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公開番号2025090632
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2025030183,2024525410
出願日2025-02-27,2022-11-03
発明の名称ネットワークエネルギー節約のための方法、アーキテクチャ、装置、及びシステム
出願人インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類H04W 52/32 20090101AFI20250610BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ネットワークエネルギー節約のための方法及び装置を提供する。
【解決手段】本方法は、無線送信/受信ユニット(WTRU)において実装され得る。本方法は、i)1つ以上のスケジューリング要求(SR)リソースと、(ii)ウェイクアップ要求オケージョンのセットとを示す第1の情報を受信するステップを含み得、各SRリソースは、可用性の1つ以上のレベルに関連付けられ得る。本方法は、WTRUが第1のレベルの可用性にあり得ることを決定するステップを含み得る。本方法は、可用性の1つ以上のレベルのうちの可用性の第2のレベルに関連付けられたSRリソースを使用してSRが送信され得るという決定に基づいて、ウェイクアップ要求オケージョンのセットのうちの第1のウェイクアップ要求オケージョンを使用して、第1のウェイクアップ要求を送信するステップを含み得る。本方法は、第2のレベルの可用性に関連付けられたSRリソースにおいてSRを送信するステップを含み得る。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
無線送信/受信ユニット(Wireless Transmitter/Receiver Unit、WTRU)で実装される方法であって、前記方法が、
(i)1つ以上のスケジューリング要求(SR)リソース、及び(ii)ウェイクアップ要求オケージョンのセットを示す、第1の情報を受信するステップであって、各SRリソースが、可用性の1つ以上のレベルに関連付けられる、ステップと、
前記WTRUが、第1のレベルの可用性にあると決定するステップと、
前記ウェイクアップ要求オケージョンのセットのうちの第1のウェイクアップ要求オケージョンを使用して第1のウェイクアップ要求を送信するステップであって、可用性の前記1つ以上のレベルのうちの可用性の第2のレベルに関連付けられたSRリソースを使用してSRが送信されるべきであるという決定に基づいて、前記第1のウェイクアップ要求が送信される、ステップと、
前記第2のレベルの可用性に関連付けられた前記SRリソースにおいて前記SRを送信するステップと、
前記第1のウェイクアップ要求の送信後の時間期間が可用性レベルインジケーションを受信することなく終了するという条件下で、前記ウェイクアップ要求オケージョンのセットのうちの第2のウェイクアップ要求オケージョンを使用して、第2のウェイクアップ要求を送信するステップであって、前記第1のウェイクアップ要求が第1の送信電力で送信され、前記第2のウェイクアップ要求が前記第1の送信電力よりも高い第2の送信電力で送信される、ステップと、
を備える、無線送信/受信ユニット(Wireless Transmitter/Receiver Unit、WTRU)で実装される方法。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記第1のウェイクアップ要求オケージョンが前記第2のレベルの可用性に関連するという決定に基づいて、前記第1のウェイクアップ要求オケージョンが選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記WTRUが、前記第1のレベルの可用性を示す送信を受信したことに基づいて、前記第1のレベルの可用性において決定される、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記送信が、前記第1のレベルの可用性を示すダウンリンク制御情報を備える、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記送信が、前記第1のレベルの可用性を示す媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を備える、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のレベルの可用性が、前記第1のレベルの可用性を示す前記MAC CEを受信した後、又は前記MAC CEを搬送する前記送信に肯定応答した後に適用可能である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記送信が、少なくとも1つのシーケンスから生成された信号を備え、前記第1の可用性レベルが、前記少なくとも1つのシーケンスの少なくとも1つの特性に基づいて決定される、請求項3に記載の方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つの特性が、前記少なくとも1つのシーケンスを生成するために使用されるパラメータ、時間オフセット、及び周波数オフセットのいずれかを備える、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記送信が、前記第1のレベルの可用性を示す無線リソース制御(RRC)メッセージを備える、請求項3に記載の方法。
【請求項10】
