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公開番号2025090750
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2025039245,2022534456
出願日2025-03-12,2020-12-11
発明の名称血管内血液ポンプの支持構造
出願人プロシリオン インコーポレイテッド
代理人個人
主分類A61M 60/13 20210101AFI20250610BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】血管内血液ポンプのための位置特定および位置決め構造および方法に関する。
【解決手段】血管内装置を支持する(例えば、その位置特定および/または位置決め)ための改良されたシステムは、例えば、複数要素構成を提供する。支柱の組は、任意に血管内装置から突出し、血管壁と接触する。ポンプの位置特定および位置決めは、支柱によって、および/または位置特定を確実にするために推進力に対向するテザーの使用によって提供されることができる。
【選択図】図3A
特許請求の範囲【請求項1】
血流補助システムであって、
入口ポートを有するポンプハウジングを含むポンプと、
前記ポンプハウジングに結合され、または前記ポンプハウジングとともに形成される複数の支柱を含む支持構造であって、前記ポンプハウジングの遠位端は、前記複数の支柱のそれぞれの近位端に隣接して配置され、前記支持構造は、前記複数の支柱が前記ポンプハウジングに対して外向きに延在する拡張構成と、前記ポンプがシース内に配置される折り畳み構成と、を有し、前記折り畳み構成では、前記ポンプの長手方向中心軸から前記支柱の半径方向外側表面まで測定した、各支柱の少なくとも一部の横方向寸法は、前記ポンプの前記長手方向中心軸から前記ポンプハウジングの半径方向外側表面まで測定した、前記ポンプハウジングの横方向寸法以下であり、前記支持構造は、前記支持構造が前記シース内で前記折り畳み構成にあるとき、前記入口ポートに隣接して前記ポンプハウジングに結合され、または前記ポンプハウジングとともに形成される、支持構造と、
を備える、
血流補助システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記支柱の前記少なくとも一部の前記横方向寸法が、前記ポンプハウジングの前記横方向寸法よりも小さい、
請求項1に記載の血流補助システム。
【請求項3】
モータハウジングと、前記モータハウジング内に配置されたモータと、をさらに備え、前記支柱の前記少なくとも一部の前記横方向寸法が、前記モータハウジングの横方向寸法よりも小さい、
請求項1に記載の血流補助システム。
【請求項4】
前記支柱の遠位部分に凸状接触パッドをさらに備え、前記凸状接触パッドは、前記支柱の長手方向軸に対して横方向の凸部を含み、前記ポンプハウジングが配置される血管壁からの前記ポンプハウジングの間隔を維持するために血管壁に接触するように構成される、
請求項1に記載の血流補助システム。
【請求項5】
前記接触パッドのそれぞれが、鋭いエッジまたはフックのない滑らかな表面を含む、
請求項4に記載の血流補助システム。
【請求項6】
前記支柱が、前記支柱を前記シースの管腔に折り畳むのを容易にするために、その細長本体に沿って少なくとも1つの屈曲部を備える、
請求項1に記載の血流補助システム。
【請求項7】
前記ポンプハウジングから離れるように延在するテザーをさらに備え、前記テザーは、その両端において反対方向に加えられる荷重に対向するように構成される、
請求項1に記載の血流補助システム。
【請求項8】
前記テザーが、前記テザーの近位端に接続可能な供給源からインペラに動作可能に結合されたモータに電流を伝達するように構成された導体を備える、
請求項7に記載の血流補助システム。
【請求項9】
前記凸状接触パッドが、使用時に前記血管壁から離れるようにフレアまたは傾斜する、
請求項4に記載の血流補助システム。
【請求項10】
血流補助システムであって、
長手方向中心軸と、血液が流れるポートを含むポンプハウジングとを含むポンプと、
複数の支柱を備える支持構造であって、前記複数の支柱は、前記ポートに隣接して前記ポンプハウジングに結合され、または前記ポンプハウジングとともに形成されるそれぞれの近位端を有し、前記複数の支柱の前記近位端は、少なくとも部分的に前記ポートの周りに配置され、前記支持構造は、前記複数の支柱が前記ポンプハウジングに対して外向きに延在する拡張構成と、前記ポンプハウジングがシース内に配置されている状態で前記支持構造に結合され、または前記支持構造とともに形成される折り畳み構成と、を有し、前記折り畳み構成では、前記血流補助システムの作動中に組織に面するように構成された各支柱の半径方向外側の表面の少なくとも一部は、前記ポンプの前記長手方向中心軸から前記半径方向外側の表面まで測定した横方向寸法が、前記ポンプの前記長手方向中心軸から、前記血流補助システムの作動中に組織に面するように構成された前記ポンプハウジングの表面まで測定した前記ポンプハウジングの横方向寸法以下である、支持構造と、
を備える、
