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公開番号2025088253
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023202831
出願日2023-11-30
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人株式会社SPACER
代理人個人,個人
主分類G16H 20/10 20180101AFI20250604BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】患者に発行された処方箋に基づく処方薬の受取り方法として当該患者にとって便宜になる柔軟な態様を提供すること。
【解決手段】患者Uに対して発行された所定の処方箋に基づいて薬局YKの図示せぬ薬剤師により処方された所定の処方薬Mは、複数のロッカー設備3のうち例えば薬局YKの付近に設置されたロッカー設備3の所定ロッカーボックスRに預入れられる。さらに例えば、患者Uが、例えば薬局YKに併設又は隣接している販売場YHにおいて、サプリメント等の他物品A1を購入した場合、処方薬Mと同一のロッカーボックスRに預入れられる。また例えば、患者Uが、ECサイトECの健康飲料等の他物品A2を購入した場合、処方薬Mと同一のロッカーボックスRに預入れられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定患者に対して発行された所定の処方箋に基づく所定の処方薬を、複数の閉空間のうち所定閉空間に預入れる旨を示す情報を処方薬預入情報として取得する処方薬預入情報取得手段と、
前記処方薬預入情報を、前記処方薬を前記所定閉空間に預入れる第1の者に通知し、当該処方薬の当該所定閉空間への預入れの完了の連絡を前記第1の者から受け取る処方箋預入制御手段と、
前記所定患者により指示された前記処方薬以外の他物品を、当該処方薬と同一所定閉空間に預入れる旨を示す情報を他物品預入情報として取得する他物品預入情報取得手段と、
前記他物品預入情報を、前記他物品を前記所定閉空間に預入れる第2の者に通知し、当該他物品の当該所定閉空間への預入れの完了の連絡を前記第2の者から受け取る他物品預入制御手段と、
前記処方薬の前記預入れの完了の前記連絡、及び、前記他物品の前記預入れの完了の前記連絡を受けた場合、その旨、及び、前記所定閉空間から物品を取出すための情報を、前記所定患者に通知する物品取出通知手段と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記他物品は、前記処方薬を処方する薬局が管理する販売場で販売されている物品であり、前記第1の者及び前記第2の者は当該薬局又は当該薬局から依頼された者である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記他物品は、ECサイトで販売されている物品であり、前記第2の者は当該ECサイト又は当該ECサイトから依頼された者である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記処方箋の複製を前記処方薬を処方する薬局に送信する機能、
前記処方箋を受け取った薬剤師が、前記所定患者に対してオンラインでの服薬指導を行う機能、
前記薬剤師により調剤された前記処方薬に対する対価の決済、及び受取りに関する処理を実行する機能、
のうち少なくとも1つを有するアプリケーションソフトウェアに対して、
前記処方薬預入情報取得手段、前記他物品預入情報取得手段、前記処方箋預入制御手段、前記処方箋預入制御手段、及び、前記物品取出通知手段による一連の処理を前記情報処理装置に実行させる機能を提供する対アプリ機能提供手段
をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
情報処理装置が実行する情報処理方法において、
所定患者に対して発行された所定の処方箋に基づく所定の処方薬を、複数の閉空間のうち所定閉空間に預入れる旨を示す情報を処方薬預入情報として取得する処方薬預入情報取得ステップと、
前記処方薬預入情報、及び前記所定閉空間へ物品を預入ための情報を、前記処方薬を前記所定閉空間に預入れる第1の者に通知し、当該処方薬の当該所定閉空間への預入れの完了の連絡を前記第1の者から受け取る処方箋預入制御ステップと、
前記所定患者により指示された前記処方薬以外の他物品を、当該処方薬と同一所定閉空間に預入れる旨を示す情報を他物品預入情報として取得する他物品預入情報取得ステップと、
前記他物品預入情報、及び前記所定閉空間へ物品を預入ための情報を、前記他物品を前記所定閉空間に預入れる第2の者に通知し、当該他物品の当該所定閉空間への預入れの完了の連絡を前記第2の者から受け取る他物品預入制御ステップと、
