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公開番号2025089011
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2023203927
出願日2023-12-01
発明の名称パーキングロックの制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60T 8/17 20060101AFI20250605BHJP(車両一般)
要約【課題】差回転を抑制しつつ、パーキングロックを行うことができるパーキングロックの制御装置を提供すること。
【解決手段】パーキングロックの制御装置は、各輪独立駆動のトランスアクスルに設けられたパーキングロック機構を制御する制御部を備え、制御部が、車両の停車時に、パーキングロックを行う対象輪のトランスアクスルのトルクを、対象輪以外の車輪のトランスアクスルのトルクで分担して負担させ、対象輪のトランスアクスルのトルクがゼロになってから、対象輪のパーキングロックを行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
各輪独立駆動のトランスアクスルに設けられたパーキングロック機構を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
車両の停車時に、パーキングロックを行う対象輪の前記トランスアクスルのトルクを、前記対象輪以外の車輪の前記トランスアクスルのトルクで分担して負担させ、
前記対象輪の前記トランスアクスルのトルクがゼロになってから、前記対象輪のパーキングロックを行う、
パーキングロックの制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、パーキングロックの制御装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、ブレーキロータと駆動モータとの間に、パーキング機構およびクラッチ機構を設けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００６－２２４８１９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示された構成では、例えば低μの坂路等において、駆動トルクで車速ゼロを維持している際にスリップして差回転が生じると、パーキングロックができなくなるおそれがある。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、差回転を抑制しつつ、パーキングロックを行うことができるパーキングロックの制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係るパーキングロックの制御装置は、各輪独立駆動のトランスアクスルに設けられたパーキングロック機構を制御する制御部を備え、前記制御部が、車両の停車時に、パーキングロックを行う対象輪の前記トランスアクスルのトルクを、前記対象輪以外の車輪の前記トランスアクスルのトルクで分担して負担させ、前記対象輪の前記トランスアクスルのトルクがゼロになってから、前記対象輪のパーキングロックを行う。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、差回転を抑制しつつ、パーキングロックを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係るパーキングロックの制御装置を適用した車両の構成の一例を示す概略図である。
図２は、実施形態に係るパーキングロックの制御装置が実行するパーキングロックの制御方法１の流れの一例を示すタイムチャートである。
図３は、実施形態に係るパーキングロックの制御装置が実行するパーキングロックの制御方法１の流れの一例を示すフローチャートである。
図４は、実施形態に係るパーキングロックの制御装置が実行するパーキングロックの制御方法２の概要を説明するための概略図である。
図５は、実施形態に係るパーキングロックの制御装置が実行するパーキングロックの制御方法２の流れの一例を示すタイムチャートである。
図６は、実施形態に係るパーキングロックの制御装置が実行するパーキングロックの制御方法２の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係るパーキングロックの制御装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
（パーキングロックの制御装置）
実施形態に係るパーキングロックの制御装置について、図１および図２を参照しながら説明する。実施形態に係るパーキングロックの制御装置は、各輪独立駆動のトランスアクスルに設けられたパーキングロック機構をそれぞれ制御するためのものである。
（【００１１】以降は省略されています）

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