する断面図である。
第1実施形態のルーフ構造における冷却効果を示すグラフである。
第2実施形態のルーフ構造のA部位における脱着部位の脱着状態を説明する斜視図である。
第3実施形態のルーフ構造のA部位及びB部位における脱着部位の装着状態及び脱着状態を説明する断面図である。
第4実施形態のルーフ構造のA部位及びB部位における脱着部位の装着状態及び脱着状態を説明する断面図である。
第5実施形態のルーフ構造のA部位及びB部位における脱着部位の装着状態及び脱着状態を説明する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明のルーフ構造の若干の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下で引用する図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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