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公開番号
2025085238
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023198964
出願日
2023-11-24
発明の名称
包装用容器
出願人
株式会社エフピコ
代理人
個人
主分類
B65D
43/10 20060101AFI20250529BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】閉蓋作業の作業性を向上させる。
【解決手段】合成樹脂製シートからなる容器本体1及び蓋体2を備えた包装用容器であって、容器本体1は、被収容物が載置される本体底面部10と、本体底面部10よりも下側に突出する脚部14と、を備え、脚部14は、容器本体1が設置される容器載置面に、下面が当接する設置底面部と、閉蓋状態を維持するための本体嵌合部15と、を有し、蓋体2は、下側に突出し、脚部14の内側に進入する進入突部34を備え、進入突部34は、設置底面部の上面に、下面が当接する当接先端部と、閉蓋状態を維持すべく本体嵌合部15に嵌合する蓋嵌合部35と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
合成樹脂製シートからなる容器本体及び蓋体を備えた包装用容器であって、
容器本体は、被収容物が載置される本体底面部と、本体底面部よりも下側に突出する脚部と、を備え、
脚部は、容器本体が設置される容器載置面に、下面が当接する設置底面部と、閉蓋状態を維持するための本体嵌合部と、を有し、
蓋体は、下側に突出し、脚部の内側に進入する進入突部を備え、
進入突部は、設置底面部の上面に、下面が当接する当接先端部と、閉蓋状態を維持すべく本体嵌合部に嵌合する蓋嵌合部と、を有する、包装用容器。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
設置底面部の容器周方向の長さは、本体嵌合部の容器周方向の長さよりも長く、
当接先端部の容器周方向の長さは、蓋嵌合部の容器周方向の長さよりも長い、請求項1記載の包装用容器。
【請求項3】
本体嵌合部は、設置底面部の上方に隣接し、
蓋嵌合部は、当接先端部の上方に隣接している、請求項1又は2記載の包装用容器。
【請求項4】
容器は、平面視矩形状であり、
脚部と進入突部は、コーナー部に設けられ、
蓋体は、進入突部よりも容器外側に蓋フランジ部を備え、
蓋フランジ部は、蓋フランジ頂面部と、蓋フランジ頂面部から下側に延びるスカート部と、を有し、
蓋フランジ頂面部の辺中央部に補強凹凸部が設けられている、請求項1又は2記載の包装用容器。
【請求項5】
容器本体は、本体底面部の周囲に設けられた本体周壁部と、本体周壁部よりも容器外側に設けられた本体フランジ部とを備え、
脚部は、本体周壁部と本体フランジ部の間に位置し、
本体周壁部は、本体底面部から立ち上がる内壁部と、本体周壁部の上端部に設けられる周壁頂上部と、周壁頂上部から容器外側且つ下側に延設される外壁部とを有し、
脚部と外壁部の間には、脚部と外壁部とを連結し、高さが設置底面部よりも高く周壁頂上部よりも低い本体段差部が設けられている、請求項1又は2記載の包装用容器。
【請求項6】
本体段差部は、脚部の容器周方向の全長のうち少なくとも本体嵌合部が設けられている区間の容器内側に対応して設けられている、請求項5記載の包装用容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品を収容するための包装用容器に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載の内嵌合容器においては、脚部から上方に離れた箇所に嵌合部が設けられている。蓋体を容器本体に嵌合させる際に、容器本体の嵌合部の近傍には容器外方向や下方向に力が作用し、嵌合部の近傍の部分が容器外側や下側に向けて変形しやすい。そのため、蓋体を容器本体に嵌合させにくく、閉蓋作業の作業効率の向上が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-154968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、閉蓋作業の作業性を向上させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る包装用容器は、合成樹脂製シートからなる容器本体及び蓋体を備えた包装用容器であって、容器本体は、被収容物が載置される本体底面部と、本体底面部よりも下側に突出する脚部と、を備え、脚部は、容器本体が設置される容器載置面に、下面が当接する設置底面部と、閉蓋状態を維持するための本体嵌合部と、を有し、蓋体は、下側に突出し、脚部の内側に進入する進入突部を備え、進入突部は、設置底面部の上面に、下面が当接する当接先端部と、閉蓋状態を維持すべく本体嵌合部に嵌合する蓋嵌合部と、を有する。
