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公開番号2025083393
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025035349,2024004240
出願日2025-03-06,2019-05-19
発明の名称駐車場管理システムおよびプログラム
出願人株式会社スペース二十四インフォメーション
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250523BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザが通信端末を用い、管理サーバと通信することにより、電子決済を行うことを可能にする。
【解決手段】後払い式の駐車場22を管理する駐車場管理システムは、管理サーバ50を含み、その管理サーバは、ユーザの前記駐車場からの出庫時に、入庫時に前記駐車場の位置において取得されたユーザ固有情報である入庫時ユーザ固有情報と同じ種類のユーザ固有情報を前記駐車場の位置において出庫時ユーザ固有情報として前記ユーザの通信端末90から受信する機能と、前記入庫時ユーザ固有情報と前記出庫時ユーザ固有情報との間の照合に成功することを条件に、駐車料金について電子決済を行うための駐車料金データを前記通信端末に送信する機能とを含む。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項１】
後払い式の駐車場を管理する駐車場管理システムであって、
管理サーバを含み、
その管理サーバは、
ユーザの前記駐車場からの出庫時に、入庫時に前記駐車場の位置において取得されたユーザ固有情報である入庫時ユーザ固有情報と同じ種類のユーザ固有情報を前記駐車場の位置において出庫時ユーザ固有情報として前記ユーザの通信端末から受信する機能と、
前記入庫時ユーザ固有情報と前記出庫時ユーザ固有情報との間の照合に成功することを条件に、駐車料金について電子決済を行うための駐車料金データを前記通信端末に送信する機能と
を含む駐車場管理システム。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
当該駐車場管理システムは、さらに、
前記駐車場に対応する位置情報を提示する位置情報提示手段と、
前記通信端末のコンピュータによって実行されるプログラムと
を含み、
前記管理サーバは、さらに、
前記駐車場に対応する前記位置情報を受信し、その受信した位置情報に基づいて前記駐車場を特定する機能と、
前記駐車料金の額を送信する機能と
を含み、
前記駐車料金の前記電子決済は、当該駐車場管理システムに帰属しない要素としての決済サーバを用いて行われ、
前記通信端末は、複数の機能として、
前記管理サーバと前記決済サーバとに選択的に接続されることを可能にする機能と、
当該通信端末が前記駐車場に対応する前記位置情報提示手段に適用させられた場合、前記駐車場に対応する前記位置情報を前記管理サーバに送信する機能と、
前記管理サーバとの通信状態において、前記駐車場についての前記駐車料金の額を前記管理サーバから受信する機能と、
前記決済サーバとの通信状態において、電子決済リクエストを前記決済サーバに送信する機能と
を含み、
前記プログラムは、前記複数の機能を実現するために前記通信端末のコンピュータによって実行される請求項１に記載の駐車場管理システム。
【請求項３】
前記位置情報提示手段は、前記駐車場に対応する識別マークまたは発信機を含み、
前記識別マークは、対応する駐車場に対応する前記位置情報を表す模様を含み、
前記発信機は、対応する駐車場に対応する前記位置情報を表す信号を発信する機能を含む請求項２に記載の駐車場管理システム。
【請求項４】
前記位置情報は、前記駐車場が複数の車室または複数の駐車スペースを有する場合に、各車室または各駐車スペースを特定するための情報を含む請求項２に記載の駐車場管理システム。
【請求項５】
前記通信端末および／または前記管理サーバは、前記通信端末を用いることにより、前記ユーザが前記駐車場の近傍に居るか否かを判定し、前記ユーザが前記駐車場の近傍に居ると判定された場合に、前記電子決済を許可する電子決済許可機能を有する請求項１に記載の駐車場管理システム。
【請求項６】
請求項１ないし５のいずれかに記載の駐車場管理システムを用いて前記駐車場を管理するために前記管理サーバによって実行されるプログラム。
