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公開番号
2025090005
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2024187149
出願日
2024-10-24
発明の名称
生体情報検出システム
出願人
株式会社村田製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
A61B
5/00 20060101AFI20250609BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】生体情報の測定に使用された生体センサを特定できる。
【解決手段】生体情報検出システム10は、生体センサ20及び生体センサ20を収容可能なケース30を備えている。生体センサ20は、第1記憶部201及び第1通信部202を備えている。ケース30は、第2通信部302、第3通信部303、及びケース制御部304を備えている。ケース制御部304は、情報受信処理、及び出力処理を実行可能である。情報受信処理は、第2通信部302で生体情報BI及びセンサ識別情報SIDを受信する処理である。出力処理は、情報受信処理で受信した生体情報BI及びセンサ識別情報SIDを互いに関連付けて、第3通信部303から外部装置に送信する処理である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
被験者の生体情報を検出する生体センサと、
前記生体センサを収容可能なケースと、
を備え、
前記生体センサは、
検出した前記生体情報及び前記生体センサ毎に固有なセンサ識別情報を記憶する第1記憶部と、
前記第1記憶部が記憶している前記生体情報及び前記センサ識別情報を送信する第1通信部と、
を備えており、
前記ケースは、
前記第1通信部が送信した前記生体情報及び前記センサ識別情報を受信する第2通信部と、
前記第2通信部が受信した前記生体情報及び前記センサ識別情報を、外部装置に無線で送信する第3通信部と、
前記第2通信部による通信及び前記第3通信部による通信を制御するケース制御部と、
を備えており、
前記ケース制御部は、
前記第2通信部で前記生体情報及び前記センサ識別情報を受信する情報受信処理と、
前記情報受信処理で受信した前記生体情報及び前記センサ識別情報を互いに関連付けて、前記第3通信部から前記外部装置に送信する出力処理と、
を実行可能である
生体情報検出システム。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記ケース制御部は、
前記ケースに対して前記生体センサが収容されているか否かを検出する判定処理と、
前記判定処理で前記ケースに対して前記生体センサが収容されたことを検出した場合に、前記情報受信処理を実行する
請求項1に記載の生体情報検出システム。
【請求項3】
前記ケース制御部は、
前記情報受信処理において受信した前記センサ識別情報を記憶する第2記憶部を備え、
前記判定処理において前記ケースに対して前記生体センサが収容されていないと判定された場合、前記第2記憶部に記憶されている前記センサ識別情報のうちの最新の前記センサ識別情報と、前記ケースに前記生体センサが収容されていないことを示す情報と、を前記外部装置に出力する通知処理を実行する
請求項2に記載の生体情報検出システム。
【請求項4】
前記ケース制御部は、
被験者毎に固有な被験者識別情報を取得する被験者情報受信処理をさらに実行可能であり、
前記ケース制御部は、
前記出力処理において、前記生体情報及び前記センサ識別情報に加えて前記被験者識別情報を互いに関連付けて前記外部装置に送信する
請求項1~3のいずれか一項に記載の生体情報検出システム。
【請求項5】
前記生体センサは、
当該生体センサが、前記ケースに対して収容されているか否かを判定する収容判定処理を実行可能なセンサ制御部をさらに備え、
前記センサ制御部は、
前記ケースから前記生体センサが取り出されてからの第1経過時間を、前記生体センサが前記ケースに収容されるまでカウントする第1カウント処理を実行可能であり、
前記第1記憶部は、前記第1カウント処理の実行中に前記生体情報を検出した場合、検出した前記生体情報と、前記生体情報を検出したときの前記第1経過時間とを関連付けて記憶し、
前記ケース制御部は、
前記情報受信処理において、前記生体情報及び前記センサ識別情報に加えて、前記生体情報を検出したときの前記第1経過時間を受信する
請求項1~4のいずれか一項に記載の生体情報検出システム。
【請求項6】
前記ケース制御部は、
前記判定処理で前記ケースに対して前記生体センサが収容されていないことが判定されてからの第2経過時間を、その後に前記判定処理で前記ケースに対して前記生体センサが収容されたと判定されるまでカウントする第2カウント処理を実行可能であり、
前記出力処理において、前記生体情報及び前記センサ識別情報に加えて、前記生体センサが収容されたと判定されたときの前記第2経過時間を互いに関連付けて前記外部装置に送信する
請求項2又は3に記載の生体情報検出システム。
【請求項7】
前記ケース制御部は、
前記判定処理で前記ケースに対して前記生体センサが収容されていないことが判定されてからの第2経過時間を、その後に前記判定処理で前記ケースに対して前記生体センサが収容されたと判定されるまでカウントする第2カウント処理と、
前記第2カウント処理でカウント中の前記第2経過時間が予め定められた規定期間を超えた場合に、前記ケースに対して前記生体センサが未収容であることを示す情報を出力する報知処理と、
を実行可能である
請求項2、3及び6のいずれか一項に記載の生体情報検出システム。
【請求項8】
前記生体センサは、前記生体情報を算出するためのデータとして静電容量値を検出する静電容量センサを備えており、
前記ケースは、前記生体センサを収容した際に、前記静電容量センサと接触する位置に配置された導体をさらに備えており、
前記ケース制御部は、前記判定処理において、
前記静電容量センサが検出する前記静電容量値に基づいて、前記ケースに対して前記生体センサが収容されているか否かを判定する
請求項2、3、6及び7のいずれか一項に記載の生体情報検出システム。