【0006】
この構成によれば、蓋体を容器本体に被せていく閉蓋作業の際に、蓋体の進入突部が容器本体の脚部の内側に進入していく。そして、閉蓋状態において、蓋体の進入突部の当接先端部の下面が容器本体の脚部の設置底面部の上面に当接する。そして、容器本体の脚部に設けられた本体嵌合部に、蓋体の進入突部に設けられた蓋嵌合部が嵌合する。閉蓋作業時において蓋体を下側に押す力は、蓋体の進入突部の当接先端部から容器本体の脚部の設置底面部へと伝わり、容器本体の設置底面部から容器載置面へと伝わる。従って、蓋体を下側に押しても、その力を容器本体の脚部の設置底面部がしっかりと受け止める。そのため、蓋体の進入突部を容器本体の脚部に容易に進入させることができると共に、脚部の本体嵌合部に進入突部の蓋嵌合部を容易且つ確実に嵌合させることができ、本体嵌合部と蓋嵌合部による嵌合構造によって閉蓋状態を確実に維持することができる。また、蓋体の進入突部の当接先端部の下面が容器本体の脚部の設置底面部の上面に当接するので、閉蓋作業時に容器本体の脚部が変形しにくく、容器本体の脚部の潰れ等を防ぐことができると共に、本体嵌合部に蓋嵌合部を確実に嵌合させることができる。更に、脚部が進入突部と合わせて二重構造となるうえに、設置底面部の上面に当接先端部の下面が当接しているので、脚部の強度を大きく向上させることができる。そのため、容器に食品を収容しても、脚部が変形しにくく、且つ、容器本体のシートを薄肉化しても、脚部の変形を防止することができる。しかも、食品を収容した閉蓋状態の容器を上下に積み重ねた場合において上側の容器の重量が下側の容器に作用しても、二重構造の脚部で容器をしっかりと支えることができ、容器の段積み状態が安定する。そして、このような段積み状態においても脚部が変形しにくいので、脚部に設けられた本体嵌合部から蓋嵌合部が外れにくく、不用意な蓋開きが防止される。
【0007】
特に、設置底面部の容器周方向の長さは、本体嵌合部の容器周方向の長さよりも長く、当接先端部の容器周方向の長さは、蓋嵌合部の容器周方向の長さよりも長いことが好ましい。シートを熱成形して容器本体及び蓋体を形成する際に、脚部及び進入突部においてシートを深絞りすることになるが、設置底面部及び当接先端部よりも本体嵌合部及び蓋嵌合部の周方向長さが短いので、金型を容易に抜くことができ、良好な成形性を確保できる。
【0008】
また、本体嵌合部は、設置底面部の上方に隣接し、蓋嵌合部は、当接先端部の上方に隣接していることが好ましい。この構成によれば、本体嵌合部が設置底面部から上側に大きく離れず、また、蓋嵌合部が当接先端部から上側に大きく離れていない。そのため、本体嵌合部から蓋嵌合部が外れにくく、嵌合状態がより一層確実に維持され、閉蓋状態がより一層確実に維持される。
【0009】
また、容器は、平面視矩形状であり、脚部と進入突部は、コーナー部に設けられ、蓋体は、進入突部よりも容器外側に蓋フランジ部を備え、蓋フランジ部は、蓋フランジ頂面部と、蓋フランジ頂面部から下側に延びるスカート部と、を有し、蓋フランジ頂面部の辺中央部に補強凹凸部が設けられていることが好ましい。この構成によれば、脚部及び進入突部がコーナー部に設けられているので、閉蓋作業時に容器本体が安定し、進入突部の蓋嵌合部を脚部の本体嵌合部に容易且つ確実に嵌合させることができる。また、辺中央部における蓋フランジ頂面部には補強凹凸部が設けられているので、辺中央部における蓋開きも防止される。尚、蓋フランジ頂面部に上側に向けて突出する凸部が例えば容器周方向に間隔をあけて複数設けられることにより補強凹凸部が形成されてもよいし、逆に、蓋フランジ頂面部に下側に向けて凹んだ凹部が例えば容器周方向に間隔をあけて複数設けられることにより補強凹凸部が形成されてもよい。
【0010】
また、容器本体は、本体底面部の周囲に設けられた本体周壁部と、本体周壁部よりも容器外側に設けられた本体フランジ部とを備え、脚部は、本体周壁部と本体フランジ部の間に位置し、本体周壁部は、本体底面部から立ち上がる内壁部と、本体周壁部の上端部に設けられる周壁頂上部と、周壁頂上部から容器外側且つ下側に延設される外壁部とを有し、脚部と外壁部の間には、脚部と外壁部とを連結し、高さが設置底面部よりも高く周壁頂上部よりも低い本体段差部が設けられていることが好ましい。この構成によれば、本体周壁部が上側に突出し、脚部が下側に突出するが、本体周壁部と脚部の間に本体段差部が設けられているので、本体周壁部及び脚部を容易に且つ正確に成形することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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