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公開番号2025086311
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2024056649
出願日2024-03-29
発明の名称撮影装置及び電子デバイス
出願人ジョウシュウシ エーエーシー レイテック オプトロニクス カンパニーリミテッド
代理人SK弁理士法人,個人,個人
主分類G03B 5/00 20210101AFI20250530BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】撮影装置の組み立てが困難であり、製品の歩留まりが低いという問題を解決するための撮影装置及び電子デバイスを提供する。
【解決手段】本発明の撮影装置は、レンズモジュールと、フォーカス駆動モジュールと、ブレ防止駆動モジュールとを含み、レンズモジュール、フォーカス駆動モジュール及びブレ防止駆動モジュールは、3つの互いに独立のモジュールであり、フォーカス駆動モジュールは、レンズモジュールを固定する鏡筒と、鏡筒を収容する第1ブラケットと、対応して設けられるフォーカスコイル及びフォーカス磁性鋼と、第1回路基板とを含み、第1回路基板は、フォーカスコイルに電気的に接続される。ブレ防止駆動モジュールは、画像センサと、対応して設けられるブレ防止コイル及びブレ防止磁性鋼と、平面状の第2回路基板とを含み、第2回路基板は、平面状であり、ブレ防止駆動モジュール及び撮影装置の厚さを有効に減少させることができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
撮影装置であって、
前記撮影装置は、順に一体に固定されるレンズモジュールと、フォーカス駆動モジュールと、ブレ防止駆動モジュールと、を含み、
前記フォーカス駆動モジュールは、前記レンズモジュールを固定する鏡筒と、前記鏡筒を収容する第1ブラケットと、対応して設けられるフォーカスコイル及びフォーカス磁性鋼と、第1回路基板とを含み、
前記第1回路基板は、前記フォーカスコイルに電気的に接続され、フォーカスコイル及びフォーカス磁性鋼の相互作用により前記鏡筒を前記第1ブラケット内において前記レンズモジュールの光軸方向に沿って運動するように駆動し、
前記ブレ防止駆動モジュールは、画像センサと、対応して設けられるブレ防止コイル及びブレ防止磁性鋼と、平面状の第2回路基板とを含み、
前記第2回路基板は、それぞれ前記画像センサ及びブレ防止コイルに電気的に接続され、ブレ防止コイル及びブレ防止磁性鋼の相互作用により前記画像センサを前記レンズモジュールに対して光軸周りに運動するか、または光軸に垂直する方向に沿って運動するように駆動する、ことを特徴とする撮影装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記ブレ防止駆動モジュールは、更に、スプリング板と、前記画像センサ、ブレ防止コイル、ブレ防止磁性鋼、第2回路基板及びスプリング板を収容する第1ハウジングとを含み、
前記スプリング板は、スプリング板本体と、前記スプリング板本体の外側に弾性接続されるスプリング板固定部とを含み、
前記第2回路基板は、回路基板本体と、前記回路基板本体の外側に弾性接続される回路基板固定部とを含み、
前記回路基板固定部及びスプリング板固定部は、ともに前記第1ハウジングに固定され、
前記回路基板本体には、前記画像センサに対応する沈下貫通孔が設けられ、
前記画像センサは、前記沈下貫通孔内に接続され、且つ前記スプリング板本体に貼り合わせられ、
前記ブレ防止コイル及びブレ防止磁性鋼は、それぞれ前記回路基板本体及び前記第1ハウジングに固定される、ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
【請求項3】
前記スプリング板本体には、スプリング板本体の表面よりも低い沈下面が形成され、
前記沈下面は、前記スプリング板本体の表面に対してハーフエッチング処理を行うことで形成され、
前記画像センサは、前記スプリング板本体の沈下面に貼り合わせられる、ことを特徴とする請求項2に記載の撮影装置。
【請求項4】
前記ブレ防止駆動モジュールは、更に、前記第1ハウジング内に収容される第2ブラケットを含み、
前記第2ブラケットの光軸方向に沿う一端は前記回路基板本体に固定され、他端と前記第1ハウジングとの間には隙間を有し、
