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公開番号
2025088816
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023203543
出願日
2023-12-01
発明の名称
睡眠管理システム
出願人
個人
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
A61G
7/043 20060101AFI20250605BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】乳幼児の睡眠時間を予定通りに管理することにより保護者(親)の負担を軽減することができる睡眠管理システムを提供する。
【解決手段】就寝時間中に乳幼児が排泄した排泄物の臭いを検出する臭い検出手段2と、就寝時間中に乳幼児が泣いた時の泣き声を検出する泣き声検出手段3と、乳幼児が排泄物を排泄したことを保護者に報知する排泄物報知手段4と、乳幼児に対して母親の胎内音を発生させる胎内音発生手段5と、臭い検出手段2からの臭い検出信号及び泣き声検出手段3からの泣き声検出信号が入力される制御部Sと、を備え、制御部Sは、乳幼児が就寝時間中に、臭い検出手段2で乳幼児の排泄物の臭いを検出した時に、排泄物報知手段4を作動させ、泣き声検出手段3で乳幼児が泣いた時の泣き声を検出した時に、胎内音発生手段5を作動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
就寝時間中に乳幼児が排泄した排泄物の臭いを検出する臭い検出手段と、就寝時間中に乳幼児が泣いた時の泣き声を検出する泣き声検出手段と、前記臭い検出手段で乳幼児が排泄物を排泄したことを検出した時にその旨を保護者に報知する排泄物報知手段と、乳幼児に対して母親の胎内音を発生させる胎内音発生手段と、前記臭い検出手段からの信号及び前記泣き声検出手段からの信号が入力される制御部と、を備え、
前記制御部は、前記臭い検出手段で就寝時間中の乳幼児の排泄物の臭いを検出した時に、前記排泄物報知手段を作動させ、前記泣き声検出手段で乳幼児が泣いた時の泣き声を検出した時に、前記胎内音発生手段を作動させることを特徴とする睡眠管理システム。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記臭い検出手段で乳幼児が排泄物を排泄したことを検出してから前記泣き声検出手段で乳幼児の泣き声を検出するまでの時間を計測する計測手段と、前記乳幼児が就寝してから起床するまでの間に前記計測手段で計測したすべての計測時間を積算して平均化した平均時間を求める演算手段と、該演算手段で求めた平均時間を保護者に報知する平均時間報知手段と、を備え、
前記制御部は、前記臭い検出手段で就寝時間中の乳幼児が排泄物を排泄したことを検出した時に、前記排泄物報知手段及び前記平均時間報知手段を作動させることを特徴とする請求項1に記載の睡眠管理システム。
【請求項3】
乳幼児を寝かせるかご部を有する揺りかご及び前記かご部を往復揺動させるための駆動部を備え、
前記制御部は、前記泣き声検出手段で乳幼児が泣いた時の泣き声を検出した時に、前記胎内音発生手段を駆動するとともに、前記駆動部を駆動して前記かご部を往復揺動させることを特徴とする請求項1に記載の睡眠管理システム。
【請求項4】
乳幼児が就寝時間中に授乳する授乳時間を予め記憶させる記憶部と、前記臭い検出手段が前記排泄物の臭いを検出していない非検出状態で、かつ、前記泣き声検出手段が乳幼児の泣き声を検出した検出状態である時に、前記記憶部に記憶されている授乳時間であるかどうかを判定する授乳時間判定手段と、該授乳時間判定手段で授乳時間であると判定された場合に、保護者に授乳時間であることを報知する授乳時間報知手段と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の睡眠管理システム。
【請求項5】
前記授乳時間は、予め決められた誤差時間を加味した時間であることを特徴とする請求項4に記載の睡眠管理システム。
【請求項6】
就寝時間中に授乳する時に乳幼児が人工乳又は母乳を飲んだ授乳量を計測する授乳量計測手段と、前記授乳量計測手段により計測した授乳量に基づいて次に授乳する授乳時間を決定する授乳時間決定手段と、前記記憶部に予め記憶されている授乳時間を前記授乳時間決定手段で決定された授乳時間に書き換える書換手段と、を備えていることを特徴とする請求項4に記載の睡眠管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乳幼児の睡眠を管理するための睡眠管理システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
