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公開番号
2025090723
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2025038216,2022521307
出願日
2025-03-11,2020-10-09
発明の名称
メッセンジャーRNAの組成物、方法および使用
出願人
トランスレイト バイオ, インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
48/00 20060101AFI20250610BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】腫瘍のサイズ/体積を低減させ、腫瘍増殖を阻害するのに特に有効な、がん治療の方法および組成物を提供する。
【解決手段】一態様では、本発明は、とりわけ、がんを治療する方法であって、腫瘍のサイズが低減するまたは腫瘍の増殖が阻害されるような有効用量および投与間隔で脂質ナノ粒子内に封入されたタンパク質またはペプチドをコードするmRNAを含む組成物を、がんの治療を必要とする対象に投与することを含む、方法を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
がんを治療する方法であって、腫瘍のサイズが低減するまたは腫瘍の増殖が阻害されるような有効用量および投与間隔で、脂質ナノ粒子内に封入されたタンパク質またはペプチドをコードするmRNAを含む組成物を、がんの治療を必要とする対象に投与することを含む、方法。
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【請求項2】
がんを治療する方法であって、腫瘍のサイズが低減するまたは腫瘍の増殖が阻害されるような有効用量および投与間隔で、1つ以上の脂質ナノ粒子内に封入されたタンパク質またはペプチドを各々コードする2つ以上のmRNAを含む組成物を、がんの治療を必要とする対象に投与することを含み、前記2つ以上のmRNAのうちの少なくとも2つは、各々、他のmRNAとは異なるタンパク質またはペプチドをコードする、方法。
【請求項3】
前記2つ以上のmRNAが、第1の脂質ナノ粒子内に封入された第1のタンパク質またはペプチドをコードする第1のmRNAと、第2の脂質ナノ粒子に封入された第2のタンパク質またはペプチドをコードする第2のmRNAとを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記タンパク質または前記ペプチドのうちの少なくとも1つが、免疫反応を調節する、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記タンパク質または前記ペプチドが、IL-12、IL-2、IL-6、IL-15、STING、MCP-3、GM-CSF、FLT-3L、NLRP3、IFN-γ、TNF-α、NLRP1、CCL5、またはそれらの組み合わせである、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記2つ以上のmRNAのうち2つが、それぞれIL-12およびSTINGをコードする、請求項2または3に記載の方法。
【請求項7】
前記2つ以上のmRNAが、それぞれSTING、IL-12、およびGM-CSFをコードする少なくとも3つのmRNAを含む、請求項2または3に記載の方法。
【請求項8】
前記2つ以上のmRNAが、それぞれSTING、IL-12、FLT-3LおよびGM-CSFをコードする少なくとも4つのmRNAを含む、請求項2または3に記載の方法。
【請求項9】
前記2つ以上のmRNAが、それぞれSTING、IL-12、NLRP3およびGM-CSFをコードする少なくとも4つのmRNAを含む、請求項2または3に記載の方法。
【請求項10】
前記2つ以上のmRNAが、それぞれSTING、IL-12、IL-2およびGM-CSFをコードする少なくとも4つのmRNAを含む、請求項2または3に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年10月9日に出願された米国仮特許出願第62/913,035号に対するその利益および優先権を主張するものであり、その内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
がんは、世界の多くの地域で最も一般的な死因であり、毎年250万人を超えるがん症例が世界中で診断されている。がんの分子生物学的な理解における最近の進歩は、がんが、罹患細胞の異常な増殖を引き起こす遺伝的障害であることを示している。手術、化学療法、放射線療法、遺伝子療法、ならびに小分子およびタンパク質分子を含む、多くのがん治療が存在する。しかしながら、これらの治療は、多くの場合、細胞標的との非特異的な相互作用によって機能し、望ましくない副作用を引き起こし、疾患の根本を治療しない。がんは、現在利用可能な治療法に対して依然として高い耐性を示す。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明は、がんの治療のための改善されたmRNA治療薬を提供する。特に、本明細書に記載の方法は、がん免疫療法(immune-oncology)に有用な、免疫調節タンパク質またはペプチドをコードするmRNAの効果的なインビボ送達を提供する。
【0004】
一態様では、本発明は、とりわけ、がんを治療する方法であって、腫瘍のサイズが低減するまたは腫瘍の増殖が阻害されるような有効用量および投与間隔で脂質ナノ粒子内に封入されたタンパク質またはペプチドをコードするmRNAを含む組成物を、がんの治療を必要とする対象に投与することを含む、方法を提供する。
【0005】
別の態様では、本発明は、がんを治療する方法であって、腫瘍のサイズが低減するまたは腫瘍の増殖が阻害されるような有効用量および投与間隔で、1つ以上の脂質ナノ粒子内に封入されたタンパク質またはペプチドを各々コードする2つ以上のmRNAを含む組成物を、がんの治療を必要とする対象に、投与することを含み、2つ以上のmRNAのうちの少なくとも2つは、各々、他のmRNAとは異なるタンパク質またはペプチドをコードする、方法を提供する。
【0006】
いくつかの実施形態では、2つ以上のmRNAは、第1の脂質ナノ粒子内に封入された第1のタンパク質またはペプチドをコードする第1のmRNAと、第2の脂質ナノ粒子で封入された第2のタンパク質またはペプチドをコードする第2のmRNAとを含む。
【0007】
いくつかの実施形態では、タンパク質またはペプチドのうちの少なくとも1つは、免疫反応を調節する。いくつかの実施形態では、タンパク質またはペプチドのうちの少なくとも1つは、IL-12、IL-2、IL-6、IL-15、STING、MCP-3、GM-CSF、FLT-3L、NLRP3、IFN-γ、TNF-α、NLRP1、CCL5、またはそれらの組み合わせである。
【0008】
いくつかの実施形態では、2つ以上のmRNAのうちの2つは、それぞれIL-12およびSTINGをコードする。いくつかの実施形態では、2つ以上のmRNAは、それぞれSTING、IL-12、およびGM-CSFをコードする少なくとも3つのmRNAを含む。いくつかの実施形態では、2つ以上のmRNAは、それぞれSTING、IL-
12、FLT-3L、およびGM-CSFをコードする少なくとも4つのmRNAを含む。いくつかの実施形態では、2つ以上のmRNAは、それぞれSTING、IL-12、NLRP3およびGM-CSFをコードする少なくとも4つのmRNAを含む。いくつかの実施形態では、2つ以上のmRNAは、それぞれSTING、IL-12、IL-2およびGM-CSFをコードする少なくとも4つのmRNAを含む。
【0009】
いくつかの実施形態では、STINGは、STINGの変異体型である。いくつかの実施形態では、変異体形態は、STINGが構成的活性型になることを可能にする。
【0010】
いくつかの実施形態では、タンパク質またはペプチドのうちの少なくとも1つは、免疫反応を調節しない。
(【0011】以降は省略されています)
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