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公開番号
2025085547
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199505
出願日
2023-11-24
発明の名称
橋梁排水計画装置、橋梁排水計画システム、および橋梁排水計画プログラム
出願人
川田テクノシステム株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
30/18 20200101AFI20250529BHJP(計算;計数)
要約
【課題】橋梁における排水経路の計画を支援すること。
【解決手段】
橋梁排水計画装置100は、橋梁の3次元モデルに対して排水基準線を設定する排水基準線設定手段と、排水基準線設定手段によって設定された排水基準線に基づいて、排水管モデルを作成する排水管モデル作成手段と、排水管モデル作成手段によって作成された排水管モデルに対して、ユーザによる縦断計画を受け付ける縦断計画手段と、縦断計画手段によって受け付けた縦断計画の結果を排水管モデルに反映して排水管モデルを更新する縦断計画結果反映手段と、縦断計画結果反映手段によって更新された排水管モデルの開始位置に排水桝モデルを配置する排水桝モデル配置手段と、排水桝モデルが配置された排水管モデルの側面図と断面図を作成して出力する縦断図出力手段とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
橋梁における排水経路の計画を支援するための橋梁排水計画装置であって、
橋梁の3次元モデルに対して排水基準線を設定する排水基準線設定手段と、
前記排水基準線設定手段によって設定された前記排水基準線に基づいて、排水管モデルを作成する排水管モデル作成手段と、
前記排水管モデル作成手段によって作成された前記排水管モデルに対して、ユーザによる縦断計画を受け付ける縦断計画手段と、
前記縦断計画手段によって受け付けた縦断計画の結果を前記排水管モデルに反映して排水管モデルを更新する縦断計画結果反映手段と、
前記縦断計画結果反映手段によって更新された排水管モデルの開始位置に排水桝モデルを配置する排水桝モデル配置手段と、
排水桝モデルが配置された排水管モデルの側面図と断面図を作成して出力する縦断図出力手段とを備えることを特徴とする橋梁排水計画装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の橋梁排水計画装置において
前記排水基準線設定手段は、橋梁のXY平面上へのユーザによる排水基準線の作図を受け付けることにより、排水基準線を設定することを特徴とする橋梁排水計画装置。
【請求項3】
請求項1に記載の橋梁排水計画装置において、
前記排水管モデル作成手段は、ユーザから、前記排水基準線に対して配置する排水管の種別と排水管の呼び径が指定されると、ユーザによって指定された種別と呼び径の排水管モデルを作成することを特徴とする橋梁排水計画装置。
【請求項4】
請求項3に記載の橋梁排水計画装置において、
前記排水管モデル作成手段によって作成された排水管モデルの排水管の種別やサイズの変更を受け付ける変更受付手段をさらに備え、
前記排水管モデル作成手段は、前記変更受付手段によって排水管モデルの排水管の種別やサイズの変更を受け付けると、変更内容を反映させて排水管モデルを作成することを特徴とする橋梁排水計画装置。
【請求項5】
請求項1に記載の橋梁排水計画装置において、
前記縦断計画手段は、管路がプレビュー表示された縦断計画プレビュー表示部内でユーザによる管路の変化点の追加、移動、または削除を受け付けることによって、または、縦断変化点の情報が表形式で表示された縦断変化点編集部内でユーザによる管路の変化点の追加、移動、または削除を受け付けることによって、前記排水管モデルに対する縦断計画を受け付けることを特徴とする橋梁排水計画装置。
【請求項6】
請求項1に記載の橋梁排水計画装置において、
前記排水桝モデル配置手段は、ユーザから排水桝モデルを配置する排水管と排水桝の種別が指定されると、ユーザによって指定された排水管の開始位置に、ユーザによって指定された種別の排水桝モデルを配置することを特徴とする橋梁排水計画装置。
【請求項7】
請求項1に記載の橋梁排水計画装置において、
前記排水管モデルに対して、ユーザによる排水管モデルの曲管半径の変更や、排水管モデルの平面変化点の追加、移動、または削除を受け付ける更新受付手段と、
前記更新受付手段によって受け付けた排水管モデルの曲管半径の変更結果、または排水管モデルの平面変化点の追加、移動、または削除結果を前記排水管モデルに反映して排水管モデルを更新する更新結果反映手段をさらに備えることを特徴とする橋梁排水計画装置。