乳幼児の中でも特に生後3ヶ月までの乳児は、胃が小さいため、就寝してから2~3時間毎にお腹が空いて夜泣きをする。また、排泄物により居心地が悪くなった時や、何らかのストレスを感じた時にも夜泣きをすることがある。前記のように乳児が夜泣きをした時に、骨伝導スピーカを起動させて寝かし付けるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-159795号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、乳児が夜泣きをした時に、骨伝導スピーカを起動させて寝かし付けるようにしているものの、乳児が夜泣きを止めることにはつながらず、保護者にかかる負担が大きくなってしまう。特に、次のような場合には、更に保護者にかかる負担が大きくなってしまう。つまり、乳児が夜の睡眠時間に良く眠れないでいると、昼に多くの時間眠るようになり、昼と夜が逆転してしまうことがある。このような場合には、乳児が就寝してから起床するまでの間に夜泣きをする回数が増えてしまい、その増えた分だけ、夜泣きを解消するための保護者の処理回数が増えてしまう。そのため、保護者(親)の寝る時間が削られて保護者(親)にかかる負担が大きくなるという不都合がある。尚、乳児以外の幼児においても昼と夜が逆転して夜泣きする回数が増えてしまい、前記同様に親にかかる負担が大きくなるという不都合がある。
【0005】
本発明は前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、乳幼児の睡眠時間を予定通りに管理することにより保護者(親)の負担を軽減することができる睡眠管理システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の睡眠管理システムは、前述の課題解決のために、就寝時間中に乳幼児が排泄した排泄物の臭いを検出する臭い検出手段と、就寝時間中に乳幼児が泣いた時の泣き声を検出する泣き声検出手段と、前記臭い検出手段で乳幼児が排泄物を排泄したことを検出した時にその旨を保護者に報知する排泄物報知手段と、乳幼児に対して母親の胎内音を発生させる胎内音発生手段と、前記臭い検出手段からの信号及び前記泣き声検出手段からの信号が入力される制御部と、を備え、前記制御部は、前記臭い検出手段で就寝時間中の乳幼児の排泄物の臭いを検出した時に、前記排泄物報知手段を作動させ、前記泣き声検出手段で乳幼児が泣いた時の泣き声を検出した時に、前記胎内音発生手段を作動させることを特徴としている。
【0007】
本発明によれば、乳幼児が就寝時間中に、臭い検出手段で乳幼児の排泄物の臭いを検出した時に、制御部が排泄物報知手段を作動させて、乳幼児が排泄物を排泄したことを保護者に報知することができる。これにより、保護者は乳幼児のおむつを直ちに交換して居心地を良くすることで乳幼児が泣くことを回避することができる。これにより、乳幼児が睡眠状態を継続することができるため、乳幼児の就寝時間を予定通りの時間に維持することができる。よって、保護者(親)の負担を軽減することができる。また、保護者が乳幼児のおむつの交換を時間内に行うことが出来ず、乳幼児が泣いてしまった場合でも、制御部が胎内音発生手段を作動させて乳幼児に母親の胎内音を聞かせることによって、乳幼児が泣き止むことが期待できる。よって、乳幼児の睡眠時間を予定通りに管理することができ、保護者(親)の負担を軽減することができる。
【0008】
又、本発明の睡眠管理システムは、前記臭い検出手段で乳幼児が排泄物を排泄したことを検出してから前記泣き声検出手段で乳幼児の泣き声を検出するまでの時間を計測する計測手段と、前記乳幼児が就寝してから起床するまでの間に前記計測手段で計測したすべての計測時間を積算して平均化した平均時間を求める演算手段と、該演算手段で求めた平均時間を保護者に報知する平均時間報知手段と、を備え、前記制御部は、前記臭い検出手段で就寝時間中の乳幼児が排泄物を排泄したことを検出した時に、前記排泄物報知手段及び前記平均時間報知手段を作動させてもよい。
【0009】
上記のように、臭い検出手段で乳幼児が排泄物を排泄したことを検出してから泣き声検出手段で乳幼児の泣き声を検出するまでの時間を計測し、計測手段で計測したすべての計測時間を積算して平均化した平均時間を保護者に報知することで、乳幼児が泣くまでの時間を把握することができる。これにより、おむつの交換を平均時間内に完了することで、乳幼児が睡眠状態を継続することができる。
【0010】
又、本発明の睡眠管理システムは、乳幼児を寝かせるかご部を有する揺りかご及び前記かご部を往復揺動させるための駆動部を備え、前記制御部は、前記泣き声検出手段で乳幼児が泣いた時の泣き声を検出した時に、前記胎内音発生手段を駆動するとともに、前記駆動部を駆動して前記かご部を往復揺動させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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