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公開番号2025084811
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025025584,2022522977
出願日2025-02-20,2020-09-16
発明の名称ファン組立体
出願人ダイソン・テクノロジー・リミテッド
代理人個人,個人,個人
主分類F04D 29/44 20060101AFI20250527BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】自然な屋外の空気流を再現するファン組立体を提供する。
【解決手段】ファン組立体を表面上に支持するように配置されたベースと、空気流を生成するように配置された空気流発生器と、ファン組立体からの空気流の少なくとも一部を放出するように配置された空気出口とを含むファン組立体が提供され、この空気出口は、ベースに対して振動するように配置されている。ファン組立体は、更に、ベースに対する空気出口の振動を制御するように配置されたコントローラを備え、このコントローラは、振動毎に空気出口の振動速度を変化させるように配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ファン組立体であって、
前記ファン組立体を表面上に支持するように配置されたベースと、
空気流を生成するように配置された空気流発生器と、
前記ファン組立体から前記空気流の少なくとも一部を放出するように配置された空気出
口であって、前記ベースに対して振動するように配置された空気出口と、
前記ベースに対する前記空気出口の振動を制御するように配置されたコントローラであ
って、振動毎に前記空気出口の振動速度を変化させるように配置されたコントローラと、
を含む、ファン組立体。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記コントローラは、前記振動速度をランダムに変化させるように配置されている、請
求項1に記載のファン組立体。
【請求項3】
前記コントローラは、振動毎に使用される前記振動速度をランダムに選択するように配
置されている、請求項1または2のいずれか一項に記載のファン組立体。
【請求項4】
前記コントローラは、振動速度の範囲内から振動毎に使用される前記振動速度をランダ
ムに選択するように配置されている、請求項3に記載のファン組立体。
【請求項5】
前記コントローラは、前記振動速度を上限速度と下限速度との間からランダムに選択す
るように配置されている、請求項3または4のいずれか一項に記載のファン組立体。
【請求項6】
前記コントローラは、更に、振動毎に前記空気出口の振動の大きさを変化させるように
配置されている、請求項1~5のいずれか一項に記載のファン組立体。
【請求項7】
前記コントローラが複数の振動モードで構成されており、前記複数の振動モードのうち
の少なくとも1つにあるとき、前記コントローラは、振動毎に前記空気出口の振動速度を
変化させるように配置されている、請求項1~6のいずれか一項に記載のファン組立体。
【請求項8】
前記複数の振動モードのうちの少なくとも1つの他のモードにあるとき、前記コントロ
ーラは、振動毎の前記空気出口の振動速度および振動の大きさを変化させるように配置さ
れている、請求項7に記載のファン組立体。
【請求項9】
前記複数の振動モードのうちの少なくとも1つの他のモードにあるとき、前記コントロ
ーラは、振動毎の前記空気出口の振動速度を維持するように配置されている、請求項7ま
たは8のいずれか一項に記載のファン組立体。
【請求項10】
前記複数の振動モードのうちの少なくとも1つの他のモードにあるとき、前記コントロ
ーラは、前記空気出口を静止状態に維持するように配置されている、請求項7~9のいず
れか一項に記載のファン組立体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ファン組立体に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
熱的快適性および/または環境または温度制御の目的で使用される従来の家庭用ファン
は、通常、比較的安定した空気流を生成する。しかしながら、熱的快適性の研究では、自
然風やそよ風が、これらの安定した人工的な空気流よりも大きな冷感をもたらし得ること
が示されている。特に、現場研究と制御実験との両方が、一定の空気流と比較した場合、
自然のそよ風が人間により大きな熱応答または温熱感覚をもたらし得ることを示唆した。
【0003】
従って、自然風の流れ特性を再現する空気流を生成することができ、従って、安定した
人工的な空気流によって提供されるよりもより快適な冷感を提供すると見なすことができ
るファン組立体を提供することが望ましい。しかしながら、風の無秩序に思われるまたは
不規則な性質とその流体メカニズムの規模とを考慮に入れると、屋内環境で自然な屋外の
空気流を再現することは困難な作業である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、自然風の流れ特性を再現する空気流を生成することができ、従って、
