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公開番号2025083208
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196971
出願日2023-11-20
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
出願人LINEヤフー株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 40/295 20200101AFI20250523BHJP(計算;計数)
要約【課題】情報を提供した利用者がどのような属性を有しているか把握する。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、コンテンツに対して利用者が投稿したコメントを示すコメント情報を取得する取得部と、入力された質問に対して回答を出力するように学習されたモデルに対し、コメント情報と、コンテンツに関するコンテンツ情報と、コンテンツに対する利用者の属性をコメント情報及び当該コンテンツ情報に基づいて出力するように指示する指示文章とを入力することで、コンテンツに対する利用者の属性を推定する推定部と、推定部により推定された属性を示す属性情報とともに、コメント情報を提供する提供部とを有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
コンテンツに対して利用者が投稿したコメントを示すコメント情報を取得する取得部と、
入力された質問に対して回答を出力するように学習されたモデルに対し、前記コメント情報と、前記コンテンツに関するコンテンツ情報と、前記コンテンツに対する前記利用者の属性を前記コメント情報及び当該コンテンツ情報に基づいて出力するように指示する指示文章とを入力することで、前記コンテンツに対する前記利用者の属性を推定する推定部と、
前記推定部により推定された属性を示す属性情報とともに、前記コメント情報を提供する提供部と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記推定部は、
前記利用者が、前記コンテンツが示す事象の当事者であるか否かを推定する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記推定部は、
前記モデルに対し、さらに、前記利用者が前記事象の当事者である場合に、前記利用者の当事者としての立場を示す情報を含めることを規定するルールを入力することで、前記利用者の属性を推定する
ことを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記推定部は、
前記利用者が、前記コンテンツが示す事象と所定の関係性を有するか否かを推定する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記推定部は、
前記利用者が、前記コンテンツが示す事象に対して知見を有するか否かを推定する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記コメント情報に基づいて、前記コメントの信頼性を判定する判定部
をさらに有し、
前記提供部は、
前記信頼性が所定の閾値以上である場合に、前記属性情報とともに、前記コメント情報を提供する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記判定部は、
前記利用者が過去に投稿したコメントに関する情報と、前記コメント情報とに基づいて、前記コメントの信頼性を判定する
ことを特徴とする請求項６に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記推定部により推定された属性を、前記コンテンツに対する前記利用者の属性の候補として前記利用者に提示する提示部
をさらに有し、
前記提供部は、
前記属性の候補のうち、前記利用者に選択された属性を示す属性情報とともに、前記コメント情報を提供する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記属性の候補とともに、前記属性の候補が適切ではないことを示す選択肢を提示し、
前記選択肢の選択に応じて、前記モデルの学習を行う学習部
をさらに有することを特徴とする請求項８に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
コンテンツに対して利用者が投稿したコメントを示すコメント情報を取得する取得工程と、
入力された質問に対して回答を出力するように学習されたモデルに対し、前記コメント情報と、前記コンテンツに関するコンテンツ情報と、前記コンテンツに対する前記利用者の属性を前記コメント情報及び当該コンテンツ情報に基づいて出力するように指示する指示文章とを入力することで、前記コンテンツに対する前記利用者の属性を推定する推定工程と、
前記推定工程により推定された属性を示す属性情報とともに、前記コメント情報を提供する提供工程と
を含むことを特徴とする情報処理方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、インターネットを介した情報配信に関する技術が知られている。このような技術の一例として、複数のユーザからネットワークを介して記事の投稿を受け付け、記事を電子新聞の形式に編集し、公開する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００８－０５２４２６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上述した技術では、情報を提供した利用者がどのような属性を有しているか把握することができるとは言えない。
【０００５】
例えば、上述した技術では、ユーザから投稿された記事を公開しているに過ぎず、情報を提供した利用者がどのような属性を有しているか把握することができるとは言えない。
【０００６】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、情報を提供した利用者がどのような属性を有しているか把握することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本願に係る情報処理装置は、コンテンツに対して利用者が投稿したコメントを示すコメント情報を取得する取得部と、入力された質問に対して回答を出力するように学習されたモデルに対し、前記コメント情報と、前記コンテンツに関するコンテンツ情報と、前記コンテンツに対する前記利用者の属性を前記コメント情報及び当該コンテンツ情報に基づいて出力するように指示する指示文章とを入力することで、前記コンテンツに対する前記利用者の属性を推定する推定部と、前記推定部により推定された属性を示す属性情報とともに、前記コメント情報を提供する提供部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
実施形態の一態様によれば、情報を提供した利用者がどのような属性を有しているか把握することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図２は、実施形態に係る利用者端末１００の画面の一例を示す図である。
図３は、実施形態に係る情報処理装置１０の構成例を示す図である。
図４は、利用者情報データベース３１の一例を示す図である。
図５は、コンテンツ情報データベース３２の一例を示す図である。
図６は、実施形態に係る情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図７は、情報処理装置１０の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下に本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態（以下、「実施形態」と呼ぶ）について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
（【００１１】以降は省略されています）

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