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公開番号2025090725
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2025038244,2021519581
出願日2025-03-11,2019-10-10
発明の名称官能化シクロオクテンを調製するためのプロセス
出願人タンボ・インコーポレイテッド,ザ リサーチ ファウンデーション フォー ザ ステイト ユニバーシティ オブ ニューヨーク,THE RESEARCH FOUNDATION FOR THE STATE UNIVERSITY OF NEW YORK
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類C07H 15/252 20060101AFI20250610BHJP(有機化学)
要約【課題】官能化シクロオクテンを調製するためのプロセスの提供。
【解決手段】本開示は、官能化シクロオクテンを調製するためのプロセス、およびそれによって調製される合成中間体に関する。本開示は、対象に治療薬を送達するための、改善された水溶性を有する、そのような反応で使用するための官能化ペイロード組成物を調製するための方法を提供する。本開示による官能化ペイロードは、非置換シクロオクテンに連結されたペイロードと比較して改善された水溶性を有し、したがって、より容易に配合および投与される。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
本願明細書に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、米国特許法第119条(e)の下で、2018年10月10日に提出された米国仮特許出願第62/744,041号に対する利益を主張するものであり、その全体は参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 3,100 文字)【0002】
本開示は、官能化シクロオクテンを調製するためのプロセス、およびそれによって調製される合成中間体に関する。
【背景技術】
【0003】
生体直交共役またはクリック反応は、生体系に見られる選択的な直交(相互作用しない)機能であり、化学、化学生物学、分子診断学、および医学の分野において様々な用途で使用されており、分子、細胞、粒子、および表面の選択的操作、ならびにインビトロおよびインビボでの生体分子のタグ付けおよび追跡を容易にするために使用することができる。これらの反応は、シュタウディンガーライゲーション、アジド-シクロオクチン環状付加、および逆電子需要ディールス-アルダー反応を含む。本開示は、対象に治療薬を送達するための、改善された水溶性を有する、そのような反応で使用するための官能化ペイロード組成物を調製するための方法を提供する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示による官能化ペイロードは、非置換シクロオクテンに連結されたペイロードと比較して改善された水溶性を有し、したがって、より容易に配合および投与される。
【0005】
本明細書において提供されるのは、式Iの化合物
JPEG
2025090725000001.jpg
27
41
(式中、


は、-OR

、任意選択的に置換されたヘテロシクリル、およびアミノ酸部分からなる群から選択され、
nは、0、1、2、3または4であり、
各R

は、独立して、C
1-4
アルキル、C
1-4
ハロアルキル、およびC
1-4
アルコキシであり、
Dはペイロード部分であり、


は水素またはC
1-4
アルキルである)またはその塩を調製するプロセスであって、
式IIの化合物を、
JPEG
2025090725000002.jpg
28
54
HO-R

、任意選択的に置換されたヘテロシクリルもしくはアミノ酸部分、またはそれらの塩、および式IIIの化合物
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2025090725000003.jpg
17
38
(式中、各R

は、塩基の存在下、有機溶媒中で、独立してC
1-4
アルキルである)と接触させることを含む、プロセスである。
【0006】
また、式Xの化合物
JPEG
2025090725000004.jpg
27
47
(式中、


は、-OR

、任意選択的に置換されたヘテロシクリル、およびアミノ酸部分からなる群から選択され、
nは、0、1、2、3または4であり、
各R

は、独立して、C
1-4
アルキル、C
1-4
ハロアルキル、およびC
1-4
アルコキシであり、


は水素またはC
1-4
アルキルである)またはその塩を調製するプロセスであって、
式IVの化合物を、
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2025090725000005.jpg
28
62
HO-R

、任意選択的に置換されたヘテロシクリルもしくはアミノ酸部分、またはそれらの塩、および式IIIの化合物
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2025090725000006.jpg
17
34
(式中、各R

は、塩基の存在下、有機溶媒中で、独立してC
1-4
アルキルである)と接触させることを含む、プロセスも提供される。
【0007】
また、式Iの化合物
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2025090725000007.jpg
25
41
(式中、


は、-OR

、任意選択的に置換されたヘテロシクリル、およびアミノ酸部分からなる群から選択され、
nは、0、1、2、3または4であり、
各R

は、独立して、C
1-4
アルキル、C
1-4
ハロアルキル、およびC
1-4
アルコキシであり、
Dはペイロード部分であり、


は水素またはC
1-4
アルキルである)またはその塩を調製するプロセスであって、
式Xの化合物
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2025090725000008.jpg
23
45
またはその塩を、塩基の存在下、有機溶媒中でペイロード部分またはその塩と接触させることを含む、プロセスも提供される。
【0008】
また、式IVの化合物
JPEG
2025090725000009.jpg
27
72
(式中、
nは、0、1、2、3、または4であり、
各R

は、独立して、水素またはC
1-4
アルキルである)またはその塩を含む組成物を調製するプロセスであって、
1当量の式Vの化合物
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2025090725000010.jpg
26
39
またはその塩を、15~30℃の温度で5~10時間、塩基の存在下、15~25体積の無水有機溶媒中で、3~5当量の炭酸N,N’-ジスクシンイミジルと接触させることを含む、プロセスも提供される。
【0009】
また、式VIの化合物
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2025090725000011.jpg
24
37
(式中、
nは、0、1、2、3、または4であり、
各R

は、独立して、C
1-4
アルキル、C
1-4
ハロアルキル、およびC
1-4
アルコキシである)またはその塩の1つ以上の立体異性体を含む組成物を分解するためのプロセスであって、
(a)式VIの1つ以上の立体異性体を含む組成物をキラル塩基と接触させて、式VIの化合物のキラル塩を提供するステップと、
(b)ステップ(a)の組成物を冷却するステップと、
(c)式VIの化合物のキラル塩を単離するステップと、
(d)式VIの化合物のキラル塩を加水分解して、式VIの化合物またはその塩を含む鏡像異性的に濃縮された組成物を提供するステップと、を含む、プロセスも提供される。
【0010】
特定の実施形態において、プロセスは、ステップ(d)の前にステップ(b)および(c)を繰り返すことを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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