【請求項8】
橋梁における排水経路の計画を支援するための橋梁排水計画システムであって、
橋梁の3次元モデルに対して排水基準線を設定する排水基準線設定手段と、
前記排水基準線設定手段によって設定された前記排水基準線に基づいて、排水管モデルを作成する排水管モデル作成手段と、
前記排水管モデル作成手段によって作成された前記排水管モデルに対して、ユーザによる縦断計画を受け付ける縦断計画手段と、
前記縦断計画手段によって受け付けた縦断計画の結果を前記排水管モデルに反映して排水管モデルを更新する縦断計画結果反映手段と、
前記縦断計画結果反映手段によって更新された排水管モデルの開始位置に排水桝モデルを配置する排水桝モデル配置手段と、
排水桝モデルが配置された排水管モデルの側面図と断面図を作成して出力する縦断図出力手段とを備えることを特徴とする橋梁排水計画システム。
【請求項9】
請求項8に記載の橋梁排水計画システムにおいて
前記排水基準線設定手段は、橋梁のXY平面上へのユーザによる排水基準線の作図を受け付けることにより、排水基準線を設定することを特徴とする橋梁排水計画システム。
【請求項10】
請求項8に記載の橋梁排水計画システムにおいて、
前記排水管モデル作成手段は、ユーザから、前記排水基準線に対して配置する排水管の種別と排水管の呼び径が指定されると、ユーザによって指定された種別と呼び径の排水管モデルを作成することを特徴とする橋梁排水計画システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、橋梁排水計画装置、橋梁排水計画システム、および橋梁排水計画プログラムに関する。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
次のような下水道管路ネットワークの設計システムが知られている。この下水道管路ネットワークの設計システムでは、地図上における河道を特定する河道データと、地図上における橋梁を特定する橋梁データと、土地の利用状況を特定する土地データと、を少なくとも含む地図データに基づいて、橋梁に沿って下水道管を配置して下水道管の管路ネットワークを設定し、河道と橋梁との位置関係に基づいて、各下水道管の勾配を設定し、橋梁に隣接する土地の利用状況とに基づいて、各下水道管の管径を設定する(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-025075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、橋梁の排水計画を行う場合、2次元の地図データを用いて排水経路を設定していた。橋梁の排水計画を行うためには、平面の経路に沿って縦断図を作成して縦断形状の計画を行う必要がある。このため、従来の2次元図面ベースの設計では、平面図を作成してからその平面の経路に沿って縦断図を作成し、縦断形状の計画を行い、問題があれば平面図の平面形状を見直し、再度縦断計画をするという作業の繰り返しが必要になる可能性がある。このため、このような問題を解消するための技術が求められるが、従来はそのための方法については何ら検討されていなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明による橋梁排水計画装置は、橋梁における排水経路の計画を支援するための橋梁排水計画装置であって、橋梁の3次元モデルに対して排水基準線を設定する排水基準線設定手段と、排水基準線設定手段によって設定された排水基準線に基づいて、排水管モデルを作成する排水管モデル作成手段と、排水管モデル作成手段によって作成された排水管モデルに対して、ユーザによる縦断計画を受け付ける縦断計画手段と、縦断計画手段によって受け付けた縦断計画の結果を排水管モデルに反映して排水管モデルを更新する縦断計画結果反映手段と、縦断計画結果反映手段によって更新された排水管モデルの開始位置に排水桝モデルを配置する排水桝モデル配置手段と、排水桝モデルが配置された排水管モデルの側面図と断面図を作成して出力する縦断図出力手段とを備えることを特徴とする。
本発明による橋梁排水計画システムは、橋梁における排水経路の計画を支援するための橋梁排水計画システムであって、橋梁の3次元モデルに対して排水基準線を設定する排水基準線設定手段と、排水基準線設定手段によって設定された排水基準線に基づいて、排水管モデルを作成する排水管モデル作成手段と、排水管モデル作成手段によって作成された排水管モデルに対して、ユーザによる縦断計画を受け付ける縦断計画手段と、縦断計画手段によって受け付けた縦断計画の結果を排水管モデルに反映して排水管モデルを更新する縦断計画結果反映手段と、縦断計画結果反映手段によって更新された排水管モデルの開始位置に排水桝モデルを配置する排水桝モデル配置手段と、排水桝モデルが配置された排水管モデルの側面図と断面図を作成して出力する縦断図出力手段とを備えることを特徴とする。
