TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025088478
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203201
出願日
2023-11-30
発明の名称
液体吐出ヘッド装置、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250604BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ヘッド短手方向にずれて隣り合う液体吐出ヘッド間のノズル列のつなぎ目部分において許容範囲を外れるノズルピッチが生じることを抑制する。
【解決手段】ヘッド長手方向へ複数のノズル5が配列されたノズル列を備える複数の液体吐出ヘッド3,4と、複数の液体吐出ヘッドを、ヘッド短手方向及びヘッド長手方向に互いにずれて位置するように、保持するヘッド保持部材61と、を有し、前記ヘッド保持部材は、ベース部材に取り付けられる取付部61a,61b,61eを備える液体吐出ヘッド装置であって、複数の液体吐出ヘッドを互いの相対位置が固定されるように連結する連結部材67を有し、前記連結部材は、前記ヘッド保持部材の一か所に固定される。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
ヘッド長手方向へ複数のノズルが配列されたノズル列を備える複数の液体吐出ヘッドと、
前記複数の液体吐出ヘッドを、ヘッド短手方向及びヘッド長手方向に互いにずれて位置するように、保持するヘッド保持部材と、を有し、
前記ヘッド保持部材は、ベース部材に取り付けられる取付部を備える液体吐出ヘッド装置であって、
前記複数の液体吐出ヘッドを互いの相対位置が固定されるように連結する連結部材を有し、
前記連結部材は、前記ヘッド保持部材の一か所に固定されることを特徴とする液体吐出ヘッド装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の液体吐出ヘッド装置において、
前記複数の液体吐出ヘッドは、前記連結部材を介してのみ前記ヘッド保持部材に固定されることを特徴とする液体吐出ヘッド装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド装置において、
前記連結部材は、ヘッド短手方向にずれて互いに隣り合う2つの液体吐出ヘッドの互いに近い側のヘッド長手方向端部間を連結することを特徴とする液体吐出ヘッド装置。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド装置において、
前記連結部材は、ヘッド短手方向にずれて互いに隣り合う2つの液体吐出ヘッドの各ノズル列の一部がヘッド長手方向で互いに重複するように、連結することを特徴とする液体吐出ヘッド装置。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド装置において、
前記液体吐出ヘッドは、前記連結部材の一か所に固定されることを特徴とする液体吐出ヘッド装置。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド装置において、
前記液体吐出ヘッドのヘッド長手方向端部が前記連結部材に固定されることを特徴とする液体吐出ヘッド装置。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド装置において、
前記ヘッド保持部材には、該ヘッド保持部材のヘッド長手方向一端部の近傍に保持された液体吐出ヘッドのヘッド長手方向他端部側の端部に対してヘッド長手方向から対向する領域に切り欠きが形成されていることを特徴とする液体吐出ヘッド装置。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド装置を含むことを特徴とする液体吐出ユニット。
【請求項9】
請求項1に記載の液体吐出ヘッド装置、又は、請求項8に記載の液体吐出ユニットを備えることを特徴とする液体を吐出する装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッド装置、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置に関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ヘッド長手方向へ複数のノズルが配列されたノズル列を備える複数の液体吐出ヘッドと、複数の液体吐出ヘッドを、ヘッド短手方向及びヘッド長手方向に互いにずれて位置するように、保持するヘッド保持部材と、を有する液体吐出ヘッド装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、複数のノズルがヘッド長手方向に並べられたノズル列を具備する5個の印字ヘッド(液体吐出ヘッド)と、5個の印字ヘッドが固定されるヘッドフレーム(ヘッド保持部材)とを有するヘッド構成(液体吐出ヘッド装置)が開示されている。このヘッド構成は、5個の印字ヘッドが、ヘッド短手方向及びヘッド長手方向に互いにずれて位置するように、千鳥状に配置されている。これにより、合計5個の印字ヘッドによって、1つの印字ヘッドのノズル列の約5倍の長さで、ヘッド長手方向に所定のノズルピッチ(所定の許容範囲内に収まっているノズルピッチ)でノズルが連続するノズル領域を形成している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、従来の液体吐出ヘッド装置では、ヘッド短手方向にずれて隣り合う液体吐出ヘッド間のノズル列のつなぎ目部分において、許容範囲を外れるノズルピッチが生じてしまうことがあるという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、ヘッド長手方向へ複数のノズルが配列されたノズル列を備える複数の液体吐出ヘッドと、前記複数の液体吐出ヘッドを、ヘッド短手方向及びヘッド長手方向に互いにずれて位置するように、保持するヘッド保持部材と、を有し、前記ヘッド保持部材は、ベース部材に取り付けられる取付部を備える液体吐出ヘッド装置であって、前記複数の液体吐出ヘッドを互いの相対位置が固定されるように連結する連結部材を有し、前記連結部材は、前記ヘッド保持部材の一か所に固定されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ヘッド短手方向にずれて隣り合う液体吐出ヘッド間のノズル列のつなぎ目部分において、許容範囲を外れるノズルピッチが生じることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態におけるヘッドユニットを記録材の法線方向から見た平面図。
