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公開番号
2025082151
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195428
出願日
2023-11-16
発明の名称
部材管理装置、及び部材管理方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
G06Q
10/20 20230101AFI20250521BHJP(計算;計数)
要約
【課題】複数の異なるタイミングで各母材に取り付けられる部材を管理しこれを長期利用することを支援する。
【解決手段】部材4と、部材4が取り付けられたことがある複数の母材の履歴と、当該母材で発生した不具合に関する履歴とを対応付けて記憶したデータを記憶する記憶装置23、及び、母材の入力を入力装置24により受け付け、入力された母材と、上記データとに基づき、入力された母材に取り付けられていた各部材の情報と、各部材4が取り付けられていた際に発生した不具合に関する情報とを出力装置25に出力する制御装置21を備える、部材管理装置7。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
部材と、当該部材が取り付けられたことがある複数の母材の履歴と、当該母材で発生した不具合に関する履歴とを対応付けて記憶したデータを記憶する記憶装置、及び、
母材の入力を入力装置により受け付け、入力された母材と、前記データとに基づき、前記入力された母材に取り付けられていた各部材の情報と、前記各部材が取り付けられていた際に発生した不具合に関する情報とを出力装置に出力する制御装置
を備える、部材管理装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記記憶装置は、
前記データにおける前記部材が取り付けられたことがある複数の母材の履歴として、前記部材が所定の前記母材に取り付けられていた時間、及び、前記部材が前記複数の母材のいずれかに取り付けられていた時間を記憶し、
前記データにおける不具合に関する履歴として、前記部材が取り付けられた母材で発生した不具合の発生日時の履歴、当該不具合からの復旧日時の履歴を記憶し、
前記制御装置は、前記入力された母材と、前記データとに基づき、前記入力された母材に取り付けられていたことがある各部材が所定の母材に取り付けられていた時間と、前記各部材がいずれかの母材に取り付けられていた時間と、前記各部材が取り付けられていた際に発生した不具合の発生日時及び復旧日時に関する情報とを出力装置に出力する、
請求項1に記載の部材管理装置。
【請求項3】
前記記憶装置は、
前記データにおける前記部材が取り付けられたことがある複数の母材の履歴として、前記部材が取り付けられていたことがある母材の数に関する情報を記憶し、
前記制御装置は、前記入力された母材と、前記データとに基づき、前記入力された母材に取り付けられていたことがある各部材の情報と、前記各部材の前記母材の数に関する情報とを出力装置に出力する、
請求項1に記載の部材管理装置。
【請求項4】
前記記憶装置は、
前記データとしてさらに、前記母材の管理者、前記母材の設置場所、前記母材に取り付けられていた部材の当該母材における取付箇所を記憶し、
前記制御装置は、
管理主体、及び設置場所の各情報の入力を入力装置により受け付け、入力された各情報に対応する母材を特定し、特定した母材と、前記データとに基づき、前記特定した母材に取り付けられていたことがある各部材の情報と、前記各部材が取り付けられていた際に発生した不具合に関する情報とを出力装置に出力する、
請求項1に記載の部材管理装置。
【請求項5】
前記記憶装置は、
前記データとしてさらに、前記母材から取り外された部材と、前記取り外され前記部材の保管場所と、前記部材が前記保管場所での保管が開始されたタイミングに関する情報とを対応付けて記憶し、
前記制御装置は、部材の保管場所の入力を入力装置により受け付け、入力された保管場所と、前記データとに基づき、前記入力された保管場所に保管されていたことがある各部材の、前記保管場所への保管が開始されたタイミングに関する情報を出力装置に出力する、
請求項1に記載の部材管理装置。
【請求項6】
前記記憶装置は、
前記データとしてさらに、前記母材から取り外された後の前記保管場所における部材が現在整備中であること又は整備が終了したことを示す整備状態情報を記憶し、
前記制御装置は、部材の保管場所の入力を入力装置により受け付け、入力された保管場所と、前記データとに基づき、前記入力された保管場所に保管されている又は保管されていた各部材が現在整備中であること又は整備が終了したことを示す情報を出力装置に出力する、
請求項5に記載の部材管理装置。
【請求項7】
前記制御装置は、母材から取り外された部材、前記部材の保管場所、及び前記保管場所への保管タイミングの入力を入力装置により受け付け、前記入力された部材の情報と、前記入力された保管場所の情報と、入力された保管タイミングの情報とを対応づけて前記データに登録する、
請求項5に記載の部材管理装置。
【請求項8】
前記制御装置は、前記保管場所に保管されている部材、前記部材を取り付ける母材、及び前記母材への設置タイミングの入力を入力装置により受け付け、前記入力された部材の情報と、前記入力された母材の情報と、前記入力された設置タイミングの情報とを対応付けて前記データに登録する、
請求項5に記載の部材管理装置。
【請求項9】
