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公開番号2025082666
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023196156
出願日2023-11-17
発明の名称情報処理端末、情報処理システム及び情報処理方法
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250522BHJP(計算;計数)
要約【課題】プリントジョブの印刷におけるセキュリティを高める技術を提供する。
【解決手段】情報処理端末は、選択処理部と、設定処理部と、出力部と、を備える。選択処理部は、印刷対象ファイルの選択を受け付ける。設定処理部は、前記選択された印刷対象ファイルのプリントリリースに関する設定情報を取得する。出力部は、前記プリントリリースに関する設定情報を出力する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
印刷対象ファイルの選択を受け付ける選択処理部と、
前記選択された印刷対象ファイルのプリントリリースに関する設定情報を取得する設定処理部と、
前記プリントリリースに関する設定情報を出力する出力部と、
を備える情報処理端末。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記プリントリリースに関する設定情報は、ジョブ固有コードに関する設定情報、及び許可アカウントに関する設定情報の少なくとも１つを含む、
請求項１に記載の情報処理端末。
【請求項３】
前記ジョブ固有コードに関する設定は、前記選択された印刷対象ファイルに共通のジョブ固有コードを設定すること、前記選択された印刷対象ファイルが複数である場合、印刷対象ファイル毎に異なるジョブ固有コードを設定すること、又は、ジョブ固有コードを設定しないことを含む、
請求項２に記載の情報処理端末。
【請求項４】
前記許可アカウントに関する設定は、前記印刷対象ファイルを選択したユーザのみにプリントリリースを許可すること、設定されたユーザにのみにプリントリリースを許可すること、又は、不特定のユーザにプリントリリースを許可することを含む、
請求項２に記載の情報処理端末。
【請求項５】
情報処理端末と、情報処理装置と、画像形成装置を備える情報処理システムにおいて、
前記情報処理端末は、
印刷対象ファイルの選択を受け付ける選択処理部と、
前記選択された印刷対象ファイルのプリントリリースに関する設定情報を取得する設定処理部と、
前記プリントリリースに関する設定情報を出力する出力部と、
を備え、
前記情報処理装置は、
前記印刷対象ファイルに関する情報を記憶する記憶部を備え、
前記画像形成装置は、
前記印刷対象ファイルに関する情報を取得する取得部と、
前記プリントリリースに関する設定情報に基づいて、前記印刷対象ファイルのプリント処理を行うプリント処理部と、
を備える情報処理システム。
【請求項６】
情報処理端末と、印刷対象ファイルに関する情報を記憶する情報処理装置と、画像形成装置を備える情報処理システムにより実行される情報処理方法であって、
前記情報処理端末により、印刷対象ファイルの選択を受け付けることと、
前記情報処理端末により、前記選択された印刷対象ファイルのプリントリリースに関する設定情報を取得することと、
前記情報処理端末により、前記プリントリリースに関する設定情報を出力することと、
前記画像形成装置により、前記印刷対象ファイルに関する情報を取得することと、
前記画像形成装置により、前記プリントリリースに関する設定情報に基づいて、前記印刷対象ファイルのプリント処理を行うことと、
を備える情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、情報処理端末、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、スマートフォンやタブレット端末等に保存されている文書等を画像形成装置で印刷するシステムが普及している。従来のシステムでは、モバイルアプリ等にログインしたユーザがプリントジョブを送信し、ログインしたユーザのアカウントに紐づいたＰＩＮコード等のアカウント固有のコードを画像形成装置において入力し、印刷を行う仕組みであった。
【０００３】
このようなシステムでは、プリントジョブを送信するユーザと、画像形成装置において印刷を行うユーザが同一人物であることが前提とされていた。
【０００４】
しかしながら、従来のシステムでは、リモートワークや出張等で他者に印刷を依頼したい場合、アカウント固有のコードを他者に伝える必要があった。そのため、アカウント固有のコードが漏洩する等のセキュリティ上のリスクが発生しやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０１８－３０２９５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
そこで、プリントジョブの印刷において、アカウント固有のコードが漏洩するリスクを防止しセキュリティを高めるための技術が求められる。
【０００７】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、プリントジョブの印刷におけるセキュリティを高める技術を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
実施形態において、情報処理端末は、選択処理部と、設定処理部と、出力部と、を備える。選択処理部は、印刷対象ファイルの選択を受け付ける。設定処理部は、前記選択された印刷対象ファイルのプリントリリースに関する設定情報を取得する。出力部は、前記プリントリリースに関する設定情報を出力する。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１は、実施形態に係る情報処理システムの概略を示すブロック図である。
図２は、実施形態に係る画像形成装置の構成例の概略を示すブロック図である。
図３は、実施形態に係るサーバの構成例の概略を示すブロック図である。
図４は、実施形態に係るユーザ端末の構成例の概略を示すブロック図である。
図５は、実施形態に係るユーザ端末において表示される設定画像の一例を示す図である。
図６は、実施形態に係るユーザ端末において表示される設定画像の別の例を示す図である。
図７は、実施形態に係る情報処理システムによる情報処理の処理手順の一例を例示するシーケンス図である。
図８は、実施形態に係るサーバによるアカウント登録に関する情報処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。
図９は、実施形態に係るユーザ端末による設定に関する情報処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。
図１０は、実施形態に係るサーバによるジョブ情報の登録に関する情報処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。
図１１は、実施形態に係る画像形成装置によるプリント処理に関する情報処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。
図１２は、実施形態に係るサーバによるプリント処理に関する情報処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。
図１３は、実施形態に係る画像形成装置によるプリント処理に関する情報処理の処理手順の別の例を例示するフローチャートである。
図１４は、実施形態に係るサーバによるプリント処理に関する情報処理の処理手順の別の例を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を用いて実施形態について説明する。各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
（【００１１】以降は省略されています）

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