本発明による橋梁排水計画プログラムは、橋梁における排水経路の計画を支援するための橋梁排水計画プログラムであって、橋梁の3次元モデルに対して排水基準線を設定する排水基準線設定手順と、排水基準線設定手順で設定した排水基準線に基づいて、排水管モデルを作成する排水管モデル作成手順と、排水管モデル作成手順で作成した排水管モデルに対して、ユーザによる縦断計画を受け付ける縦断計画手順と、縦断計画手順で受け付けた縦断計画の結果を排水管モデルに反映して排水管モデルを更新する縦断計画結果反映手順と、縦断計画結果反映手順で更新した排水管モデルの開始位置に排水桝モデルを配置する排水桝モデル配置手順と、排水桝モデルが配置された排水管モデルの側面図と断面図を作成して出力する縦断図出力手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ユーザは、排水管モデルに対して縦断計画を行えば、その結果が反映された排水管モデルを得ることができ、その縦断図を確認することができる。このように、本発明では、3次元の排水管モデルをベースに設計を行うことができるため、平面形状と縦断形状の確認と修正を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
橋梁排水計画装置100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
配置された橋梁モデルの一例を示す図である。
排水基準線の設定方法を模式的に示した図である。
橋梁モデル上に排水基準線を表示した例を示す図である。
排水基準線の区間に対して管路を設定して任意の排水管モデルを配置するための方法の一例を示す図である。
排水管の種別とサイズを登録するための登録画面の一例を示す図である。
ユーザによる排水管モデルの排水管の種別やサイズの変更例を示す図である。
排水管のサイズが変更された場合の排水管モデルの例を示す図である。
橋梁モデル上に変更内容を反映させた排水管モデルを表示した例を示す図である。
縦断計画の流れを示す図である。
排水管モデルを道路面の位置に自動で移動させる方法を示す図である。
排水管モデルの縦断変化点を、平面図上から指示して追加するための方法を示す図である。
排水管モデルを垂直方向に変化させるための方法を示す図である。
変化点を基準にして勾配指定して変化させるための方法を示す図である。
縦断計画の内容が反映された排水管モデルの例を示す図である。
排水管モデルの曲管の半径を変更するための方法を示す図である。
排水管モデルに排水桝モデルを配置するための方法を示す図である。
排水桝モデルのサイズを編集して登録するための方法を示す図である。
排水管モデルの側面図と断面図の一例を示す図である。
旗上げを配置するための方法を示す図である。
本実施の形態における橋梁排水計画装置100で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本実施の形態における橋梁排水計画装置100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。橋梁排水計画装置100としては、例えば、サーバ装置やパソコン等が用いられる。図1は、橋梁排水計画装置100として例えばパソコンを用いた場合の一実施の形態の構成を示している。橋梁排水計画装置100は、操作部材101と、制御装置102と、記録装置103と、表示装置104とを備えている。
【0009】
操作部材101は、橋梁排水計画装置100の操作者によって操作される種々の装置、例えばキーボードやマウスを含む。
【0010】
制御装置102は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、橋梁排水計画装置100の全体を制御する。なお、制御装置102を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリである。このメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。
(【0011】以降は省略されています)
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