同ヘッドユニットの記録部毎に設けられている記録ヘッドのヘッド配置を示す説明図。
各液体吐出ヘッド装置上の2つの記録ヘッドのノズルピッチの関係を示す説明図。
同ヘッドユニットを搭載するインクジェット記録装置の制御系のハードウェア構成を示すブロック図。
同ヘッドユニットのヘッド駆動部のハードウェア構成を示すブロック図。
(a)~(f)は、2つの記録ヘッドのオーバーラップ領域においてノズルの切替位置を一つずつずらして画像記録(ドットの打ち出し)を行ったテストチャートの例を示す説明図。
(a)は、2つの記録ヘッドのオーバーラップ領域におけるノズル切替位置を示す説明図。(b)は、同2つの記録ヘッドでそれぞれ吐出に用いるノズルを示す説明図。(c)は、いずれのノズルからも同量の液滴量でベタ画像を印字した場合のベタ画像の濃淡を示す説明図。
(a)は、1つの液体吐出ヘッド装置をノズル面(吐出面)側から見たときの斜視図。(b)は、1つの液体吐出ヘッド装置をノズル面とは反対側から見たときの斜視図。
同液体吐出ヘッド装置のノズル面を示す説明図。
同液体吐出ヘッド装置における2つの記録ヘッドを保持した保持プレートをノズル面側から見たときの模式図。
(a)は、比較例に係る液体吐出ヘッド装置において、2つの記録ヘッドを保持した保持プレートをノズル面側から見たときの模式図。(b)は、同液体吐出ヘッド装置において、保持プレートの側面壁部をマウントネジでマウントに固定する前の状態を示す模式図。(c)は、同液体吐出ヘッド装置において、保持プレートの側面壁部をマウントネジでマウントに固定した後の状態を示す模式図。
比較例に係る液体吐出ヘッド装置において、保持プレートが膨張又は収縮したときにノズル列つなぎ目部分で許容範囲を外れるノズルピッチが生じることを説明する説明図。
実施形態において、2つの記録ヘッドを互いの相対位置が固定されるように連結する連結部材を示す模式図。
(a)は、実施形態に係る液体吐出ヘッド装置において、保持プレートの側面壁部をマウントネジでマウントに固定する前の状態を示す模式図。(b)は、同液体吐出ヘッド装置において、保持プレートの側面壁部をマウントネジでマウントに固定した後の状態を示す模式図。
液体を吐出する装置の他の一例についての要部平面説明図。
同装置の要部側面説明図。
液体吐出ユニットの他の一例についての要部平面説明図。
液体吐出ユニットの更に他の一例についての正面説明図。
本発明の実施形態に係る電極の製造装置の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係る液体吐出ヘッド装置を、液体を吐出する装置である画像形成装置としてのインクジェット記録装置のヘッドユニットに適用した一実施形態について説明する。
【0009】
まず、本実施形態におけるヘッドユニットについて説明する。
図1は、ヘッドユニット2を記録材P0の法線方向から見た平面図である。
記録材P0は、例えば用紙であり、ロール紙(連続用紙)又はカット紙等でもよい。また、用紙以外の様々な媒体(布など)でもよい。記録材P0は、図1に矢印で示す搬送方向に沿って搬送される。ヘッドユニット2は、記録材P0の記録面に、所定の距離を保って対向するように支持されている。
【0010】
ヘッドユニット2は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各インク(液体)に対応して設けられた色毎の液体吐出ヘッド装置としてのK記録部2K、C記録部2C、M記録部2M及びY記録部2Yを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
電子機器
15日前
株式会社リコー
光学機器
2日前
株式会社リコー
投影装置
28日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
15日前
株式会社リコー
液体吐出装置
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
15日前
株式会社リコー
画像投射装置
25日前
株式会社リコー
液体吐出装置
18日前
株式会社リコー
画像形成装置
10日前
株式会社リコー
画像形成装置
10日前
株式会社リコー
画像記録装置
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
3日前
株式会社リコー
画像形成装置
25日前
株式会社リコー
服薬支援装置
23日前
株式会社リコー
多関節ロボット
15日前
株式会社リコー
故障予測システム
11日前
株式会社リコー
結合部品及び包装箱
14日前
株式会社リコー
撮影装置および移動装置
29日前
株式会社リコー
現像装置及び画像形成装置
10日前
株式会社リコー
綴じ装置および画像形成装置
2日前
株式会社リコー
定着装置、及び、画像形成装置
4日前
株式会社リコー
サーバ装置、方法、プログラム
4日前
株式会社リコー
画像形成装置及び画像形成方法
15日前
株式会社リコー
加熱装置、及び、画像形成装置
2日前
株式会社リコー
印刷スケーリング補正メカニズム
21日前
株式会社リコー
液体吐出部、印刷装置、印刷方法
2日前
株式会社リコー
液体吐出装置、及び画像形成装置
2日前
株式会社リコー
シート給送装置及び画像形成装置
18日前
株式会社リコー
塗布装置、及び、画像形成システム
15日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
4日前
株式会社リコー
検査プロダクション制御メカニズム
21日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
28日前
株式会社リコー
システム、方法、およびプログラム
2日前
株式会社リコー
振動検出装置及び異常検知システム
2日前
続きを見る
他の特許を見る