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公開番号2025083040
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196701
出願日2023-11-20
発明の名称情報処理方法、プログラム、情報処理装置
出願人株式会社ハイヤールー
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G09B 5/02 20060101AFI20250523BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ユーザが、検索ツール又は生成AIの少なくとも一方の使用が許可されている試験において、検索ツール又は生成AIの少なくとも一方の使用スキルを把握することが可能になる新たな仕組み提供することを目的とする。
【解決手段】情報処理装置が実行する情報処理方法であって、エンジニアのスキル測定に関する所定問題に対し、ユーザが処理装置に入力した解答の再生要求を取得すること、再生要求の取得後、所定問題に対するユーザの解答に関する第1ログ情報と、ユーザが問題に解答する際に検索ツール又は生成AIに入力したリクエストに関する第2ログ情報と、検索ツール又は生成AIが出力したレスポンスに関する第3ログ情報とを取得すること、第1ログ情報と第2ログ情報と第3ログ情報とに基づいて、解答の入力とリクエストの入力とレスポンスの出力との再生を制御すること、を実行する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
情報処理装置が、
エンジニアのスキル測定に関する所定問題に対し、ユーザが処理装置に入力した解答の再生要求を取得すること、
前記再生要求の取得後、前記所定問題に対する前記ユーザの解答に関する第１ログ情報と、前記ユーザが前記問題に解答する際に検索ツール又は生成ＡＩに入力したリクエストに関する第２ログ情報と、前記検索ツール又は前記生成ＡＩが出力したレスポンスに関する第３ログ情報とを取得すること、
前記第１ログ情報と前記第２ログ情報と前記第３ログ情報とに基づいて、前記解答の入力と前記リクエストの入力と前記レスポンスの出力との再生を制御すること、
を実行する情報処理方法。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記レスポンスに基づく解答を特定することを含み、
前記再生を制御することは、再生される画面において、特定された前記レスポンスに基づく解答を強調表示することを含む、請求項１に記載の情報処理方法。
【請求項３】
前記特定することは、前記レスポンスがコピーアンドペーストされることに基づく解答であることを特定することを含む、請求項２に記載の情報処理方法。
【請求項４】
前記ユーザが、前記検索ツール及び前記生成ＡＩが出力したレスポンスに基づいて解答する場合、
前記強調表示することは、前記検索ツールのレスポンスに基づく解答と前記生成ＡＩのレスポンスに基づく解答とを互いに異なる表示形態で強調表示することを含む、請求項２又は３に記載の情報処理方法。
【請求項５】
前記レスポンスに基づく解答の第１部分を特定すること、
前記第１部分の入力以降で前記解答の第２部分を抽出すること、
前記第１部分と前記第２部分との類似性を判定することを含み、
前記再生を制御することは、
前記類似性があると判定された場合、再生される画面において、前記第２部分を他の解答とは異なる表示形態で表示することを含む、請求項１に記載の情報処理方法。
【請求項６】
入力された前記リクエストを特定することを含み、
前記再生を制御することは、
再生される画面において、前記第２ログ情報に基づいて、特定された前記リクエストの再生タイミングを識別可能にすることと、を含む請求項１に記載の情報処理方法。
【請求項７】
情報処理装置に、
エンジニアのスキル測定に関する所定問題に対し、ユーザが処理装置に入力した解答の再生要求を取得すること、
前記再生要求の取得後、前記所定問題に対する前記ユーザの解答に関する第１ログ情報と、前記ユーザが前記問題に解答する際に検索ツール又は生成ＡＩに入力したリクエストに関する第２ログ情報と、前記検索ツール又は前記生成ＡＩが出力したレスポンスに関する第３ログ情報とを取得すること、
前記第１ログ情報と前記第２ログ情報と前記第３ログ情報とに基づいて、前記解答の入力と前記リクエストの入力と前記レスポンスの出力との再生を制御すること、
を実行させるプログラム。
【請求項８】
プロセッサを含む情報処理装置であって、
前記プロセッサが、
エンジニアのスキル測定に関する所定問題に対し、ユーザが処理装置に入力した解答の再生要求を取得すること、
前記再生要求の取得後、前記所定問題に対する前記ユーザの解答に関する第１ログ情報と、前記ユーザが前記問題に解答する際に検索ツール又は生成ＡＩに入力したリクエストに関する第２ログ情報と、前記検索ツール又は前記生成ＡＩが出力したレスポンスに関する第３ログ情報とを取得すること、
前記第１ログ情報と前記第２ログ情報と前記第３ログ情報とに基づいて、前記解答の入力と前記リクエストの入力と前記レスポンスの出力との再生を制御すること、
を実行する情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理方法、プログラム、情報処理装置に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、エンジニアのスキルの評価をオンラインで実施することができる技術が知られている。例えば、特許文献１には、エンジニアのプログラミングスキルを測定するための試験をオンラインで実施することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－１４３８９０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
近年、エンジニアのスキルを評価するため、スキル測定のための試験を実施する企業が増えてきている。スキル測定のための試験が実施されることで、エンジニア採用のミスマッチを削減することが可能になる。
【０００５】
さらに、一般的なエンジニアのスキル測定の試験では、不正行為を防止するために、受験者に対して、試験中に検索ツール及び生成ＡＩ等の使用を禁止している。これに対して、発明者らは、あえて受験者に検索ツール又は生成ＡＩの使用を許可することで、検索ツール又は生成ＡＩの使用スキルを評価対象にできることを着想した。
【０００６】
そこで、開示技術は、検索ツール又は生成ＡＩの使用が許可されている試験において、検索ツール又は生成ＡＩの使用スキルを把握することが可能になる新たな仕組み提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
開示技術の一態様である情報処理方法は、情報処理装置が、エンジニアのスキル測定に関する所定問題に対し、ユーザが処理装置に入力した解答の再生要求を取得すること、前記再生要求の取得後、前記所定問題に対する前記ユーザの解答に関する第１ログ情報と、前記ユーザが前記問題に解答する際に検索ツール又は生成ＡＩに入力したリクエストに関する第２ログ情報と、前記検索ツール又は前記生成ＡＩが出力したレスポンスに関する第３ログ情報とを取得すること、前記第１ログ情報と前記第２ログ情報と前記第３ログ情報とに基づいて、前記解答の入力と前記リクエストの入力と前記レスポンスの出力との再生を制御すること、を実行する。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、ユーザ（例えば、エンジニアのスキル測定のための試験を実施する企業）が、検索ツール又は生成ＡＩの使用が許可されている試験において、受験者の検索ツール又は生成ＡＩの使用スキルを把握することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図
受験者の解答画面の一例を示す図
本発明の一実施形態に係るサーバの一例を示すブロック図
解答の入力とリクエストの入力とレスポンスの出力とが再生される画面の一例を示す図
再生画面において、検索ツールのレスポンスに基づく解答と検索ツールのレスポンスに基づく解答とが互いに異なる表示形態で強調表示される一例を示す図
受験者がレスポンスに基づく解答に基づいて、さらに解答を入力した場合に、再生画面において、当該解答を他の解答とは異なる表示形態で表示する一例を示す図
再生画面において、検索ツール又は生成ＡＩに入力されたリクエストの再生タイミングが識別可能に表示される一例を示す図
本実施形態に係る情報処理装置及びサーバの処理の一例を示すシーケンス図
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な変形が可能である。さらに、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明は可能な限り省略する。
（【００１１】以降は省略されています）

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