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公開番号
2025091088
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206085
出願日
2023-12-06
発明の名称
粉体飛散防止装置及び粉体飛散防止方法
出願人
国立大学法人三重大学
,
ロート製薬株式会社
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
B65G
69/18 20060101AFI20250611BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】粉体の飛散を防止することができる粉体飛散防止装置及び粉体飛散防止方法を提供する。
【解決手段】粉体飛散防止装置10は、容器1の上端部外面1aに対して隙間Gを設けて配置されるノズル3を備え、ノズル3の噴出口4から隙間Gに向けて空気を噴き出すことにより、容器1の上方で下向きの引き込み気流F2を発生するように構成されている。これにより、飛散しようとする粉体を容器1内に送り込む作用を奏して、粉体の飛散を防止することができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
容器の上端部外面に対して隙間を設けて配置されるノズルを備え、前記ノズルの噴出口から前記隙間に向けて空気を噴き出すことにより、前記容器の上方で下向きの引き込み気流を発生するように構成されている粉体飛散防止装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記ノズルは、平面視で環状に延在している請求項1に記載の粉体飛散防止装置。
【請求項3】
前記噴出口は、スリットによって形成されている請求項1に記載の粉体飛散防止装置。
【請求項4】
前記ノズルは、送風機から送り出された空気が充填される内部空間を有し、前記内部空間で圧縮された空気を前記噴出口から噴き出す請求項1に記載の粉体飛散防止装置。
【請求項5】
前記ノズルは、前記隙間に面し且つ上下方向に沿って延びた内側片部を有し、前記噴出口から前記内側片部の外面に沿って下向きに空気を噴き出す請求項1に記載の粉体飛散防止装置。
【請求項6】
前記ノズルは、前記隙間に面する内側片部を有し、
前記内側片部は、縦断面視において翼型の輪郭に沿って湾曲している請求項1に記載の粉体飛散防止装置。
【請求項7】
粉体が投入される容器の上端部外面に対して隙間を設けてノズルを配置し、
前記ノズルの噴出口から前記隙間に向けて空気を噴き出すことにより、前記容器の上方で下向きの引き込み気流を発生させて、飛散しようとする粉体を前記容器内に送り込む粉体飛散防止方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、容器に投入した粉体の飛散を防止するための装置及び方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
図8は、医薬品や化粧品などを製造する過程において、液体Lと混合するために粉体Pを容器90に投入する工程を模式的に示している。医薬品や化粧品などでは、フラッシング性(噴流性)の高い粉体Pが用いられることが多く、投入した粉体Pが図8(B)の如く飛散して粉塵が発生することがある。このような粉塵は、作業者の健康的安全面に悪影響を及ぼすとともに作業環境の汚染につながることから、粉体の飛散を防止する手法の提案が強く望まれる。
【0003】
一つの対策として、容器90の近傍に集塵機91を設置し、飛散しようとする粉体Pを回収することが考えられる。しかし、飛散した粉体Pは様々な方向に拡散し、浮遊している時間も長いため、局所的に設置される集塵機91では粉体Pを効率的に回収することが難しい。また、集塵機91の設置によって作業スペースが減少する恐れもある。一方で、アイソレータやセーフティブース(登録商標)などの大型の集塵装置は、設備が大掛りになるため導入のハードルが高い。
【0004】
別の対策として、粉塵が発生しない程度に、微量の粉体Pを容器90に少しずつ投入することが考えられる。しかし、粉体Pの投入時間が長くなることにより生産効率の低下が避けられないため、実用に見合わない。
【0005】
特許文献1では、粉体の飛散を防止して回収するための装置が提案されている。但し、当該装置は、飛散した粉体を空気と共に吸い込んで回収することを企図したものである。
【0006】
特許文献2には、空気の流れを生じさせる羽根無しの送風機組立体が開示されているが、上記の如き粉体の飛散に関して、その解決手段を示唆するものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
実用新案登録第2540558号公報
特開2009-62987号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本開示は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、粉体の飛散を防止することができる粉体飛散防止装置及び粉体飛散防止方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の粉体飛散防止装置は、容器の上端部外面に対して隙間を設けて配置されるノズルを備え、前記ノズルの噴出口から前記隙間に向けて空気を噴き出すことにより、前記容器の上方で下向きの引き込み気流を発生するように構成されている。
【0010】
本開示の粉体飛散防止方法は、粉体が投入される容器の上端部外面に対して隙間を設けてノズルを配置し、前記ノズルの噴出口から前記隙間に向けて空気を噴き出すことにより、前記容器の上方で下向きの引き込み気流を発生させて、飛散しようとする粉体を前記容器内に送り込むものである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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