【請求項７】
管理サーバを含む駐車場管理システムによって管理される後払い式の駐車場のユーザの通信端末のコンピュータによって実行されるプログラムであって、
前記通信端末は、ユーザの前記駐車場からの出庫時に、入庫時に前記駐車場の位置において取得されたユーザ固有情報である入庫時ユーザ固有情報と、それと同じ種類のユーザ固有情報であって出庫時に前記駐車場の位置において出庫時ユーザ固有情報として取得されたものとの間の照合に成功することを条件に、駐車料金について電子決済を行うための駐車料金データを前記管理サーバから受信する機能を含み、
その機能を実現するために前記コンピュータによって実行されるプログラム。
【請求項８】
請求項６に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
【請求項９】
請求項７に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電子決済を除く非電子決済方法で決済する非電子決済機能を備えた決済装置を、ユーザの通信端末との組合せにより、システム全体として、電子決済に対応可能とする技術
、および／または、ユーザが通信端末を用い、管理サーバと通信することにより、電子決済を行うことを可能にする技術
に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
種々のビジネスの分野において、ユーザが料金を決済する種々の方式が存在する。
【０００３】
従来、例えば、駐車場に設置される券売機または精算機は、（１）ユーザが料金の決済（支払い（金銭または価値の移動）＋取引成立のための情報入力（金銭または価値の移動という単なる物理的な現象に経済的な意味を与えるための情報））を行うことを可能にする決済機能と、（２）ユーザによる決済の代償としてそのユーザに駐車場の利用権限を付与するとともにその証明としてチケットまたは領収書を発行する発行機能とを有するように設計される。
【０００４】
ユーザが駐車場の利用料金としての駐車料金を支払うタイミングとして、駐車場の利用に先立って駐車料金を支払う前払い式と、駐車場の利用後に駐車料金を支払う後払い式とがある。また、駐車料金を決済する方法として、現金決済と、プリペイド式ＩＣカード決済と、後述の電子決済とがある。また、駐車料金を決済するために使用される媒体として、貨幣（現金、現金と等価な価値を有するプリペイド式ＩＣカードやクレジットカードなど）、代用貨幣（使途が限定されるトークン、商品券、優待券など）、特典（使途が限定されるポイント、クーポン、割引券、割戻券など）、利用券（使途が限定される無料券など）などがある。
【０００５】
よって、この出願書類の全体を通じ、「前払い式」または「後払い式」の決済といっても、その決済のためにユーザが貨幣を用いることは不可欠ではなく、代用貨幣を用いる場合も、特典を用いる場合も、利用券を用いる場合も、それらと等価な場合も、それらの媒体を組み合わせる場合も、「前払い式」または「後払い式」の決済に該当することを意味する。
【０００６】
特許文献１は、自動販売機（現金決済可能。券売機に相当する）と、ユーザの携帯端末（通信端末の一例）と、サーバとを用いるシステムを開示している。
【０００７】
その自動販売機においては、釣銭が発生すると、その釣銭と同じ現金価値を有する電子情報である電子バリューがサーバ内の口座に入金される。
【０００８】
具体的には、まず、ユーザが携帯端末でサーバにアクセスし、必要な認証に成功した後、携帯端末がサーバからバーコードを受信する。次に、ユーザは、そのバーコードを表示している携帯端末を自動販売機のバーコードリーダーにかざす。
【０００９】
続いて、自動販売機は、サーバと通信し、真正なバーコードであることが認証されると、サーバから販売許可を得る。
【００１０】
その後、ユーザは、自動販売機において、決済選択ボタンのうち現金決済ボタンか電子バリュー決済ボタンを押す。ユーザが現金決済ボタンを押し、商品選択後、釣銭が発生すると、ユーザは、返却選択ボタンのうち現金返却ボタンか電子バリュー返却ボタンを押す。ユーザが電子バリュー返却ボタンを押すと、釣銭の金額に相当する電子バリューをサーバに送信する。
（【００１１】以降は省略されています）

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