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公開番号
2025087203
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201702
出願日
2023-11-29
発明の名称
コイル成形部材
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
5/02 20060101AFI20250603BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コイル成型の容易性を向上させることができるコイル成形部材を提供する。
【解決手段】コイル成形部材10は、ベースガイド13と、コーナーガイド17と、ガイド枠21とを備える。ベースガイド13は、電線11が中心軸線Oの周りに渦巻き状に配置される場合の第1周目で電線11が巻き付けられる。コーナーガイド17は、任意の自然数nによる第n周目の電線11の湾曲部を少なくとも外方側から支持する。ガイド枠21は、最も外方のコーナーガイド17を外方側から支持する。ベースガイド13の第2ベース爪部13dと、コーナーガイド17の爪部25a及び爪保持部25bとは、いわゆるカンチレバー型のスナップフィットにより、ベースガイド13と最も内方のコーナーガイド17とを連結及び隣り合うコーナーガイド17同士を連結する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電線が所定軸線の周りに渦巻き状に配置される場合の第1周目で前記電線が巻き付けられる第1ガイド部材と、
任意の自然数nによる第n周目の前記電線の湾曲部を少なくとも外方側から支持する第2ガイド部材と、
最も外方の前記第2ガイド部材を外方側から支持する第3ガイド部材と、
前記第1ガイド部材と最も内方の前記第2ガイド部材とを連結及び隣り合う前記第2ガイド部材同士を連結する複数の連結部材と
を備える
コイル成形部材。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
複数の前記連結部材を第1連結部材として、
前記第n周目の前記電線の直線部を少なくとも外方側から支持する第4ガイド部材と、
前記第1ガイド部材と最も内方の前記第4ガイド部材とを連結及び隣り合う前記第4ガイド部材同士を連結する複数の第2連結部材と
を備える
請求項1に記載のコイル成形部材。
【請求項3】
前記第1ガイド部材は前記電線の巻き始め部位を固定する第1固定部を備え、
前記第3ガイド部材は前記電線の巻き終わり部位を固定する第2固定部を備える
請求項1又は請求項2に記載のコイル成形部材。
【請求項4】
前記第1ガイド部材は前記第1周目の前記電線の周回位置を外方側に変位させる変位部を備え、
第(n+1)周目の前記電線の周回位置を外方側に変位させる第5ガイド部材と、
前記変位部と最も内方の前記第5ガイド部材とを連結及び隣り合う前記第5ガイド部材同士を連結する複数の第3連結部材と
を備える
請求項3に記載のコイル成形部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル成形部材に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する二次電池を搭載する車両での充給電に関する研究開発が行われている。
従来、非接触での電力伝送により車両の外部から車両に電力を供給する非接触電力伝送システムでは、送電装置及び受電装置において、巻線間に隙間を設けつつ平面的に渦巻き状に形成される平面コイルが知られている(例えば、特許文献1参照)。従来、巻線間に隙間を設ける場合に、支持基板に形成されたガイド溝に巻線をはめ込む方法又は巻線間にスペーサを設ける方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-13810号公報
特開平6-333755号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、二次電池を搭載する車両での充給電に関する技術においては、送電装置及び受電装置に備えられる巻線のゆがみ及びひずみを抑制しながら巻線間の間隔を所定に保持するコイル成型工程の容易性を向上させることが望まれている。例えば、上記従来技術の平面コイルのような渦巻き状の巻線間に複数のスペーサを設ける場合、複数のスペーサの位置ずれ等に起因してコイル成型の容易性を向上させることが困難になるという問題が生じる。
【0005】
本発明は、コイル成型の容易性を向上させることができるコイル成形部材を提供することを目的とする。そして、延いてはエネルギーの効率化に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1):本発明の一態様に係るコイル成形部材(例えば、実施形態でのコイル成形部材10)は、電線(例えば、実施形態での電線11)が所定軸線(例えば、実施形態での中心軸線O)の周りに渦巻き状に配置される場合の第1周目で前記電線が巻き付けられる第1ガイド部材(例えば、実施形態でのベースガイド13)と、任意の自然数nによる第n周目の前記電線の湾曲部を少なくとも外方側から支持する第2ガイド部材(例えば、実施形態でのコーナーガイド17)と、最も外方の前記第2ガイド部材を外方側から支持する第3ガイド部材(例えば、実施形態でのガイド枠21)と、前記第1ガイド部材と最も内方の前記第2ガイド部材とを連結及び隣り合う前記第2ガイド部材同士を連結する複数の連結部材(例えば、実施形態での第2ベース爪部13d、爪部25a及び爪保持部25b)とを備える。
【0007】
(2):上記(1)に記載のコイル成形部材は、複数の前記連結部材を第1連結部材(例えば、実施形態での第2ベース爪部13d、爪部25a及び爪保持部25b)として、前記第n周目の前記電線の直線部を少なくとも外方側から支持する第4ガイド部材(例えば、実施形態でのストレートガイド19)と、前記第1ガイド部材と最も内方の前記第4ガイド部材とを連結及び隣り合う前記第4ガイド部材同士を連結する複数の第2連結部材(例えば、実施形態での第3ベース爪部13e、爪部27a及び爪保持部27b)とを備えてもよい。
【0008】
(3):上記(1)又は(2)に記載のコイル成形部材では、前記第1ガイド部材は前記電線の巻き始め部位(例えば、実施形態での巻き始め部位11a)を固定する第1固定部(例えば、実施形態での巻き始め固定部13a)を備え、前記第3ガイド部材は前記電線の巻き終わり部位(例えば、実施形態での巻き終わり部位11b)を固定する第2固定部(例えば、実施形態での巻き終わり固定部21b)を備えてもよい。
【0009】
(4):上記(3)に記載のコイル成形部材は、前記第1ガイド部材は前記第1周目の前記電線の周回位置を外方側に変位させる変位部(例えば、実施形態での変位部13b)を備え、第(n+1)周目の前記電線の周回位置を外方側に変位させる第5ガイド部材(例えば、実施形態での変位ガイド15)と、前記変位部と最も内方の前記第5ガイド部材とを連結及び隣り合う前記第5ガイド部材同士を連結する複数の第3連結部材(例えば、実施形態での第1ベース爪部13c、爪部23a及び爪保持部23b)とを備えてもよい。
【発明の効果】
【0010】
上記(1)によれば、第1ガイド部材と複数の第2ガイド部材とを連結する複数の連結部材を備えることにより、電線の湾曲部でのゆがみ及びひずみを抑制しながら電線間の間隔を所定に保持するコイル成型工程の容易性を向上させることができる。
電線が渦巻き状に配置される際に湾曲部を外方側から支持する第2ガイド部材が追加されることにより、電線の軸線方向の位置を一定に維持しながら、電線のゆがみ及びひずみを抑制することができる。
最も外方の第2ガイド部材を外方側から支持する第3部材を備えることにより、例えば電線の形状が歪みやすい扁平形状等であっても、搬送時等の歪みを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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