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公開番号
2025088758
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2024206881
出願日
2024-11-28
発明の名称
プログラム、情報処理方法及び情報処理システム
出願人
株式会社Biz Forward
,
株式会社マネーフォワード
,
株式会社三菱UFJ銀行
代理人
弁理士法人IPX
主分類
G06Q
40/03 20230101AFI20250604BHJP(計算;計数)
要約
【課題】債権が貸し倒れる可能性があるか、又は事業者の信用度が高いかを予測することが可能な技術を提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、情報処理システムに次の各ステップを実行させるプログラムであって、取得ステップでは、予測審査情報を取得し、予測審査情報は、貸し倒れるかの予測の対象となる、事業者又は債権に関する情報であり、出力制御ステップでは、予測審査情報と、貸倒推定モデルとに基づいて、貸倒情報を出力し、貸倒情報は、債権が貸し倒れるかを示す情報であり、貸倒推定モデルは、学習審査情報に含まれる情報を特徴量として機械学習が行われることによって得られる学習モデルであり、学習審査情報は、与信審査の対象となった、事業者又は債権に関する情報である、プログラムが提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理システムに次の各ステップを実行させるプログラムであって、
取得ステップでは、予測審査情報を取得し、
前記予測審査情報は、貸し倒れるかの予測の対象となる、事業者又は債権に関する情報であり、
出力制御ステップでは、前記予測審査情報と、貸倒推定モデルとに基づいて、貸倒情報を出力し、前記貸倒情報は、前記債権が貸し倒れるかを示す情報であり、
前記貸倒推定モデルは、学習審査情報に含まれる情報を特徴量として機械学習が行われることによって得られる学習モデルであり、
前記学習審査情報は、与信審査の対象となった、事業者又は債権に関する情報である、
プログラム。
続きを表示(約 2,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記学習審査情報は、与信審査の審査を通過しなかった事業者又は債権の情報であり、かつ、陽性情報及び偽陽性情報の何れか1つをラベルとして含み、
前記陽性情報は、前記与信審査の審査に通過していたと仮定した場合、前記与信審査に紐付く債権の貸し倒れが発生していたと判断されたことを示す情報であり、
前記偽陽性情報は、前記与信審査の審査に通過していたと仮定した場合、前記与信審査に紐付く債権の貸し倒れが発生していなかったと判断されたことを示す情報である、
プログラム。
【請求項3】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記予測審査情報及び前記学習審査情報は、金額情報を含み、
当該金額情報は、
直近に終了している会計期間における事業者の営業利益率を示す情報と、
直近に終了している会計期間における事業者の売掛金回転率を示す情報と、
直近に終了している会計期間における事業者の代表の役員報酬金額を示す情報と、
直近に終了している会計期間の事業者の代表の役員報酬金額と直近に終了している会計期間よりも前年の会計期間の代表の役員報酬金額とを比較した事業者の代表の役員報酬金額の成長率を示す情報と、
資産合計と負債合計の差を示す情報と、のうち少なくとも1つを含む、
プログラム。
【請求項4】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記予測審査情報及び前記学習審査情報は、金額情報を含み、
当該金額情報は、
直近に終了している会計期間における事業者の年商を示す情報と、
直近に終了している会計期間よりも前年の会計期間の事業者の年商を示す情報と、
直近に終了している会計期間の事業者の年商と直近に終了している会計期間よりも前年の会計期間の事業者の年商とを比較した事業者の年商の成長率を示す情報と、
直近に終了している会計期間における買掛金の額を年商で割った値を示す情報と、のうち少なくとも1つを含む、
プログラム。
【請求項5】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記予測審査情報及び前記学習審査情報は、金額情報を含み、
当該金額情報は、
ノンバンクからの事業者の借入残高を示す情報と、
直近でファクタリングによる事業者の調達金額を示す情報と、
直近に終了している会計期間における事業者の借入金額を示す情報と、
直近に終了している会計期間における事業者の借入金月商倍率を示す情報と、のうち少なくとも1つを含む、
プログラム。
【請求項6】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記予測審査情報及び前記学習審査情報は、数情報を含み、
当該数情報は、
審査の前月までの月単位の平均の明細の数を示す情報と、
事業者が利用するノンバンクの数を示す情報と、
事業者が利用するファクタリング事業者の数を示す情報と、
信用の調査を業として行う事業者により提供されるリスクの高さが数値として示される情報と、のうち少なくとも1つを含む、
プログラム。
【請求項7】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記予測審査情報及び前記学習審査情報は、時間情報を含み、
当該時間情報は、
審査の申込の時点で設立から何年目かを示す情報と、
審査の申込日から調達の希望日までの日数を示す情報と、
