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公開番号
2025090223
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205329
出願日
2023-12-05
発明の名称
優れたテクスチャを有する安定組成物
出願人
ロレアル
,
L’OREAL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/44 20060101AFI20250610BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】粘着感の少なさと濃厚な感触との両方という優れたテクスチャを提供することができる、安定組成物を提供すること。
【解決手段】本発明は、(a)少なくとも1種のジェミニ型界面活性剤と、(b)少なくとも1種のホホバエステルワックスと、(c)少なくとも1種の、C
2
~C
24
ポリオールのC
12
~C
24
脂肪酸エステルと、(d)少なくとも1つのC
8
~C
30
炭化水素系鎖で修飾されたアミノ酸及びその塩から選択される、少なくとも1種のカルボン酸又はカルボン酸塩アニオン性界面活性剤とを含む、組成物に関する。本発明による組成物は、安定であり、粘着感の少なさと濃厚な感触との両方という優れたテクスチャを提供することができる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(a)少なくとも1種のジェミニ型界面活性剤と、
(b)少なくとも1種のホホバエステルワックスと、
(c)少なくとも1種の、C
2
~C
24
ポリオールのC
12
~C
24
脂肪酸エステルと、
(d)少なくとも1つのC
8
~C
30
炭化水素系鎖で修飾されたアミノ酸及びその塩から選択される、少なくとも1種のカルボン酸又はカルボン酸塩アニオン性界面活性剤と
を含む組成物、好ましくは化粧用組成物、より好ましくは皮膚化粧用組成物。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
(a)ジェミニ型界面活性剤が、ジラウラミドグルタミドリジンナトリウム、ジミリストイルグルタミドリジンナトリウム、ジステアロイルグルタミドリジンナトリウム、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
組成物中の(a)ジェミニ型界面活性剤の量が、組成物の総質量に対して、0.01質量%~10質量%、好ましくは0.05質量%~5質量%、より好ましくは0.1質量%~1質量%である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
(b)ホホバエステルワックスが、式(II):
R
1
-COO-CH
2
-R
1
(II)
[式中、
R
1
はCH
3
(CH
2
)
y
-であり、yは16、18、20、又は22である]
の完全水素化ホホバエステルから選択される、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項5】
組成物中の(b)ホホバエステルワックスの量が、組成物の総質量に対して、0.01質量%~10質量%、好ましくは0.05質量%~5質量%、より好ましくは0.1質量%~1質量%である、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
(c)C
2
~C
24
ポリオールのC
12
~C
24
脂肪酸エステルが、ラウリン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリル、パルミチン酸グリセリル及びこれらの混合物から選択される、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
組成物中の(c)C
2
~C
24
ポリオールのC
12
~C
24
脂肪酸エステルの量が、組成物の総質量に対して、0.01質量%~10質量%、好ましくは0.05質量%~5質量%、より好ましくは0.1質量%~1質量%である、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
(d)少なくとも1つのC
8
~C
30
炭化水素系鎖で修飾されたアミノ酸及びその塩から選択される、カルボン酸又はカルボン酸塩アニオン性界面活性剤が、以下の式(III):
JPEG
2025090223000010.jpg
49
170
[式中、
Zは、8~24個の炭素原子、好ましくは8~22個の炭素原子を含む、飽和又は不飽和の直鎖状又は分枝状炭化水素系基を表し、
Xは、水素原子又はメチル基であり、
nは、0又は1に等しく、
Yは、水素原子、並びに-CH
3
、-CH(CH
3
)
2
、-CH
2
CH(CH
3
)
2
、-CH(CH
3
)CH
2
CH
3
、-CH
2
C
6
H
5
、-CH
2
C
2
H
4
OH、-CH
2
OH、-CH(OH)CH
3
、-(CH
2
)
4
NH
2
、-(CH
2
)
3
NHC(NH)NH
2
、-CH
2
C(O)O
-
M
+
、-(CH
2
)
2
C(O)OH、及び-(CH
2
)
2
C(O)O
-
M
+
基から選択される基であり、
Mは、水素原子、又はカチオン、例えば、ナトリウム、カリウム、アンモニウム若しくはトリエタノールアミンである]