前記WTRUが、任意のレベルの可用性を示す送信を受信することなく第3のレベルの可用性にあると決定した後、ある時間量が経過したと決定されると、前記WTRUが、前記第1のレベルの可用性であると決定される、請求項1又は2に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2021年11月3日に出願された米国特許出願第63/275,207号、及び2022年4月5日に出願された米国特許出願公開第63/327,462の利益を主張するものであり、その開示はその全体が参照により本願に組み入れられる。
続きを表示(約 4,600 文字)【0002】
本開示は、ネットワークエネルギー節約のための方法、アーキテクチャ、及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)無線エリアネットワーク(RAN)は、無線送信/受信ユニット(WTRU)及びネットワークのためのエネルギー節約に関する改善を論じた。例えば、新たな無線(NR)リリース15の設計は、データがない場合にネットワークからの送信を減らすことによってエネルギー節約を改善することを可能にする。ネットワークは、例えば、受信及び/又はビームフォーミングのためのベースバンド処理のような、送信以外の処理動作のためにかなりのエネルギーを消費し得る。以下に記載される実施形態は、上記を念頭に置いて設計されている。
【発明の概要】
【0004】
本明細書では、ネットワークエネルギー節約を対象とした方法、アーキテクチャ、装置、及びシステムについて説明する。一実施形態では、方法は、WTRUで実施され得る。
本方法は、i)1つ以上のスケジューリング要求(SR)リソースと、(ii)ウェイクアップ要求オケージョンのセットとを示す第1の情報を受信するステップを含み得、各SRリソースは、可用性(利用可能性:availability)の1つ以上のレベルに関連付けられ得る。本方法は、WTRUが第1のレベルの可用性にあり得ることを決定するステップを含み得る。本方法は、ウェイクアップ要求オケージョンのセットのうちの第1のウェイクアップ要求オケージョンを使用して第1のウェイクアップ要求を送信するステップを含み得、可用性の1つ以上のレベルのうちの可用性の第2のレベルに関連付けられたSRリソースを使用してSRが送信され得るという決定に基づいて第1のウェイクアップ要求が送信され得る。本方法は、第2のレベルの可用性に関連付けられたSRリソースにSRを送信するステップを含み得る。第1のウェイクアップ要求の送信後の時間期間が可用性レベルインジケーションを受信することなく終了するという条件下で、WTRUは、ウェイクアップ要求オケージョンのセットのうちの第2のウェイクアップ要求オケージョンを使用して第2のウェイクアップ要求を送信し得、第1のウェイクアップ要求が第1の送信電力で送信され得、第2のウェイクアップ要求が、第1の送信電力よりも高くてもよい第2の送信電力で送信され得る。一実施形態では、送信機、受信機、プロセッサ、及びメモリのいずれかを含む装置は、本明細書で説明される方法を実行するように構成され得る。
【図面の簡単な説明】
【0005】
例として本明細書に添付される図面と併せて与えられる以下の詳細な説明から、より詳細な理解を得ることができる。そのような図面の図は、詳細な説明と同様に、例示的なものである。したがって、図及び詳細な説明は限定的であるとみなされるべきではなく、その他の同様に効果的な実施例が可能であり、その可能性が高い。更に、図(「FIG」)内の同様の参照番号(「ref」)は、同様の要素を示している。
1つ以上の開示された実施形態が実装され得る、例示的な通信システムを例解する、システム図である。
図1Aに例解される通信システム内で使用され得る例示的な無線送信/受信ユニット(WTRU)を例解するシステム図である。
図1Aに例解される通信システム内で使用され得る、例示的な無線アクセスネットワーク(RAN)及びコアネットワーク(CN)を例解するシステム図である。
図1Aに例解される通信システム内で使用され得る、更なる例示的なRAN及びCNを例解するシステム図である。
ネットワークエネルギー節約を可能にするWTRU動作の一例を示す送信タイミング図である。
ネットワークエネルギー節約のための方法の一例を示す図である。
ネットワークエネルギー節約のための方法の別の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下の詳細な説明では、本明細書に開示される実施形態及び/又は実施例の完全な理解を提供するために、多数の具体的な詳細が記載されている。しかしながら、このような実施形態及び実施例は、本明細書に記載される具体的な詳細の一部又は全部を伴わずに実践され得ることが理解されるであろう。他の例では、以下の説明を不明瞭にしないように、周知の方法、手順、構成要素及び回路は詳細に説明されていない。更に、本明細書に具体的に記載されていない実施形態及び実施例は、本明細書に明示的、暗黙的かつ/又は本質的に(集合的に「提供される」)記載、開示又は他の方法で提供される実施形態及び他の実施例の代わりに、又はそれらと組み合わせて実践され得る。
【0007】
通信システムの例