前記制御装置は、前記データに基づき、前記部材の故障内容又は故障時期を推定するモデルを生成し、生成したモデルに基づき、部材の故障内容又は故障時期に関する情報を出力装置に出力する、
請求項1に記載の部材管理装置。
【請求項10】
制御装置、及び、部材と、当該部材が取り付けられたことがある複数の母材の履歴と、当該母材で発生した不具合に関する履歴とを対応付けて記憶したデータを記憶する記憶装置を備える情報処理装置による部材管理方法であって、
前記制御装置が、
母材の入力を入力装置により受け付け、入力された母材と、前記データとに基づき、前記入力された母材に取り付けられていた各部材の情報と、前記各部材が取り付けられていた際に発生した不具合に関する情報とを出力装置に出力する、
部材管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、部材管理装置、及び部材管理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の気候変動や環境負荷への意識の高まりにより、従来の直線型経済から持続可能な循環型経済(サーキュラーエコノミー)への移行が世界全体で重要なテーマとなっている。これに伴い、設備、部品、及び素材の寿命を維持ないし向上させながらそれらを寿命の限界まで使い続けるライフサイクルエンジニアリングが注目されている。
【0003】
ライフサイクルエンジニアリングの一例として、故障した機器から利用可能な部品を取り出してリビルド品として再利用することが挙げられる。従来、機器の部品交換の際には、保守管理者が経験に基づき、機器内の部品をリビルド品とするか廃棄するか判断していた。しかし、経験が少ない者でも適切な判断が出来ることが望ましい。
【0004】
ここで、特許文献1には、故障品および故障品の修理に関する情報を一元的に管理するための技術が開示されている。すなわち、特許文献1には、故障品の修理を行う修理拠点に配置されている修理情報システムが、故障品の故障状況およびその修理状況を格納した修理データベースを備え、修理データベースに対して、受付処理部は受け付けた修理依頼を登録し、修理実績管理部は修理作業者が入力した作業実績を登録し、請求処理部は修理データベースを参照して、請求処理を行い、発送処理部は修理品の配送処理を行い、集計処理部は、修理データベースに登録されている故障状況を集計することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-271761号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
故障した各部品は、修理などを経て様々な種類の機器に再利用されることが想定される。しかしながら、特許文献1では、機器に取り付けられた複数の部品のそれぞれについて俯瞰的に故障及び修理の履歴を把握することはできない。また、部品が修理後に他の機器に取り付けられた場合にもその部品の履歴を引き継いで新しい取付先の部品で管理することについては考慮されていない。
【0007】
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の異なるタイミングで各母材に取り付けられる部材を管理しこれを長期利用することを支援することが可能な部材管理装置及び部材管理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための本発明の一つは、部材と、当該部材が取り付けられたことがある複数の母材の履歴と、当該母材で発生した不具合に関する履歴とを対応付けて記憶したデータを記憶する記憶装置、及び、母材の入力を入力装置により受け付け、入力された母材と、前記データとに基づき、前記入力された母材に取り付けられていた各部材の情報と、前記各部材が取り付けられていた際に発生した不具合に関する情報とを出力装置に出力する制御装置を備える、部材管理装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数の異なるタイミングで各母材に取り付けられる部材を管理しこれを長期利用することを支援することができる。
上記した以外の構成及び効果等は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る部材管理システムの構成の一例を示す図である。
設備稼働場所及び保管場所の間における部材の受け渡しの一例を説明する図である。
部材管理装置が有するハードウェア及び部材管理装置が備える機能の一例を説明する図である。
保管部材情報のデータ項目の一例を示す図である。
設置部材情報のデータ項目の一例を示す図である。
部材不具合情報のデータ項目の一例を示す図である。
部材管理装置が表示する各画面の遷移の概要を説明する図である。
部材設置情報画面が表示された部材管理メイン画面の一例を示す図である。
取付箇所詳細ダイアログの一例を示す図である。
設置保管履歴画面の一例を示す図である。
部材保管登録画面の一例を示す図である。
警報履歴画面の一例を示す図である。
部材保管情報画面が表示された部材管理メイン画面の一例を示す図である。
設置保管履歴画面の一例を示す図である。
部材設置画面の一例を示す図である。
保管状態変更画面の一例を示す図である。
警報履歴画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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