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公開番号2025081049
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194542
出願日2023-11-15
発明の名称管理装置、管理システム、プログラム及び管理方法
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250520BHJP(計算;計数)
要約【課題】不正利用を図ろうとする第三者による鍵の注文を防ぐことができる管理装置、管理システム、プログラム及び管理方法を提供すること。
【解決手段】実施形態の管理装置は、識別情報取得部及び鍵情報取得部を備える。識別情報取得部は、鍵を使用するユーザーに提供される記憶媒体が記憶している識別情報を取得する。鍵情報取得部は、前記識別情報と前記鍵を特定するための鍵情報とを関連付けて記憶する記憶部から、前記識別情報に関連付けられた前記鍵情報を取得する。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項１】
鍵を使用するユーザーに提供される記憶媒体が記憶している識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記識別情報と前記鍵を特定するための鍵情報とを関連付けて記憶する記憶部から、前記識別情報に関連付けられた前記鍵情報を取得する鍵情報取得部と、を備える管理装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記識別情報取得部は、前記識別情報及び鍵情報を取得し、
前記識別情報取得部によって取得された前記識別情報及び前記鍵情報が、前記記憶部によって関連付けられていることを判定する判定部をさらに備える、請求項１に記載の管理装置。
【請求項３】
前記鍵情報で特定される前記鍵の注文を受け付ける受注部をさらに備える、請求項１に記載の管理装置。
【請求項４】
前記識別情報取得部によって取得された前記識別情報及び前記鍵情報が、前記記憶部によって関連付けられている場合、前記鍵情報で特定される前記鍵の注文を受け付ける受注部をさらに備える、請求項２に記載の管理装置。
【請求項５】
前記識別情報取得部は、前記記憶媒体が映っている画像から前記識別情報を取得する、請求項１に記載の管理装置。
【請求項６】
前記鍵は、錠前の開錠のために用いる凹凸の形状が異なる複数の鍵のうちのどの鍵で開錠できるかを変更可能な錠前用の鍵であり、
前記複数の鍵のうちのどの前記鍵であるかを特定する情報の入力を受ける入力部をさらに備え、
前記受注部は、前記鍵情報及び前記入力部に入力された情報で特定される前記鍵の注文を受け付ける、請求項３又は請求項４に記載の管理装置。
【請求項７】
記憶媒体及び管理装置を含み、
鍵を使用するユーザーに提供される前記記憶媒体は、識別情報を記憶した識別情報記憶部を備え、
前記管理装置は、
前記記憶媒体が記憶している識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記識別情報と前記鍵を特定するための鍵情報とを関連付けて記憶する記憶部から、前記識別情報に関連付けられた前記鍵情報を取得する鍵情報取得部と、を備える、管理システム。
【請求項８】
前記識別情報記憶部は、前記記憶媒体に印刷された文字、バーコード及び二次元コードの少なくともいずれかにより前記識別情報を記憶する、請求項７に記載の管理システム。
【請求項９】
管理装置が備えるプロセッサーを、
鍵を使用するユーザーに提供される記憶媒体が記憶している識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記識別情報と前記鍵を特定する鍵情報とを関連付けて記憶する記憶部から、前記識別情報に関連付けられた前記鍵情報を取得する鍵情報取得部と、して機能させるプログラム。
【請求項１０】
鍵を使用するユーザーに提供される記憶媒体が記憶している識別情報を取得し、
前記識別情報と前記鍵を特定する鍵情報とを関連付けて記憶する記憶部から、前記識別情報に関連付けられた前記鍵情報を取得する、管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、管理装置、管理システム、プログラム及び管理方法に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
従来の鍵は、通常、鍵本体に鍵番号が印字されている。鍵番号は、合鍵の注文などに使用されている。このため、鍵番号を知れば合鍵などを作成することが可能である。したがって、鍵に印字された鍵番号を盗み見た第三者により合鍵などの鍵が注文され受注業者が受注できてしまうおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－２０４２０２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、不正利用を図ろうとする第三者による鍵の注文を防ぐことができる管理装置、管理システム、プログラム及び管理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
実施形態の管理装置は、識別情報取得部及び鍵情報取得部を備える。識別情報取得部は、鍵を使用するユーザーに提供される記憶媒体が記憶している識別情報を取得する。鍵情報取得部は、前記識別情報と前記鍵を特定するための鍵情報とを関連付けて記憶する記憶部から、前記識別情報に関連付けられた前記鍵情報を取得する。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
実施形態に係る鍵管理システム及び当該鍵管理システムに含まれる構成要素の要部構成の一例を示すブロック図。
カード型のＩＤ記憶体の表面の一例を示す図。
図１中の端末装置のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
図１中の鍵管理装置のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
図１中の鍵管理装置のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下、実施形態に係る鍵管理システムについて図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、各部の縮尺を適宜変更している場合がある。また、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、説明のため、構成を省略して示している場合がある。また、各図面及び本明細書中において、同一の符号は同様の要素を示す。
【０００８】
図１は、実施形態に係る鍵管理システム１及び鍵管理システム１に含まれる構成要素の要部構成の一例を示すブロック図である。なお、各装置の各構成要素は、内蔵であっても外付けであっても良い。鍵管理システム１は、受注サービスを提供するシステムである。受注サービスは、鍵４００の受発注を行うシステムである。鍵管理システム１は、一例として、鍵管理装置１００、ＩＤ記憶体２００、端末装置３００及び鍵４００を含む。なお、鍵管理システム１は、このうちの一部を含むものであっても良い。
【０００９】
鍵管理装置１００及び端末装置３００は、ネットワークＮＷに接続する。ネットワークＮＷは、典型的にはインターネットを含む通信網である。ネットワークＮＷは、典型的にはＷＡＮ（wide area network）を含む通信網である。ネットワークＮＷは、イントラネットなどのプライベートネットワークを含む通信網であっても良い。ネットワークＮＷは、ＬＡＮ（local area network）を含む通信網であっても良い。また、ネットワークＮＷは、無線回線でも良いし有線回線でも良く、無線回線と有線回線とが混在していても良い。また、ネットワークＮＷは、専用線又は公衆携帯電話網などを含む通信網であっても良い。
【００１０】
鍵管理装置１００は、受注サービスを提供する装置である。鍵管理装置１００は、例えば、サーバーである。鍵管理装置１００は、一例として、プロセッサー１１０、ＲＯＭ（read-only memory）１２０、ＲＡＭ（random-access memory）１３０、補助記憶装置１４０及び通信インターフェース１５０を含む。そして、バス１６０などが、これら各部を接続する。なお、鍵管理装置１００は、管理装置の一例である。
（【００１１】以降は省略されています）

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