前記第2ブラケットには、前記ブレ防止コイルを収容するための第1位置限定溝が設けられる、ことを特徴とする請求項2に記載の撮影装置。
【請求項5】
前記第1ハウジングには、前記画像センサが貫通するのに適した取付孔が設けられ、
前記取付孔の周縁には、複数の前記第2ブラケットの方向に折り曲げられる折曲部が対称に形成され、前記第2ブラケットには、前記折曲部に一対一でそれぞれ対応するドッキング溝が設けられ、
前記ドッキング溝内には、前記折曲部を少なくとも一部を覆う第1制振接着剤が充填される、ことを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
【請求項6】
前記第2ブラケットの前記第1ハウジングに対向する表面には、衝突防止凸部が形成される、ことを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
【請求項7】
前記フォーカスコイルは、前記鏡筒の外側に巻かれており、
前記フォーカス磁性鋼は、前記第1ブラケット内に固定され、
前記フォーカス駆動モジュールは、更に、それぞれ前記鏡筒の光軸方向に沿った両端に支持される2つの弾性シートを含み、
各前記弾性シートは、それぞれ前記鏡筒に接続される弾性シート本体と、それぞれ前記弾性シート本体から外側に湾曲して延伸される第1接続部、第2接続部及び第3接続部とを含み、
2つの前記弾性シートの第1接続部は、それぞれ前記第1ブラケットの光軸方向に沿った両端に接続され、2つの前記弾性シートの第2接続部及び第3接続部は、それぞれ前記フォーカスコイル及び前記第1回路基板に接続されて回路を形成する、ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
【請求項8】
前記フォーカス駆動モジュールは、更に、前記鏡筒、第1ブラケット、フォーカスコイル、フォーカス磁性鋼及び第1回路基板を収容する第2ハウジングを含み、
前記第1ブラケットの光軸方向に沿う一端には、前記第2ハウジングに対向して設けられる第2限位槽が設けられ、
前記第2限位槽内には、第2制振接着剤が充填され、
前記鏡筒は、鏡筒から外側に延伸される位置限定部を有し、
前記位置限定部は、前記第2限位槽に一対一で対応し且つ前記第2ハウジングと対応する前記第2限位槽との間に制限され、
各前記位置限定部には、それぞれ前記第2制振接着剤を回避する段差構造が設けられ、各前記位置限定部の光軸方向に沿った両端端面には、それぞれ衝突防止面として構成される、ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
【請求項9】
前記第1回路基板は、前記第2回路基板に電気的に接続され、
前記フォーカス駆動モジュールは、更に、互いに協働して鏡筒の位置を検出する駆動チップ及びチップ磁性鋼を含み、
前記駆動チップは、前記第1回路基板に電気的に接続され、
前記チップ磁性鋼は、前記鏡筒に固定され、且つ前記駆動チップに対向して設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
【請求項10】
電子デバイスであって、
デバイス本体と、請求項1~9のいずれかの1項に記載の撮影装置とを含み、
前記撮影装置は、前記デバイス本体に設けられる、ことを特徴とする電子デバイス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影装置分野に関し、特に、撮影装置及び電子デバイスに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
現在、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯電話など、市場で一般的に見られるポータブル光学製品の光学システムは、光学レンズモジュールとカメラ駆動モジュールで構成されている。カメラ駆動モジュールは、フォーカス機能に加えて、ポータブル光学製品のフォーカスや撮影過程において外力によるブレが発生しやすいため、例えば手持ち、車両走行中、外部環境要因等による装置のブレ(揺れ)によって、鮮明な画像が得られない問題や画像がぼやける等の問題をもたらすため、カメラ駆動モジュールは、ブレ防止機能を有することが多い。