審査の申込日から直近のノンバンクからの借入日までの日数を示す情報と、
審査の申込日から直近のファクタリング事業者からの入金日までの日数を示す情報と、
審査の申込日から銀行からの借入日までの日数を示す情報と、のうち少なくとも1つを含む、
プログラム。
【請求項8】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記予測審査情報及び前記学習審査情報は、判定情報を含み、
当該判定情報は、
事業者に債務の返済遅延があるとみなせるかを示す情報と、
事業者にノンバンクへの返済延滞があるとみなせるかを示す情報と、
事業者の社会保険の支払いの延滞がないとみなせるかを示す情報と、
事業者に買掛金の支払遅延があるとみなせるかを示す情報と、
事業者に多額の役員借入金があるとみなせるかを示す情報と、のうち少なくとも1つを含む、
プログラム。
【請求項9】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記予測審査情報及び前記学習審査情報は、判定情報を含み、
当該判定情報は、
債権が、買取の対象外の債権ではないかを示す情報と、
債権が、役務の提供が完了済みで請求の段階にある債権とみなせるかを示す情報と、
債権が、受給額が未決定の補助金又は助成金である債権ととみなせるかを示す情報と、
審査の申込の時点で事業者に投資の関係者からの出資が確認できるかを示す情報と、
審査の申込の時点で事業者の資金の使途が具体的とみなせるかを示す情報と、のうち少なくとも1つを含む、
プログラム。
【請求項10】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記予測審査情報及び前記学習審査情報は、判定情報を含み、
当該判定情報は、
事業者に、買取の対象となる債権の債務者との間で継続的に取引があると見なせるかを示す情報から、事業者に継続取引があるとみなせるかを示す情報と、
前年度の決算時点で前々年度の法人税の未納が確認できるかを示す情報と、
前年度の決算時点で前々年度の社会保険料の未納が確認できるかを示す情報と、
資金のやり取りが関係会社との間で大きく行われていると審査官が判断するかを示す情報と、
現預金での取引が多く入出金の実態がつかめないと審査官が判断するかを示す情報と、のうち少なくとも1つを含む、
プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理方法及び情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の技術において、より正確にユーザの与信審査を行う与信審査のためのシステム、プログラム、情報処理装置及び方法が開示されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-039240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年において、債権が貸し倒れる可能性があるか、又は事業者の信用度が高いかを予測することができる技術が求められている。
【0005】
本発明では上記事情を鑑み、債権が貸し倒れる可能性があるか、又は事業者の信用度が高いかを予測することが可能な技術を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、情報処理システムに次の各ステップを実行させるプログラムであって、取得ステップでは、予測審査情報を取得し、予測審査情報は、貸し倒れるかの予測の対象となる、事業者又は債権に関する情報であり、出力制御ステップでは、予測審査情報と、貸倒推定モデルとに基づいて、貸倒情報を出力し、貸倒情報は、債権が貸し倒れるかを示す情報であり、貸倒推定モデルは、学習審査情報に含まれる情報を特徴量として機械学習が行われることによって得られる学習モデルであり、学習審査情報は、与信審査の対象となった、事業者又は債権に関する情報である、プログラムが提供される。
【0007】
本開示によれば、債権が貸し倒れる可能性があるか、又は事業者の信用度が高いかを予測することが可能な技術を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
陽性情報と偽陽性情報とを説明するための図である。
実施形態1に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。
実施形態1に係るサーバ装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。
実施形態1に係るクライアント装置3のハードウェア構成の一例を示す図である。
サーバ装置2のプロセッサ21によって実現される機能を示すブロック図の一例である。
実施形態1に係る情報処理システム1によって実行される情報処理の流れを示すアクティビティの一例を示す図である。
学習審査情報4の一例を示す図である。
貸倒推定モデル5の取得に関する情報処理を説明するための一例を示す図である。
貸倒推定モデル5から貸倒情報7を出力する情報処理を説明するための一例を示す図である。
貸倒情報7の一例を示す図である。
安全先情報と危険先情報とを説明するための図である。
学習審査情報4の一例を示す図である。
予測審査情報6を貸倒推定モデル5に入力し、貸倒推定モデル5から出力された貸倒情報7の一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
[実施形態1]
1.用語の定義
ところで、一実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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