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公開番号
2025085916
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199625
出願日
2023-11-27
発明の名称
RFIDタグ
出願人
小林クリエイト株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06K
19/077 20060101AFI20250530BHJP(計算;計数)
要約
【課題】保護フィルムの表面に印字された所要情報を保護しつつ、交信性能の低下を抑制し得るRFIDタグを提案する。
【解決手段】ICチップ14とアンテナ13とを被覆する保護フィルム4の表面に、保護フィルム4と同等サイズ以下の情報被覆フィルム5が貼付されて、保護フィルム4の情報記入部17を保護するものであり、情報被覆フィルム5が、ICチップ14とアンテナ13とに重ねられて、保護フィルム4の外方へはみ出さずに貼着されている。本構成によれば、情報被覆フィルム5が剥がれの起点となることを抑制できると共に、交信性能の低下を抑制できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ICチップと、
前記ICチップに接続されたアンテナと、
前記ICチップおよび前記アンテナを被覆し、表面に所要情報を記入された情報記入部が設けられた保護フィルムと
を備え、被着物に貼り付ける裏面に粘着剤層が設けられたRFIDタグであって、
前記保護フィルムと同等または該保護フィルムよりも小さいサイズで形成され、前記情報記入部を覆うと共に前記ICチップと前記アンテナとに重ねられて、該保護フィルムの表面に外方へはみ出さずに貼着された情報被覆フィルムを備えたものであることを特徴とするRFIDタグ。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
情報被覆フィルムは、
アンテナの外寸で規定されるアンテナ外寸面積に対して70~140%の面積で形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載のRFIDタグ。
【請求項3】
情報被覆フィルムは、
ICチップの全体に重なり且つアンテナの一部に少なくとも重なるように、保護フィルムの表面に貼着されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のRFIDタグ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被着物に貼付されて、非接触で信号を送受信可能なRFIDタグに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、薄膜状のインレイ基材にICチップとアンテナとが配設されたRFIDインレイと、該RFIDインレイを被覆する保護フィルムとを備えた構成のRFIDタグが記載されており、該RFIDタグは、裏面に設けられた粘着剤層によって被着物に貼付される。ここで、保護フィルムは、RFIDインレイよりも一回り大きなサイズで形成され、該RFIDインレイの全体を覆って保護する。
【0003】
こうしたRFIDタグでは、その保護フィルムの表面に、製造者や製造番号等の所要情報が印字されて、該所要情報を保護するラミネートフィルムによって該保護フィルムを覆った構成が知られている。かかる構成では、一般的に、保護フィルムよりも一回り以上大きなサイズのラミネートフィルムが用いられている。これにより、ラミネートフィルムが保護フィルムの表面全域を保護できると共に、該ラミネートフィルムの外周縁が被着物にしっかりと貼り付けられる。ここで、ラミネートフィルムが保護フィルムよりも僅かに大きいものであると、保護フィルムの厚みにより生じた段差のために、被着物に貼り付けられる外周縁の幅が狭くなって、剥がれの起点となり易い。これに対して、保護フィルムよりも一回り以上大きなラミネートフィルムであれば、被着物に貼り付けられる外周縁の幅が広くなるため、剥がれの起点となることを抑制できるという利点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-171341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、前述した従来のRFIDタグにあって、保護フィルムを覆うラミネートフィルムを備えた構成は、ICチップとアンテナとを、保護フィルムとラミネートフィルムとで二重に被覆していることから、該保護フィルムのみで被覆した構成に比して、交信性能(交信距離)が低下してしまう。これは、ラミネートフィルムの誘電率に因ると考えられることから、前記従来構成では、保護フィルムに印字した所要情報を保護しつつ、交信性能を保つことができなかった。
【0006】
本発明は、前述した課題の解決し得るものであって、印字された所要情報を保護しつつ交信性能の低下を抑制し得るRFIDタグを提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ICチップと、前記ICチップに接続されたアンテナと、前記ICチップおよび前記アンテナを被覆し、表面に所要情報を記入された情報記入部が設けられた保護フィルムとを備え、被着物に貼り付ける裏面に粘着剤層が設けられたRFIDタグであって、 前記保護フィルムと同等または該保護フィルムよりも小さいサイズで形成され、前記情報記入部を覆うと共に前記ICチップと前記アンテナとに重ねられて、該保護フィルムの表面に外方へはみ出さずに貼着された情報被覆フィルムを備えたものであることを特徴とするRFIDタグである。
ここで、本発明の構成は、情報記入部に所要情報が記入された状態の保護フィルムに情報被覆フィルムが貼着されたものだけでなく、保護フィルムに情報被覆フィルムが貼着された状態で情報記入部に所要情報が記入されるものも含まれる。
【0008】
かかる構成にあっては、保護フィルム上に貼付された情報被覆フィルムにより、該保護フィルムに記された所要情報を保護できると共に、該保護フィルムと同等サイズ以下の該情報被覆フィルムが、保護フィルムより外方へはみ出さずに貼り付けられていることから、該情報フィルムが剥がれの起点となり難く、総じて被着物から剥がれ難くできる。
【0009】
さらに、本構成は、保護フィルムと同等サイズ以下の情報被覆フィルムを貼り付けたことにより、交信性能の低下を抑制できる。
ここで、保護フィルムに用いられるPET等の樹脂フィルムは、その誘電率により前記交信性能を低下させることが知られている。そして、この誘電率による交信性能の低下は、一般的に、保護フィルムが厚くなるにつれて大きくなる(交信性能が低下する)。すなわち、前述した従来構成のように、保護フィルムよりも大きいサイズのフィルムを、該保護フィルムを覆うように重ねた場合には、交信性能が低下していた。こうした従来の構成に対して、本発明の発明者らが研鑽したところ、情報被覆フィルムを保護フィルムと同等以下のサイズとすることにより、交信性能の低下を抑制できるという知見を得た。
【0010】
このように本発明の構成によれば、保護フィルムに記された所要情報を保護する効果と、剥がれの起点となることを抑制する効果とに加えて、交信性能の低下を抑制する効果を奏することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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