しかし、様々な機能が統合されているため、カメラ駆動モジュールの構造も比較的複雑であり、多くの部品から組み立てられるため、カメラ駆動モジュールの組立工程も比較的複雑であり、ちょっとした不注意によって製品の歩留まりに影響を与え、ポータブル光学製品の不適格な組み立てにつながることがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明的の目的は、従来技術にいて撮影装置の組み立てが困難であり、製品の歩留まりが低いという問題を解決するための撮影装置及び電子デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の技術的手段は、以下の通りである。本発明は、撮影装置であって、前記撮影装置は、順に一体に固定されるレンズモジュールと、フォーカス駆動モジュールと、ブレ防止駆動モジュールと、を含み、前記フォーカス駆動モジュールは、前記レンズモジュールを固定する鏡筒と、前記鏡筒を収容する第1ブラケットと、対応して設けられるフォーカスコイル及びフォーカス磁性鋼と、第1回路基板とを含み、前記第1回路基板は、前記フォーカスコイルに電気的に接続され、フォーカスコイル及びフォーカス磁性鋼の相互作用により前記鏡筒を前記第1ブラケット内において前記レンズモジュールの光軸方向に沿って運動するように駆動し、前記ブレ防止駆動モジュールは、画像センサと、対応して設けられるブレ防止コイル及びブレ防止磁性鋼と、平面状の第2回路基板とを含み、前記第2回路基板は、それぞれ前記画像センサ及びブレ防止コイルに電気的に接続され、ブレ防止コイル及びブレ防止磁性鋼の相互作用により前記画像センサを前記レンズモジュールに対して光軸周りに運動するか、または光軸に垂直する方向に沿って運動するように駆動する、ことを特徴とする撮影装置。
【0005】
好ましくは、前記ブレ防止駆動モジュールは、更に、スプリング板と、前記画像センサ、ブレ防止コイル、ブレ防止磁性鋼、第2回路基板及びスプリング板を収容する第1ハウジングとを含み、前記スプリング板は、スプリング板本体と、前記スプリング板本体の外側に弾性接続されるスプリング板固定部とを含み、前記第2回路基板は、回路基板本体と、前記回路基板本体の外側に弾性接続される回路基板固定部とを含み、前記回路基板固定部及びスプリング板固定部は、ともに前記第1ハウジングに固定され、前記回路基板本体には、前記画像センサに対応する沈下貫通孔が設けられ、前記画像センサは、前記沈下貫通孔内に接続され、且つ前記スプリング板本体に貼り合わせられ、前記ブレ防止コイル及びブレ防止磁性鋼は、それぞれ前記回路基板本体及び前記第1ハウジングに固定される。
【0006】
好ましくは、前記スプリング板本体には、スプリング板本体の表面よりも低い沈下面が形成され、前記沈下面は、前記スプリング板本体の表面に対してハーフエッチング処理を行うことで形成され、前記画像センサは、前記スプリング板本体の沈下面に貼り合わせられる。
【0007】
好ましくは、前記ブレ防止駆動モジュールは、更に、前記第1ハウジング内に収容される第2ブラケットを含み、前記第2ブラケットの光軸方向に沿う一端は前記回路基板本体に固定され、他端と前記第1ハウジングとの間には隙間を有し、前記第2ブラケットには、前記ブレ防止コイルを収容するための第1位置限定溝が設けられる。
【0008】
好ましくは、前記第1ハウジングには、前記画像センサが貫通するのに適した取付孔が設けられ、前記取付孔の周縁には、複数の前記第2ブラケットの方向に折り曲げられる折曲部が対称に形成され、前記第2ブラケットには、前記折曲部に一対一でそれぞれ対応するドッキング溝が設けられ、前記ドッキング溝内には、前記折曲部を少なくとも一部を覆う第1制振接着剤が充填される。
【0009】
好ましくは、前記第2ブラケットの前記第1ハウジングに対向する表面には、衝突防止凸部が形成される。
【0010】
好ましくは、前記フォーカスコイルは、前記鏡筒の外側に巻かれており、前記フォーカス磁性鋼は、前記第1ブラケット内に固定され、前記フォーカス駆動モジュールは、更に、それぞれ前記鏡筒の光軸方向に沿った両端に支持される2つの弾性シートを含み、各前記弾性シートは、それぞれ前記鏡筒に接続される弾性シート本体と、それぞれ前記弾性シート本体から外側に湾曲して延伸される第1接続部、第2接続部及び第3接続部とを含み、2つの前記弾性シートの第1接続部は、それぞれ前記第1ブラケットの光軸方向に沿った両端に接続され、2つの前記弾性シートの第2接続部及び第3接続部は、それぞれ前記フォーカスコイル及び前記第1回路基板に接続されて回路を形成する。
(【0011】以降は省略されています)

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