によって表される、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項9】
組成物中の(d)少なくとも1つのC
8
~C
30
炭化水素系鎖で修飾されたアミノ酸及びその塩から選択される、カルボン酸又はカルボン酸塩アニオン性界面活性剤の量が、組成物の総質量に対して、0.01質量%~10質量%、好ましくは0.05質量%~5質量%、より好ましくは0.1質量%~1質量%である、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項10】
(e)少なくとも1種の飽和C
12
~C
24
脂肪族アルコール、好ましくはセチルアルコール、ステアリルアルコール、セテアリルアルコール、ミリスチルアルコール、ラウリルアルコール、トリデシルアルコール、ペンタデシルアルコール、ヘキサデシルアルコール、アラキジルアルコール、ベヘニルアルコール及びこれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種の飽和C
12
~C
24
脂肪族アルコールを更に含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、安定であり、粘着性の手触りが少なく、且つ濃厚な感触である等の優れたテクスチャを提供することができる、組成物、好ましくは化粧用組成物、より好ましくは皮膚化粧用組成物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
安定であり、相分離等を起こさない、ミルキーローション等の皮膚化粧料には、多くの需要がある。
【0003】
その一方で、消費者はまた、皮膚への塗布後に粘着性の手触りが少なく、且つ濃厚な感触である等の優れたテクスチャを提供することもできる皮膚化粧料を求める。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Milton J. Rosen、Gemini Surfactants, Properties of surfactant molecules with two hydrophilic groups and two hydrophobic groups、Cosmetics & Toiletries magazine、113巻、1998年12月、49~55頁
Milton J. Rosen、Recent Developments in Gemini Surfactants、Allured's Cosmetics & Toiletries magazine、2001年7月、116巻、7号、67~70頁
Walter Noll著、Chemistry and Technology of Silicones(1968)、Academic Press社
Cosmetics and Toiletries、第91巻、76年1月、27~32頁、Todd & Byers、Volatile Silicone Fluids for Cosmetics
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、粘着性の手触りが少ないことと、濃厚な感触であることとは、互いに相容れないことが多い。言い換えれば、粘着性の手触りが少ない化粧料が濃厚な感触を提供することは困難であり、濃厚な感触の化粧料が粘着性の少ない手触りを提供することは困難である。したがって、化粧料が、粘着感の少なさと濃厚な感触との両方という優れたテクスチャを同時に提供することは容易ではない。
【0006】
本発明の目的は、粘着感の少なさと濃厚な感触との両方という優れたテクスチャを提供することができる、安定組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の上記の目的は、
(a)少なくとも1種のジェミニ型界面活性剤と、
(b)少なくとも1種のホホバエステルワックスと、
(c)少なくとも1種の、C
2
~C
24
ポリオールのC
12
~C
24
脂肪酸エステルと、
(d)少なくとも1つのC
8
~C
30
炭化水素系鎖で修飾されたアミノ酸及びその塩から選択される、少なくとも1種のカルボン酸又はカルボン酸塩アニオン性界面活性剤と
を含む、組成物、好ましくは化粧用組成物、より好ましくは皮膚化粧用組成物によって達成されうる。
【0008】
(a)ジェミニ型界面活性剤は、ジラウラミドグルタミドリジンナトリウム、ジミリストイルグルタミドリジンナトリウム、ジステアロイルグルタミドリジンナトリウム、及びこれらの混合物からなる群から選択することができる。
【0009】
本発明による組成物中の(a)ジェミニ型界面活性剤の量は、組成物の総質量に対して、0.01質量%~10質量%、好ましくは0.05質量%~5質量%、より好ましくは0.1質量%~1質量%であってもよい。
【0010】
(b)ホホバエステルワックスは、式(II):
R
1
-COO-CH
2
-R
1
(II)
[式中、
R
1
はCH
3
-(CH
2
)
y
-であり、yは16、18、20、又は22である]
の完全水素化ホホバエステルから選択することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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