【請求項9】
前記ケースは、
前記生体センサを収容するための収容空間と、前記収容空間に向かって音を発する発音器と、
をさらに備えており、
前記生体センサは、
生体が発する音を検出する集音器と、前記生体センサが前記ケースに対して収容されているか否かを判定する収容判定処理を実行可能なセンサ制御部と、をさらに備えており、
前記センサ制御部は、前記収容判定処理において、前記発音器が発する音に基づき定められた第1規定音を前記集音器が検出したときに、前記第1通信部を介して第1信号を送信し、
前記ケース制御部は、前記判定処理において、前記第2通信部を介して前記第1信号を受信しているときに、前記ケースに対して前記生体センサが収容されていると判定する
請求項2に記載の生体情報検出システム。
【請求項10】
前記生体センサは、筒状の本体部と、前記本体部の開口に着脱可能なダイアフラムと、を備えており、
前記センサ制御部は、前記収容判定処理において、前記第1規定音とは異なる音として予め定められた第2規定音を前記集音器が検出したときに、前記第1通信部を介して第2信号を送信し、
前記ケース制御部は、前記判定処理において、前記第2通信部を介して前記第2信号を受信しているときに、前記ダイアフラムに異常があると判定する
請求項9に記載の生体情報検出システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体情報検出システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の検査装置は、血糖値を検査するための装置である。検査装置は、容器と、計器と、計器のハウジングと、を備えている。容器は、一方が開口していて他方が閉塞している筒形状である。容器は、検査媒体を収容するためのものである。なお、検査媒体は、血糖値を検査する際に計器に取り付けられるものである。計器は、検査媒体に付着させた全血のサンプルにおけるグルコース量を検査可能である。計器のハウジングは、容器に取り付け可能である。当該ハウジングを容器に取り付けた状態では、ハウジングは容器の開口を閉塞する。検査装置は、計器のインターフェースに検査媒体が適切に挿入されたことを検出可能である。また、計器は、インターフェースに検査媒体が適切に挿入されたことを検出した場合に、検査媒体に付着させたサンプルにおける濃度を判定可能である。計器が判定したデータは、計器における入出力部を介して、外部機器に送信可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-279701号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のような検査装置を、同一の施設内において複数使用することがあり得る。一方、特許文献1の検査装置は、計器が取得したデータを外部機器に送信する際、当該データは、どの検査装置で計測したデータであるかという情報を含んでいない。そのため、各々の検査装置からデータを受信した場合に、受信した複数のデータを管理することが難しい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明は、被験者の生体情報を検出する生体センサと、前記生体センサを収容可能なケースと、を備え、前記生体センサは、検出した前記生体情報及び前記生体センサ毎に固有なセンサ識別情報を記憶する第1記憶部と、前記第1記憶部が記憶している前記生体情報及び前記センサ識別情報を送信する第1通信部と、を備えており、前記ケースは、前記第1通信部が送信した前記生体情報及び前記センサ識別情報を受信する第2通信部と、前記第2通信部が受信した前記生体情報及び前記センサ識別情報を、外部装置に無線で送信する第3通信部と、前記第2通信部による通信及び前記第3通信部による通信を制御するケース制御部と、を備えており、前記ケース制御部は、前記第2通信部で前記生体情報及び前記センサ識別情報を受信する情報受信処理と、前記情報受信処理で受信した前記生体情報及び前記センサ識別情報を互いに関連付けて、前記第3通信部から前記外部装置に送信する出力処理と、を実行可能である生体情報検出システムである。
【発明の効果】
【0006】
上記構成によれば、外部装置には、生体情報とセンサ識別情報とが含まれる。したがって、外部装置のユーザは、これらの情報を確認することにより、生体情報がどの生体センサで測定されたものであるのかを管理できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態の生体情報検出システムの外観を示す図である。
図2は、第1実施形態の生体センサのセンサ部近傍の拡大図である。
図3は、第1実施形態の生体センサの電気的な概略構成図である。
図4は、第1実施形態におけるケース及びケースに収納された生体センサを示す図である。
図5は、第1実施形態における生体情報検出システムの処理の一例を説明するシーケンス図である。
図6は、第2実施形態における生体センサの斜視図である。
図7は、第2実施形態における生体情報検出システムの側面図である。
図8は、変更例のケース及びケースに収納された生体センサを示す図である。
図9は、変更例の生体情報検出システムの処理の一例を説明するシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<第1実施形態>
以下、生体情報検出システムの第1実施形態を、図面を参照して説明する。なお、図面は、理解を容易にするために構成要素を拡大して示している場合がある。構成要素の寸法比率は実際のものと、又は別の図面中のものと異なる場合がある。
【0009】
<生体情報検出システムの全体構成について>
図1に示すように、生体情報検出システム10は、生体センサ20と、生体センサ20を収容可能なケース30と、を備えている。
【0010】
第1実施形態において、生体センサ20は、被験者の生体情報BIとして、口腔内の水分量を検出する水分量測定器具である。生体センサ20は、本体部21と、挿入部22と、センサ部23と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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