図1Aは、1つ以上の開示された実施形態が実装され得る、例示的な通信システム100を例解する図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージ伝達、ブロードキャストなどのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する多重アクセスシステムであり得る。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を通じて、このようなコンテンツにアクセスすることを可能にし得る。例えば、通信システム100は、コード分割多重アクセス(code division multiple access、CDMA)、時分割多重アクセス(time division multiple access、TDMA)、周波数分割多重アクセス(frequency division multiple access、FDMA)、直交FDMA(orthogonal FDMA、OFDMA)、シングルキャリアFDMA(single-carrier FDMA、SC-FDMA)、ゼロテールユニークワードDFT-Spread OFDM(zero-tail unique-word DFT-Spread OFDM、ZT UW DTS-s OFDM)、ユニークワードOFDM(unique word OFDM、UW-OFDM)、リソースブロックフィルタ処理OFDM、フィルタバンク多重キャリア(filter bank multicarrier、FBMC)などの、1つ以上のチャネルアクセス方法を用いてもよい。
【0008】
図1Aに示されるように、通信システム100は、無線送信/受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102dと、RAN104/113と、CN106/115と、公衆交換電話網(public switched telephone network、PSTN)108と、インターネット110と、他のネットワーク112と、を含み得るが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、及び/又はネットワーク要素を企図していることが、理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作し、かつ/又は通信するように構成された、任意のタイプのデバイスであり得る。例として、それらのいずれも「局」及び/又は「STA(Station)」と称され得るWTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信及び/又は受信するように構成され得、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局、固定加入者ユニット又は移動加入者ユニット、加入ベースのユニット、無線呼出し、携帯電話、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポット又はMi-Fiデバイス、モノのインターネット(Internet of Thing、IoT)デバイス、ウォッチ又は他の着用式の、ヘッドマウントディスプレイ(head-mounted display、HMD)、車両、ドローン、医療デバイス及びアプリケーション(例えば、遠隔手術用)、工業用デバイス及びアプリケーション(例えば、工業用及び/又は自動処理チェーンコンテキストで動作するロボット及び/又は他の無線デバイス)、家電デバイス、商業用無線ネットワーク及び/又は工業用無線ネットワークで動作するデバイスなどを、含んでもよい。
WTRU102a、102b、102c、及び102dのいずれも、互換的にUEと称され得る。
【0009】
通信システム100はまた、基地局114a及び/又は基地局114bを含み得る。基地局114a、114bの各々は、CN106/115、インターネット110、及び/又は他のネットワーク112などの、1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェース接続するように構成された、任意のタイプのデバイスであってもよい。例として、基地局114a、114bは、基地局トランシーバ(BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、gNB、NRノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、無線ルータなどであり得る。基地局114a、114bは、各々単一の要素として図示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局及び/又はネットワーク要素を含み得ることが理解されよう。
【0010】
基地局114aは、基地局コントローラ(base station controller、BSC)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、中継ノードなど、他の基地局及び/又はネットワーク要素(図示せず)も含み得る、RAN104/113の一部であり得る。基地局114a及び/又は基地局114bは、セル(図示せず)と称され得る、1つ以上の搬送波周波数で無線信号を送信、かつ/又は受信するように、構成され得る。これらの周波数は、認可スペクトル、未認可スペクトル、又は認可スペクトルと未認可スペクトルとの組み合わせであり得る。セルは、相対的に固定され得るか、又は経時的に変化し得る特定の地理的エリアに、無線サービスのカバレッジを提供し得る。セルは、セルセクタに更に分割され得る。例えば、基地局114aと関連付けられたセルは、3つのセクタに分割され得る。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つのトランシーバを、すなわち、セルのセクタごとに1つのトランシーバを含み得る。一実施形態では、基地局114aは、多重入力多重出力(multiple-input multiple output、MIMO)技術を採用し得、セルのセクタごとに複数のトランシーバを利用し得る。例えば、ビームフォーミングを使用して、所望の空間方向に信号を送信、かつ/又は受信してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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