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公開番号
2025083551
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025042612,2022554011
出願日
2025-03-17,2021-09-28
発明の名称
静電容量型入力装置
出願人
積水ポリマテック株式会社
代理人
個人
主分類
H01H
36/00 20060101AFI20250523BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】使用者が入力されたことを触感で感知可能とする静電容量型入力装置を提供する。
【解決手段】操作スイッチ10Aは、表面シート20と、軟質部材30と、静電容量の変化を検出するセンサシート40とを備える。表面シート20は、タッチ操作する操作領域21と操作領域21の周囲の周辺領域22とを有する。軟質部材30は、操作領域21とセンサシート40との間に配置される。センサシート40は、操作領域21に対応する位置にセンサ電極42を有する。操作領域21をタッチ操作により押し込むと、表面シート20及び軟質部材30の少なくとも一方がセンサシート40に向けて圧縮変形することで表面シート20がセンサシート40に向けて変位し、センサ電極42により静電容量の検出がなされる。周辺領域22は、操作領域21と比べて硬質である。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
表面部材と、
軟質部材と、
静電容量の変化を検出するセンサシートとを備え、
前記表面部材は、タッチ操作する操作領域と前記操作領域の周囲の周辺領域とを有し、
前記軟質部材は、前記操作領域と前記センサシートとの間に配置され、
前記センサシートは、前記操作領域に対応する位置にセンサ電極を有し、
前記操作領域をタッチ操作により押し込むと、前記表面部材及び前記軟質部材の少なくとも一方が前記センサシートに向けて圧縮変形することで前記表面部材が前記センサシートに向けて変位し、前記センサ電極により前記静電容量の検出がなされ、
前記周辺領域は、前記操作領域と比べて硬質である
静電容量型入力装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記周辺領域は、前記軟質部材を支持可能な剛性を有する硬質支持部材によって構成される
請求項1記載の静電容量型入力装置。
【請求項3】
前記硬質支持部材は、前記センサ電極上に配置される前記軟質部材の周囲を囲む配置である
請求項2記載の静電容量型入力装置。
【請求項4】
前記軟質部材は、前記操作領域と前記センサシートとの間のみに配置される
請求項2又は請求項3記載の静電容量型入力装置。
【請求項5】
前記硬質支持部材は、前記表面部材と前記センサシートとの間に孔を形成する第2の硬質支持部材であり、
前記軟質部材は、前記孔に充填される軟質充填体である
請求項2~請求項4いずれか1項記載の静電容量型入力装置。
【請求項6】
前記硬質支持部材は、枠状の第2の硬質支持部材であり、
前記軟質部材は、前記第2の硬質支持部材で囲まれた枠内に充填される軟質充填体である
請求項2~請求項4いずれか1項記載の静電容量型入力装置。
【請求項7】
前記硬質支持部材は、第2の硬質支持部材であり、
前記第2の硬質支持部材は、前記軟質部材と接触して前記軟質部材を側方から位置決めして固定する
請求項2~請求項6いずれか1項記載の静電容量型入力装置。
【請求項8】
前記硬質支持部材は、前記周辺領域において、前記軟質部材に積層される
請求項2又は請求項3記載の静電容量型入力装置。
【請求項9】
前記表面部材は、前記軟質部材に積層されており、前記硬質支持部材は、前記周辺領域における前記軟質部材との対向面と、前記軟質部材との間に設けられる第3の硬質支持部材であり、
前記第3の硬質支持部材は、前記軟質部材と前記第3の硬質支持部材とが積層する前記周辺領域において、前記操作領域よりも硬質の触感を有するように構成される
請求項2又は請求項3記載の静電容量型入力装置。
【請求項10】
前記表面部材は、前記操作領域及び前記周辺領域が凹凸のない平坦な構成である
請求項1~請求項9いずれか1項記載の静電容量型入力装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願による開示は、静電容量型入力装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電子機器の入力装置として、静電容量センサを備えるタッチ入力装置が知られている。こうした静電容量型入力装置(静電容量型タッチ入力装置)は、例えば電子機器の筐体に配置した操作領域を使用者が指で触れることによる静電容量の変化を検出するものである(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-081818号公報、図1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子機器の入力装置には、物理的に変位して入力がなされる押しボタンスイッチ(物理キー)も広く用いられている。こうした押しボタンスイッチによる入力操作では、物理的な変位に伴う操作感があるので、使用者は、入力されたことを触感で感知することが可能である。
【0005】
これに対し、静電容量型タッチ入力装置では、電子機器の筐体は硬質であり、指で触っても触感に変化がないため、使用者は、入力操作が行われたことを確認することが難しい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本出願で開示するいくつかの態様は、以下の特徴を有するものとして構成される。
【0007】
すなわち、本出願で開示する一つの態様は、表面部材と、軟質部材と、静電容量の変化を検出するセンサシートとを備え、前記表面部材は、タッチ操作する操作領域を有し、前記軟質部材は、前記操作領域と前記センサシートとの間に配置され、前記センサシートは、前記操作領域に対応する位置にセンサ電極を有し、前記操作領域をタッチ操作により押し込むと、前記表面部材と前記軟質部材とが前記センサシートに向けて変位し、前記センサ電極により前記静電容量の検出がなされる静電容量型入力装置である。
【0008】
本開示の一態様では、静電容量型入力装置は、使用者がタッチ操作する操作領域と、操作領域に対応する位置にセンサ電極を有するセンサシートとの間に軟質部材を備えている。そして、本開示の一態様では、静電容量型入力装置は、使用者が操作領域をタッチ操作により押し込むと、表面部材と軟質部材とがセンサシートに向けて変位し、センサ電極により静電容量の検出がなされるように構成されている。このため、本開示の一態様によれば、静電容量型入力装置に対して入力がなされたことを使用者に触感で感知させることができる。
【0009】
本開示の一態様では、前記軟質部材は、前記操作領域と前記センサ電極との間の部分における検出感度を高めるために静電容量の値を増大させる導電部を有するように構成することができる。
【0010】
操作領域とセンサ電極との間に軟質部材を設けると、少なくともその分だけ操作領域とセンサ電極との距離を長く確保する必要があるので、センサの感度及び検出精度が低下してしまう可能性がある。しかしながら、本開示の一態様では、軟質部材が操作領域とセンサ電極との間の部分に導電部を有している。導電部を構成する導電性物質は、一般に絶縁性物質と比べて誘電率が高い傾向にある。そして、軟質部材の誘電率を高くすることによって、操作領域に触れる指とセンサ電極との間の静電容量の値も大きくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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