血流補助システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本分野は、血管内血液ポンプのための位置特定および位置決め構造および方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2019年12月13日に出願された米国仮特許出願第62/947,940号の優先権を主張し、その全内容は、その全体があらゆる目的のために参照により本明細書に組み込まれる。本出願はまた、2019年12月3日に出願された米国仮特許出願第62/943,062号の優先権を主張する2020年12月2日に出願された国際出願第PCT/US2020/062928号の優先権を主張し、これらのそれぞれの全内容は、その全体があらゆる目的のために参照により本明細書に組み込まれる。本出願とともに出願された出願データシートにおいて外国または国内の優先権主張が特定されているあらゆる出願は、米国特許規則1.57の下で参照により本明細書に組み込まれる。
【0003】
心臓補助装置および機械的循環補助の分野では、血液ポンプが使用されて、身体を通って血液を循環させる際に心臓を補助する。これらの血液ポンプのいくつかは、血管内血液ポンプであり、血管内での使用のために設計または適合されている。
【0004】
いくつかの血管内血液ポンプは、血管内ポンプを血管の内壁に固定するためのフックを含むものとして説明されている。フックは、直接的な局所接触を介して、血管の軸に沿った装置の並進および血管の軸を中心とした装置の回転を防止する。
【発明の概要】
【0005】
並進を制限または防止し、回転を制限または防止し、いくつかの解剖学的構造に対するポンプのいくつかの部分の位置を維持するのを助けることができるポンプのための支持または位置特定構造、またはこれらの任意の組み合わせが必要である。位置特定構造は、急性、半急性、半慢性、または慢性使用のために設計されることができる。
【0006】
血液は、装置にとって過酷な環境であり、血管内の血栓、異物、または病原体は、致命的な結果をもたらす可能性がある。予想される使用期間を十分に超えて生体適合性、非血栓形成性および非溶血性である新規な位置特定構造が必要とされている。さらに、新規な位置特定手段の機能および取り外しは、予想される使用期間中に起こり得るあらゆる内皮化と優先的に一致すべきである。
【0007】
血管内装置のための新規な位置特定構造は、好ましくは、材料および表面の生体適合性、血行動態適合性のための設計(血流媒介血栓形成性および溶血および自然な流れの破壊の低減または最小化)、血管または他の解剖学的構造の内部への外傷の低減または最小化、十分な位置特定および動きの自由度、ならびに位置特定装置が提供する治療が完了したときの取り外し可能性を提供する。
【0008】
血管内血液ポンプまたは他の血管内装置などの医療装置のための位置特定および位置決めシステムおよび方法が本明細書に開示される。様々な実施形態は、以下の要素のうちの1つ以上を備える:位置特定されるべき装置から延在する支柱であって、血管壁との一定または断続的な接触を提供する前記支柱;並進を制限し、位置決めを補助するテザー(例えば、電力リード);および位置特定を維持するための推進。
【0009】
いくつかの実施形態では、位置特定および位置決めシステムは、血管壁または他の解剖学的特徴に接触するために装置から遠位方向および半径方向外側に延在する突起である支柱を備える支持構造の一部であるか、またはそれを含むことができる。様々な図示の実施形態は、ポンプハウジングおよびインペラの遠位に延在する支柱を示す。しかしながら、代わりに、支柱のいずれかが代わりにポンプヘッドの近位(例えば、モータハウジングの近位)に延在してもよいことを理解されたい。そのような実施形態では、1つ以上の支柱は、駆動ユニットまたはシュラウドから近位に延在することができる。さらに他の実施形態では、1つ以上の、例えば第1の複数の支柱は、ポンプハウジングおよびインペラの遠位に延在することができ、1つ以上の、例えば第2の複数の支柱は、ポンプヘッドの近位(例えば、モータハウジングの近位)に延在することができる。支柱は、拡張構成での所与の外向きの半径方向力に対して、折り畳み構成での半径方向力および/または拡張構成から折り畳み構成に移動する力が低減される(例えば、最小化される)ように成形、形成、および処理されることができる。
【0010】
支柱は、ニチノールのような生体適合性金属、形状記憶合金、または合金からなるか、または他の方法で形成されてもよく、特定の形状および/または幾何学的形状を有するように設計されてもよい。血管の内壁または何らかの他の解剖学的特徴との一定のまたは断続的な接触を通して、支柱は、位置特定または位置決めまたはその双方を提供することができる。位置決めされる装置は、複数組の支柱を有することができ、これらは、1つ以上の角度または任意の角度で装置から突出することができる。いくつかの実施形態では、支柱は、フックのような特徴を有してもよい。他の実施形態では、支柱は、血管壁の表面と接合するパッドを有してもよい。血管内装置とともに使用するために、支柱は、シース内に嵌合するための折り畳み構成と、位置特定および/または位置決めを提供するための拡張構成とを有することができる。いくつかの実施形態では、支柱は、フックまたは他の特徴が折り畳み構成でシースの内壁に接触するのを防ぐために、膝部(またはねじれもしくは曲がり)を有してもよい。支柱は、拡張構成における所与の外向き半径方向力に対して、折り畳み構成における半径方向力および/または拡張構成から折り畳み構成に移動するのに必要な力が低減または最小化されるように成形、形成、および処理されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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