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公開番号2025089754
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204584
出願日2023-12-04
発明の名称表示デバイス
出願人TOPPANホールディングス株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類G09F 9/30 20060101AFI20250609BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】輝度の向上とクロストークの低減を両立した表示デバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の表示デバイスは、発光素子と、前記発光素子の周囲に配置された隔壁層と、を有し、前記隔壁層は、白色顔料を含む、ことを特徴とする。本発明では、前記白色顔料は、二酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム及びこれらの複合化合物から選ばれた1種以上を含むことが好ましい。また、前記隔壁層に占める前記白色顔料の含有量は、15質量%以上35質量%以下であることが好ましい。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
発光素子と、
前記発光素子の周囲に配置された隔壁層と、を有し、
前記隔壁層は、白色顔料を含む、
ことを特徴とする表示デバイス。
続きを表示（約 470 文字）【請求項２】
前記白色顔料は、二酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム及びこれらの複合化合物から選ばれた１種以上を含む、
ことを特徴とする請求項１に記載の表示デバイス。
【請求項３】
前記隔壁層に占める前記白色顔料の含有量は、１５質量％以上３５質量％以下である、
ことを特徴とする請求項１に記載の表示デバイス。
【請求項４】
前記隔壁層の波長４５０ｎｍにおける反射率が、６５％以上である、
ことを特徴とする請求項１に記載の表示デバイス。
【請求項５】
前記隔壁層の側壁は、高さ方向に垂直に延出する垂直面、高さ方向に向けて前記隔壁層の幅が狭くなるように傾斜する傾斜面、或いは、高さ方向に向けて前記隔壁層の幅が狭くなるように凹む曲面の少なくともいずれか１つを有して形成される、
ことを特徴とする請求項１に記載の表示デバイス。
【請求項６】
前記発光素子は、マイクロＬＥＤである、
ことを特徴とする請求項１に記載の表示デバイス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、表示デバイスに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、マイクロＬＥＤビームコリメーションに関する発明が開示されている。特許文献１では、誘電体で形成した隔壁層の表面に、アルミニウムからなる反射金属層を形成している。
【０００３】
特許文献２には、発光素子アレイに関する発明が開示されている。特許文献２では、有機半導体を分散させて隔壁層を形成し、特定の波長を吸収することで、クロストークを改善できるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
国際公開第２０２２／１１７９９５号
英国特許出願公開第２５９５２５０号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１では、隔壁層を形成した後、アルミニウムからなる反射材料を蒸着等で形成しなければならず、工程が煩雑化する問題があった。また、金属光沢により表示画像がぎらつき、表示品質が低下した。
【０００６】
特許文献２では、隔壁層に光が吸収されることで、光の取り出し量が低下し、輝度が低下する問題があった。
【０００７】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、輝度の向上とクロストークの低減を両立した表示デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明の表示デバイスの一形態は、発光素子と、前記発光素子の周囲に配置された隔壁層と、を有し、前記隔壁層は、白色顔料を含む、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本発明の表示デバイスによれば、輝度の向上とクロストークの低減を両立できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図１は、第１の実施の形態における表示デバイスとしてのマイクロＬＥＤディスプレイの断面模式図である。
図２は、第２の実施の形態における表示デバイスとしてのマイクロＬＥＤディスプレイの断面模式図である。
図３は、隔壁層の一例を示す拡大断面模式図である。
図４は、隔壁層の一例を示す拡大断面模式図である。
図５は、隔壁層の一例を示す拡大断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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