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公開番号2025086098
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199914
出願日2023-11-27
発明の名称学習データ生成装置、学習装置、感情推定装置、学習データ生成方法および学習データ生成プログラム
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06N 20/00 20190101AFI20250530BHJP(計算;計数)
要約【課題】学習に適した学習データを効率よく生成すること。
【解決手段】実施形態に係る学習データ生成装置は、第1データの2値化値を正解値とし、前記第1データと対応する第2データを入力値とする学習データの学習データ生成装置であって、第1閾値以上の第1データと、第1閾値より小さい第2閾値以下の第1データとを抽出し、抽出した第1データと、当該第1データに対応する第2データとで学習データを生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1データの2値化値を正解値とし、前記第1データと対応する第2データを入力値とする学習データの学習データ生成装置であって、
第1閾値以上の前記第1データと、前記第1閾値より小さい第2閾値以下の前記第1データとを抽出し、
前記抽出した前記第1データと、当該第1データに対応する第2データとで学習データを生成する
学習データ生成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1データの抽出数が、設定された学習データの生成数に達するまで、前記第1閾値を減少し、前記第2閾値を増加する
請求項1に記載の学習データ生成装置。
【請求項3】
前記第1閾値以上の前記第1データの抽出数と、前記第2閾値以下の前記第1データの抽出数とを同じとする
請求項2に記載の学習データ生成装置。
【請求項4】
前記第1データ全数に対する前記第1閾値以上の前記第1データの抽出数の割合を第1割合とし、
前記第1データ全数に対する前記第2閾値以下の前記第1データの抽出数の割合を第2割合とする
請求項2に記載の学習データ生成装置。
【請求項5】
前記第1データの正規分布状態に応じて、前記第1閾値と前記第2閾値を決定する
請求項1に記載の学習データ生成装置。
【請求項6】
前記第1データは、中枢神経系覚醒度と自律神経系活性度であり、
前記第2データは、顔の表情の特徴データである
請求項1~5のいずれか一つに記載の学習データ生成装置。
【請求項7】
学習データを用いてAIモデルを学習する学習装置において、
前記学習データは、
第1データの2値化値を正解値とし、前記第1データと対応する第2データを入力値とする学習データであって、
第1閾値以上の第1データと、前記第1閾値より小さい第2閾値以下の前記第1データとを正解値とし、
正解値とした前記第1データに対応する第2データを入力値とする、学習データである、
学習装置。
【請求項8】
人の顔の表情データに基づきAIモデルにて中枢神経系覚醒度の2値化値と自律神経系活性度の2値化値とを算出し、前記中枢神経系覚醒度の2値化値と前記自律神経系活性度の2値化値の組み合わせに基づき感情を推定する感情推定装置において、
AIモデルは、
人の顔の表情データを入力とし、
第1覚醒度閾値以上の中枢神経系覚醒度を第1覚醒度2値化値とし、前記第1覚醒度閾値より小さい第2覚醒度閾値以下の中枢神経系覚醒度を第2覚醒度2値化値とする第1正解値とし、
第1活性度閾値以上の自律神経系活性度を第1活性度2値化値とし、前記第1活性度閾値より小さい第2活性度閾値以下の自律神経系活性度を第2活性度2値化値とする第2正解値とする
感情推定装置。
【請求項9】
第1データの2値化値を正解値とし、前記第1データと対応する第2データを入力値とする学習データの生成方法であって、
第1閾値以上の前記第1データと、前記第1閾値より小さい第2閾値以下の前記第1データとを抽出し、
前記抽出した前記第1データと、当該第1データに対応する第2データとで学習データを生成する
学習データ生成方法。
【請求項10】
第1データの2値化値を正解値とし、前記第1データと対応する第2データを入力値とする学習データを生成するプログラムであって、
第1閾値以上の前記第1データと、前記第1閾値より小さい第2閾値以下の前記第1データとを抽出するステップと、
前記抽出した前記第1データと、当該第1データに対応する第2データとで学習データを生成するするステップと、
をコンピュータに実行させる学習データ生成プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、学習データ生成装置、学習装置、感情推定装置、学習データ生成方法および学習データ生成プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、AI(Artificial Intelligence)を用いた各種装置が実用化されている。AIを生成するためには、AIの目的機能に応じた学習データセットを生成して、当該学習データを用いて学習前のAIモデルを学習する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-119322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
精度の良いAIを生成するためには、質の良い多数の学習データが必要となり、学習に適した学習データを効率よく生成する技術が望まれる。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、学習に適した学習データを効率よく生成することができる学習データ生成装置、学習装置、感情推定装置、学習データ生成方法および学習データ生成プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る学習データ生成装置は、第1データの2値化値を正解値とし、前記第1データと対応する第2データを入力値とする学習データの学習データ生成装置であって、第1閾値以上の前記第1データと、前記第1閾値より小さい第2閾値以下の前記第1データとを抽出し、前記抽出した前記第1データと、当該第1データに対応する第2データとで学習データを生成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、学習に適した学習データを効率よく生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、感情推定システムの概要説明図である。
図2は、感情推定方法の概要説明図である。
図3は、指標推定モデルの具体例を示す図である。
図4は、学習データとしての採用の適否に関する説明図である。
図5は、学習データ生成装置のブロック図である。
図6は、学習データ記憶部の一例を示す図である。
図7は、分布の一例を示す図である。
図8は、分布の一例を示す図である。
図9は、学習装置のブロック図である。
図10は、感情推定装置のブロック図である。
図11は、学習データ生成装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
図12は、学習装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
図13は、感情推定装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る学習データ生成装置、学習装置、感情推定装置、学習データ生成方法および学習データ生成プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る学習データ生成装置、学習装置、感情推定装置、学習データ生成方法および学習データ生成プログラムが限定されるものではない。
【0010】
まず、図1を用いて、実施形態に係る感情推定システムの概要について説明する。図1は、実施形態に係る感情推定推定システムの概略構成図である。図1に示すように、感情推定システムSは、複数の学習データ生成装置1と、学習装置10と、複数の感情推定装置100とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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