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公開番号2025089782
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204641
出願日2023-12-04
発明の名称部品撮像装置および部品実装装置
出願人ヤマハ発動機株式会社
代理人個人
主分類H05K 13/08 20060101AFI20250609BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】部品撮像部により撮像された画像において部品の撮像箇所の輝度にムラが発生することを抑制することが可能な部品撮像装置および部品実装装置を提供する。
【解決手段】この部品撮像装置7は、基板Sbに実装する部品Eを撮像する撮像部72と、撮像部72により撮像する部品Eの撮像箇所Pimに向けて、直線状に延びる第1ラインレーザLa1(La2)を各々が照射する複数のラインレーザ照射部75(76)とを備える。複数のラインレーザ照射部75(76)の各々は、複数のラインレーザ照射部75(76)の各々から照射された複数の第1ラインレーザLa1(La2)を撮像箇所Pimにおいて重ね合わせるように配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
基板に実装する部品を撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像する前記部品の撮像箇所に向けて、直線状に延びるラインレーザを各々が照射する複数のラインレーザ照射部とを備え、
前記複数のラインレーザ照射部の各々は、前記複数のラインレーザ照射部の各々から照射された複数の前記ラインレーザを前記撮像箇所において重ね合わせるように配置されている、部品撮像装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記複数のラインレーザは、前記複数のラインレーザの各々の輝度のピーク位置を前記ラインレーザの直線状に延びる方向においてずらした状態で、互いに重ね合わせられている、請求項1に記載の部品撮像装置。
【請求項3】
前記複数のラインレーザ照射部とは別個に設けられ、前記撮像部により前記部品を撮像する際に、前記部品に向けて下方から照明光を発する照明部をさらに備え、
前記撮像部は、前記部品を下方から撮像するために、前記照明部よりも下方の位置に配置されており、
前記複数のラインレーザ照射部の各々は、上下方向において、前記撮像部と前記照明部との間に配置されている、請求項1に記載の部品撮像装置。
【請求項4】
前記複数のラインレーザ照射部は、前記撮像部と前記照明部との間において、高さ位置が揃うように配置されている、請求項3に記載の部品撮像装置。
【請求項5】
前記複数のラインレーザ照射部は、前記部品に対して前記ラインレーザをスキャンする方向に沿って延びる軸線に対して、平面視において線対称になるように配置されている、請求項1に記載の部品撮像装置。
【請求項6】
前記複数のラインレーザ照射部の各々は、
光源から照射されたレーザを前記ラインレーザとして照射する円柱形状のロッドレンズと、
前記複数のラインレーザ照射部の各々の中心軸線上に前記ロッドレンズとともに配置され、前記ロッドレンズから照射された前記ラインレーザを反射させるミラーと、
前記複数のラインレーザ照射部の各々の前記中心軸線回りに、前記ロッドレンズと前記ミラーとを、互いに相対的に回転させて位置調整可能な相対回転位置調整部とを含む、請求項1に記載の部品撮像装置。
【請求項7】
円柱形状の前記ロッドレンズは、前記複数のラインレーザ照射部の各々の前記中心軸線と円柱形状の前記ロッドレンズの中心軸線とが直交するように配置されており、
前記ミラーの前記ロッドレンズ側の反射面は、前記相対回転位置調整部を用いた調整後の前記ロッドレンズから照射された前記ラインレーザを反射可能なように構成されている、請求項6に記載の部品撮像装置。
【請求項8】
前記複数のラインレーザ照射部の各々に対応して設けられ、前記複数のラインレーザ照射部の各々の外周部を保持状態および保持解除状態に切り換え可能なように挟み込む挟持部をさらに備える、請求項6に記載の部品撮像装置。
【請求項9】
前記複数のラインレーザ照射部の各々に対応して設けられ、前記撮像部に近づく方向、および、前記撮像部から離れる方向の各々に、前記撮像部に対して相対的に前記複数のラインレーザ照射部の各々を個別に移動させる相対位置調整部をさらに備える、請求項8に記載の部品撮像装置。
【請求項10】
前記複数のラインレーザ照射部の各々は、平面視において、前記複数のラインレーザ照射部の各々の前記中心軸線上に前記撮像部のレンズ中心が位置するように配置されている、請求項6に記載の部品撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、部品撮像装置および部品実装装置に関し、特に、基板に実装する部品を撮像する撮像部を備える部品撮像装置および部品実装装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、基板に実装する部品を撮像する撮像部を備える部品撮像装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、基板に実装する部品を撮像するカメラ(撮像部)を備える部品撮像装置が開示されている。
【0004】
上記特許文献1の部品撮像装置は、カメラと、レーザ照明ユニットとを備えている。カメラは、吸着ノズルに吸着された部品を下方から撮像するように構成されている。レーザ照明ユニットは、カメラによる部品の撮像の際に、線状のレーザを照射するように構成されている。
【0005】
上記特許文献1の部品撮像装置は、吸着ノズルに吸着された部品をカメラの上方を移動させながら、レーザ照明ユニットから線状のレーザを部品のリード線先端に向けて照射しつつ、カメラによる撮像を行う。この撮像された部品のリード線先端の画像に基づいて、部品のリード線先端の位置ずれ、および、リード線の曲がりなどの検査が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-6767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記特許文献1の部品撮像装置では、レーザ照明ユニットから照射される線状のレーザでは、中心部分の光強度が高く端部の光強度が低くなり光強度にムラが発生すると考えられる。この場合、カメラにより撮像された画像において部品のリード線先端などの撮像箇所の輝度にムラが発生すると考えられる。そこで、レーザ照明ユニット(ラインレーザ照射部)から部品に向かって照射される線状のレーザ(ラインレーザ)の光強度のムラを抑制することにより、カメラ(撮像部)により撮像された画像において部品の撮像箇所の輝度にムラが発生することを抑制すること望まれている。
【0008】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、部品撮像部により撮像された画像において部品の撮像箇所の輝度にムラが発生することを抑制することが可能な部品撮像装置および部品実装装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明の第1の局面による部品撮像装置は、基板に実装する部品を撮像する撮像部と、撮像部により撮像する部品の撮像箇所に向けて、直線状に延びるラインレーザを各々が照射する複数のラインレーザ照射部とを備え、複数のラインレーザ照射部の各々は、複数のラインレーザ照射部の各々から照射された複数のラインレーザを撮像箇所において重ね合わせるように配置されている。
【0010】
この発明の第1の局面による部品撮像装置では、上記のように、複数のラインレーザ照射部の各々は、複数のラインレーザ照射部の各々から照射された複数のラインレーザを撮像箇所において重ね合わせるように配置されている。これにより、複数のラインレーザ照射部の各々から照射されたラインレーザを重ね合わせることにより、一のラインレーザの光強度のムラを他のラインレーザで補うことができるので、ラインレーザの光強度のムラの発生を抑制することができる。その結果、ラインレーザ照射部から部品に向かって照射されるラインレーザの光強度のムラを抑制することにより、撮像部により撮像された画像において部品の撮像箇所の輝度にムラが発生することを抑制することができる。また、複数のラインレーザ照射部の各々から照射されたラインレーザを重ね合わせることにより、重ねわせた分だけ光強度を高めることができるので、撮像部により撮像された画像において撮像箇所(たとえば、部品のリード線先端など)の輝度値が低くなることを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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