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公開番号2025083538
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025042252,2022196740
出願日2025-03-17,2019-06-18
発明の名称コネクタ
出願人モレックス エルエルシー,Molex, LLC
代理人個人,個人
主分類H01R 12/71 20110101AFI20250523BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】複数の端子が取付けられた凸部同士の間隔を狭くすることができ、製造が容易で、小型化が可能で、信頼性が高くなるようにする。
【解決手段】第1ハウジングと、該第1ハウジングに取付けられた複数の第1端子とを備えるコネクタであって、前記第1ハウジングは、一対の底板部と、各底板部の上面にそれぞれ突設された第1凸部と、一対の第1凸部の両端同士をそれぞれ結合する一対の端部と、一対の第1凸部同士の間に形成された貫通孔とを含み、複数の第1端子は、交互に反対向きとなる千鳥状に配置されて、前記第1凸部に保持され、各第1端子のテール部は、その一部が前記底板部に埋込まれて保持され、前記コネクタの幅方向内側のテール部は同一の貫通孔内に露出し、前記コネクタの幅方向内側の底板部は前記貫通孔の幅方向の外縁を画定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
(a)第1ハウジングと、該第1ハウジングに取付けられた複数の第1端子とを備えるコネクタであって、
(b)前記第1ハウジングは、一対の底板部と、各底板部の上面にそれぞれ突設された第1凸部と、一対の第1凸部の両端同士をそれぞれ結合する一対の端部と、一対の第1凸部同士の間に形成された貫通孔とを含み、
(c)複数の第1端子は、交互に反対向きとなる千鳥状に配置されて、前記第1凸部に保持され、各第1端子のテール部は、その一部が前記底板部に埋込まれて保持され、
(d)前記コネクタの幅方向内側のテール部は同一の貫通孔内に露出し、前記コネクタの幅方向内側の底板部は前記貫通孔の幅方向の外縁を画定することを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記第1ハウジングは一対の半体部と一対の端部とを含み、各半体部は、それぞれ、前記底板部及び第1凸部を含むとともに前記第1端子を保持し、各端部は、それぞれ、一対の半体部の両端同士を結合し、前記半体部は第1次インサート成形工程によって成形され、前記端部は第2次インサート成形工程によって成形される請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
複数の第1端子はいずれも同一の構造を有し、前記テール部は前記底板部の実装面に露出する請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項4】
各第1凸部の両側の各々におけるテール部のピッチは、前記第1端子のピッチの2倍であり、一方の第1凸部における前記コネクタの幅方向内側のテール部と他方の第1凸部における前記コネクタの幅方向内側のテール部とは互いにハーフピッチずれている請求項1~3のいずれか1項に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記コネクタの幅方向内側のテール部は、いずれも、嵌合面から視認可能である請求項1~4のいずれか1項に記載のコネクタ。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載のコネクタと、該コネクタと嵌合する相手方コネクタとを有するコネクタ組立体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一対の平行な回路基板同士を電気的に接続するために、基板対基板コネクタ等のコネクタが使用されている。このようなコネクタは、一対の回路基板における相互に対向する面の各々に取付けられ、互いに嵌合して導通するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
図11は従来のコネクタを示す斜視図である。
【0004】
図において、811は、図示されない回路基板に実装されるコネクタのハウジングであり、長手方向に延在する一対の細長い凸部812を有する。該凸部812には、複数の端子861がコネクタの長手方向に並んで取付けられている。
【0005】
そして、前記コネクタが図示されない相手方コネクタと嵌合すると、前記凸部812は、相手方コネクタの相手方ハウジングに形成された一対の凹溝の各々に挿入される。これにより、前記端子861は、前記凹溝内に並んで取付けられた図示されない相手方端子の各々と接触して導通する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2001-126789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前記従来のコネクタにおいては、端子861がハウジング811と一体化するように形成されているので、小型化した場合、凸部812同士の間隔が狭くなり、かつ、端子861のピッチが狭くなり、製造が困難になる。通常、前記端子861は、オーバーモールド乃至インサート成形と称される成形方法によってハウジング811の一対の凸部812と一体化されるので、凸部812同士の間隔が狭くなり、かつ、端子861のピッチが狭くなると、ハウジング811の成形用金型内の一対の凸部812に対応する位置に、多数の端子861を正確に並べて配置させることが困難になる。
【0008】
ここでは、前記従来のコネクタの問題点を解決して、複数の端子が取付けられた凸部同士の間隔を狭くすることができ、製造が容易で、小型化が可能で、信頼性の高いコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そのために、コネクタにおいては、各々が、コネクタ本体と、該コネクタ本体に取付けられた複数の端子とを含む半体部と、各半体部のコネクタ本体の両端に形成される本体端部と、該本体端部と一体化された補強金具とを備え、前記コネクタ本体の各々は、その長手方向に延在し、前記端子と一体化された凸部を含み、前記端子の各々は、上下方向に延在する幅広の接点と、該接点の上端に接続された前記接点より幅狭の上部とを含み、前記凸部の長手方向に並んで配置される前記端子は、隣接するもの同士の姿勢が、前記凸部の幅方向に関して、互いに反対向きとなり、隣接するもの同士の上部が、前記凸部の長手方向から観て、重複するように配置される。
【0010】
他のコネクタにおいては、さらに、前記端子の各々は、前記コネクタ本体の幅方向外側に突出し、基板に接続されるテール部を含み、前記端子は、隣接するもの同士のテール部が、前記コネクタ本体の幅方向に関して、互いに反対向きに突出するように配置される。
(【0011】以降は省略されています)

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