前記処方薬の前記預入れの完了の前記連絡、及び、前記他物品の前記預入れの完了の前記連絡を受けた場合、その旨、及び、前記所定閉空間から物品を取出すための情報を、前記所定患者に通知する物品取出通知ステップと、
を含む情報処理方法。
【請求項6】
コンピュータに、
所定患者に対して発行された所定の処方箋に基づく所定の処方薬を、複数の閉空間のうち所定閉空間に預入れる旨を示す情報を処方薬預入情報として取得する処方薬預入情報取得ステップと、
前記処方薬預入情報、及び前記所定閉空間へ物品を預入ための情報を、前記処方薬を前記所定閉空間に預入れる第1の者に通知し、当該処方薬の当該所定閉空間への預入れの完了の連絡を前記第1の者から受け取る処方箋預入制御ステップと、
前記所定患者により指示された前記処方薬以外の他物品を、当該処方薬と同一所定閉空間に預入れる旨を示す情報を他物品預入情報として取得する他物品預入情報取得ステップと、
前記他物品預入情報、及び前記所定閉空間へ物品を預入ための情報を、前記他物品を前記所定閉空間に預入れる第2の者に通知し、当該他物品の当該所定閉空間への預入れの完了の連絡を前記第2の者から受け取る他物品預入制御ステップと、
前記処方薬の前記預入れの完了の前記連絡、及び、前記他物品の前記預入れの完了の前記連絡を受けた場合、その旨、及び、前記所定閉空間から物品を取出すための情報を、前記所定患者に通知する物品取出通知ステップと、
を含む制御処理を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、病院(医師)により発行された処方箋を、患者が薬局を訪問する前に事前に送信して、薬剤師による調剤行為の開始を早める技術(以下、「処方箋事前送信技術」と呼ぶ)が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-059913公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1を含め従来の処方箋事前技術では、患者に発行された処方箋に基づく処方薬の受取り方法として当該患者にとって便宜になる柔軟な態様が要求されているが、当該要求に十分に応えられていない状況である。
【0005】
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、患者に発行された処方箋に基づく処方薬の受取り方法として当該患者にとって便宜になる柔軟な態様を提供できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
所定患者に対して発行された所定の処方箋に基づく所定の処方薬を、複数の閉空間のうち所定閉空間に預入れる旨を示す情報を処方薬預入情報として取得する処方薬預入情報取得手段と、
前記所定患者により指示された前記処方薬以外の物品を、当該処方薬と同一所定閉空間に預入れる旨を示す情報を他物品預入情報として取得する他物品預入情報取得手段と、
前記処方薬預入情報、及び前記所定閉空間へ物品を預入ための情報を、前記処方薬を前記所定閉空間に預入れる第1の者に通知し、当該処方薬の当該所定閉空間への預入れの完了の連絡を前記第1の者から受け取る処方箋預入制御手段と、
前記他物品預入情報、及び前記所定閉空間へ物品を預入ための情報を、前記他物品を前記所定閉空間に預入れる第2の者に通知し、当該他物品の当該所定閉空間への預入れの完了の連絡を前記第1の者から受け取る処方箋預入制御手段と、
前記処方薬の前記預入れの完了の前記連絡、及び、前記他物品の前記預入れの完了の前記連絡を受けた場合、その旨、及び、前記所定閉空間から物品を取出すための情報を、前記所定患者に通知する物品取出通知手段と、
を備える。
【0007】
本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムの夫々は、本発明の一態様の情報処理装置に対応する方法及びプログラムの夫々である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、患者に発行された処方箋に基づく処方薬の受取り方法として当該患者にとって便宜になる柔軟な態様を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムにより実現可能となる本サービスの概要を示す図である。
本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図2の情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2の情報処理システムを構成する図3のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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