ユーザに向上した熱的快適性を提供すると見なすことができるファン組立体を提供するこ
とである。従って、本発明者らは、乱流統計法を使用して、人間の典型的な高さにおける
風のプロファイルを開発し、そのような高さでの自然風を表すいくつかの特性を特定した
。次に、本発明者らは、従来の振動方法論を使用して自然風について決定された特性に対
応する特性を有する空気流を生成することは困難であると判定した。しかしながら、本発
明者らは、次に、自然風の特定された特性を、人間に関連する周波数範囲にわたって現実
的にシミュレートすることができる方法で、空気流を非周期的に振動させ得ることを見出
した。特に、本発明者らは、自然風の特定された特性が、振動毎に変化する振動速度で空
気出口を振動させることができるファン組立体によって再現可能であることを見出した。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様によれば、ファン組立体を表面上に支持するように配置されたベースと、空
気流を生成するように配置された空気流発生器と、ファン組立体から空気流の少なくとも
一部を放出するように配置された空気出口であって、ベースに対して振動するように配置
された空気出口と、を含むファン組立体が提供される。ファン組立体は、更に、ベースに
対する空気出口の振動を制御するように配置されたコントローラを含み、このコントロー
ラは、振動毎に空気出口の振動速度を変化させるように配置されている。
【0006】
コントローラは、振動速度をランダムに変化させるように配置することができる。コン
トローラは、振動毎に使用される振動速度をランダムに選択するように配置することがで
きる。コントローラは、振動速度の範囲内から振動毎に使用される振動速度をランダムに
選択するように配置することができる。コントローラは、上限速度と下限速度との間から
振動速度をランダムに選択するように配置することができる。コントローラは、下限速度
から上限速度まで均等に分配された複数の振動速度から、振動毎に使用される振動速度を
ランダムに選択するように配置することができる。
【0007】
コントローラは、更に、振動毎に空気出口の振動の大きさを変化させるように配置する
ことができる。コントローラは、振動の大きさをランダムに変化させるように配置するこ
とができる。コントローラは、振動毎に使用される振動の大きさをランダムに選択するよ
うに配置することができる。コントローラは、振動の範囲内から振動毎に使用される振動
の大きさをランダムに選択するように配置することができる。コントローラは、振動の上
限と振動の下限との間から振動の大きさをランダムに選択するように配置することができ
る。コントローラは、振動の上限から振動の下限まで均等に分配された複数の振動の大き
さから、振動毎に使用される振動の大きさをランダムに選択するように配置することがで
きる。
【0008】
コントローラは、複数の振動モードで構成することができ、その場合、コントローラは
、複数の振動モードのうちの少なくとも1つにあるとき、振動毎に空気出口の振動速度を
変更するように配置することができる。コントローラは、複数の振動モードのうちの少な
くとも1つの他のモードにあるとき、振動毎に空気出口の振動速度および振動の大きさの
両方を変更するように配置することができる。コントローラは、複数の振動モードのうち
の少なくとも1つの他のモードにあるとき、振動毎に空気出口の振動速度を維持するよう
に(即ち、振動毎に単一の一定の振動速度を使用するように)配置することができる。コ
ントローラは、複数の振動モードのうちの少なくとも1つの他のモードにあるとき、空気
出口を静止状態に維持するように配置することができる。
【0009】
コントローラは、第1の振動モードおよび第2の振動モードで構成することができ、第
1の振動モードは、第2の振動モードとは異なり、その場合、コントローラは、第1の振
動モードにあるとき、振動毎に空気出口の振動速度を変化させるように配置することがで
きる。次に、コントローラは、第2の振動にあるとき、振動毎の空気出口の振動速度を維
持するように(即ち、振動毎に単一の一定の振動速度を使用するように)配置することが
できる。コントローラは、第3の振動モードで構成することができ、その場合、第3の振
動モードにあるとき、空気出口を静止状態に維持するように配置することができる。コン
トローラは、第4の振動モードで構成することができ、その場合、振動毎に空気出口の振
動速度および振動の大きさの両方を変更するように配置することができる。
【0010】
ファン組立体はノズルを備えてもよく、空気出口はノズル上に設けられる。ファン本体
は、空気流発生器を収容することができ、空気流発生器によって空気流を本体内に引き込
む空気入口と、本体から空気流を放出するための空気流発生器の下流の空気出口とを備え
る。次に、ノズルを本体の空気出口上に取り付けることができる。次に、ノズルは、本体
の空気出口から排出された空気流を受け入れるように配置することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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