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公開番号2025088583
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203369
出願日2023-11-30
発明の名称車両周辺撮像装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60R 11/02 20060101AFI20250604BHJP(車両一般)
要約【課題】コストを低減することができる車両周辺撮像装置を提供する。
【解決手段】車両周辺撮像装置は、電子アウターミラー4に設けられ、車両1の後方を撮像して撮像画像を生成するカメラ5と、電子アウターミラー4におけるカメラ5の近傍に設けられ、カメラ5の撮像領域とする領域と略同一の領域を反射する反射部6と、反射部6と運転者の視線との間に設けられ、反射部6が反射させた領域を拡大する拡大部7と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電子アウターミラーを備える車両周辺撮像装置であって、
前記電子アウターミラーに設けられ、車両の後方を撮像して撮像画像を生成するカメラと、
前記電子アウターミラーにおける前記カメラの近傍に設けられ、前記カメラの撮像領域とする領域と略同一の領域を反射する反射部と、
前記反射部と運転者の視線との間に設けられ、前記反射部が反射させた前記領域を拡大する拡大部と、
を備える、
車両周辺撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両周辺撮像装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、車両の周辺を撮影して画像を取得可能な第１撮像手段と、第１撮像手段が撮影対象とする領域と略同一の領域を撮影対象として画像を取得可能な第２撮像手段と、を備え、第１撮像手段が撮影した画像を電子ミラーとして表示する技術が開示されている。この技術では、第１撮像手段の異常が検出されたとき、第２撮像手段を有効にして簡易的に車両周辺状況を可視化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００６－１３１０７０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１では、２つの撮像手段を設けなければならず、コスト増加による購入時の負担が大きくなるという問題点があった。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、コストを低減することができる車両周辺撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る車両周辺撮像装置は、電子アウターミラーを備える車両周辺撮像装置であって、前記電子アウターミラーに設けられ、車両の後方を撮像して撮像画像を生成するカメラと、前記電子アウターミラーにおける前記カメラの近傍に設けられ、前記カメラの撮像領域とする領域と略同一の領域を反射する反射部と、前記反射部と運転者の視線との間に設けられ、前記反射部が反射させた前記領域を拡大する拡大部と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、コストを低減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、一実施の形態に係る車両の要部の概略構成を示す図である。
図２は、一実施の形態の変形例１に係る車両の要部の概略構成を示す図である。
図３は、一実施の形態の変形例２に係る車両の要部の概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施の形態に係る車両周辺撮像装置を備える車両について、図面を参照しながら説明する。なお、下記の実施の形態における構成要素は、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、以下の説明において参照する各図は、本開示の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。即ち、本開示は、各図で例示された形状、大きさおよび位置関係のみに限定されるものではない。
【００１０】
〔車両の構成〕
図１は、一実施の形態に係る車両の要部の概略構成を示す図である。図１に示す車両１は、インストルメントパネル２（以下「インパネ２」という）と、フロントピラー３（以下、「Ａピラー３」という）と、電子アウターミラー４と、カメラ５と、反射部６と、拡大部７と、を備える。インパネ２およびＡピラー３は、車両１の車体を構成する。
（【００１１】以降は省略されています）

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