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公開番号2025082906
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196458
出願日2023-11-20
発明の名称ワイパー装置
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60S 1/34 20060101AFI20250523BHJP(車両一般)
要約【課題】ワイパーアームの駆動モータを利用しつつワイパーゴムの窓への固着を防止すること。
【解決手段】ワイパー装置は、ワイパーゴム11Cを窓に対して接触または離隔させるように変位が可能なワイパーアーム11Aと、ワイパーアームを揺動させるリンク機構12と、リンク機構に回転力を付与する駆動モータ13と、駆動モータによって回転可能に設けられ、当該回転の中心(回転軸13A)から距離の異なる2つの支点部14A,14B、および各支点部を連通する連通部14Cを有する回転体14と、リンク機構に接続され、連通部に沿って移動可能に設けられて回転体の正回転に応じて一方の支点部に配置され、回転体の逆回転に応じて他方の支点部に配置される移動部材15と、一方の支点部から他方の支点部に至る移動部材の移動に伴い、リンク機構によって揺動するワイパーアームを変位させてワイパーゴムを窓から離隔させる可変部と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ワイパーゴムを窓に対して接触または離隔させるように変位が可能なワイパーアームと、
前記ワイパーアームを揺動させるリンク機構と、
前記リンク機構に回転力を付与する駆動モータと、
前記駆動モータによって回転可能に設けられ、当該回転の中心から距離の異なる2つの支点部、および各前記支点部を連通する連通部を有する回転体と、
前記リンク機構に接続され、前記連通部に沿って移動可能に設けられて前記回転体の正回転に応じて一方の前記支点部に配置され、前記回転体の逆回転に応じて他方の前記支点部に配置される移動部材と、
一方の前記支点部から他方の前記支点部に至る前記移動部材の移動に伴い、前記リンク機構によって揺動する前記ワイパーアームを変位させて前記ワイパーゴムを前記窓から離隔させる可変部と、
を含む、ワイパー装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記回転体の逆回転時に、一方の前記支点部から他方の前記支点部に至り前記移動部材が移動する前記連通部の範囲に前記回転体の回転角を制限する、請求項1に記載のワイパー装置。
【請求項3】
前記可変部は、前記ワイパーアームに当接して前記ワイパーアームを変位させる斜面を有する、請求項1に記載のワイパー装置。
【請求項4】
前記斜面は、前記ワイパーアームの当接初期から当接後期に至り緩斜面から急傾斜に変化して形成される、請求項3に記載のワイパー装置。
【請求項5】
前記可変部は、前記ワイパーアームに当接して移動することで、前記ワイパーアームを変位させる移動体を有する、請求項1に記載のワイパー装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイパー装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ワイパーゴムがガラスへ固着することを防止するためのワイパーアーム昇降装置が示されている。このワイパーアーム昇降装置は、直流モータの正逆回転で進退作動するプッシュロッドをワイパーブレードに装着している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-222193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示すようなワイパーアーム昇降装置では、ワイパーアームを揺動させる駆動モータとは独立した直流モータをさらに備える必要がある。
【0005】
本発明は、ワイパーアームの駆動モータを利用しつつワイパーゴムの窓への固着を防止することのできるワイパー装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明の一態様のワイパー装置は、ワイパーゴムを窓に対して接触または離隔させるように変位が可能なワイパーアームと、前記ワイパーアームを揺動させるリンク機構と、前記リンク機構に回転力を付与する駆動モータと、前記駆動モータによって回転可能に設けられ、当該回転の中心から距離の異なる2つの支点部、および各前記支点部を連通する連通部を有する回転体と、前記リンク機構に接続され、前記連通部に沿って移動可能に設けられて前記回転体の正回転に応じて一方の前記支点部に配置され、前記回転体の逆回転に応じて他方の前記支点部に配置される移動部材と、一方の前記支点部から他方の前記支点部に至る前記移動部材の移動に伴い、前記リンク機構によって揺動する前記ワイパーアームを変位させて前記ワイパーゴムを前記窓から離隔させる可変部と、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ワイパーアームの駆動モータを利用しつつワイパーゴムの窓への固着を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のワイパー本体の概略構成図である。
図2は、実施形態のワイパー装置の概略構成図である。
図3は、実施形態のワイパー装置の動作図である。
図4は、実施形態のワイパー装置の動作図である。
図5は、実施形態のワイパー装置の細部の動作図である。
図6は、実施形態のワイパー装置の細部の動作図である。
図7は、実施形態のワイパー装置の他の例の細部の動作図である。
図8は、実施形態のワイパー装置の他の例の細部の動作図である。
図9は、実施形態のワイパー装置の他の例の細部の動作図である。
図10は、実施形態のワイパー装置の他の例の細部の動作図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明を実施するための形態(以下、実施形態という)につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
【0010】
実施形態のワイパー装置は、例えば、車両の外部であって前側や後側の窓に設置することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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