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公開番号
2025080953
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194373
出願日
2023-11-15
発明の名称
車輪アライメント異常検出装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
G01M
17/013 20060101AFI20250520BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車輪のアライメント異常を速やかに検出することができる車輪アライメント異常検出装置を提供すること。
【解決手段】車速を検出する車速センサと、複数の車輪の速度をそれぞれ検出する複数の車輪速センサと、ステアリングの操舵角を検出する舵角センサと、を有する車両に設けられ、複数の車輪速センサによってそれぞれ検出された各速度と、車速センサによって検出された車速との差が全て第1閾値TH1よりも小さい第1条件が成立し(S2)、かつ、舵角センサによって検出された操舵角が第2閾値TH2よりも小さい第2条件が不成立である場合に(S3)、アライメント異常があると検出する(S6)。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車速を検出する車速センサと、
複数の車輪の速度をそれぞれ検出する複数の車輪速センサと、
ステアリングの操舵角を検出する舵角センサと、を有する車両に設けられ、
前記複数の車輪速センサによってそれぞれ検出された各速度と、前記車速センサによって検出された車速との差が全て第1閾値よりも小さい第1条件が成立し、かつ、
前記舵角センサによって検出された操舵角が第2閾値よりも小さい第2条件が不成立である場合に、
前記複数の車輪のアライメント異常があると検出することを特徴とする車輪アライメント異常検出装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記第1条件が不成立であり、かつ、前記第2条件が成立した場合に、
前記複数の車輪のアライメント異常があると検出することを特徴とする請求項1に記載の車輪アライメント異常検出装置。
【請求項3】
前記車両は、前記車両のヨー軸角速度を検出するヨー軸角速度センサを更に有し、
前記第1条件が不成立であり、前記第2条件が不成立であり、かつ、
前記ヨー軸角速度センサによって検出されたヨー軸角速度が第3閾値よりも小さい第3条件が成立した場合に、
前記複数の車輪のアライメント異常があると検出することを特徴とする請求項2に記載の車輪アライメント異常検出装置。
【請求項4】
前記車両は、警報を発する警報装置を更に有し、
前記複数の車輪のアライメント異常があると検出した回数が所定回数を超えた場合、次回のドライビングサイクルの開始時に前記警報装置に警報を発させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車輪アライメント異常検出装置。
【請求項5】
前記警報装置に警報を発させた回数が一定回数を超えた場合、または、
前記警報装置に警報を発させてから前記車両が一定距離を超えて走行した場合には、
前記警報装置に他の態様で警報を発させることを特徴とする請求項4に記載の車輪アライメント異常検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車輪アライメント異常検出装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両が予め決められた距離を走行する間にホイールが回転する回転数と、ホイールのアライメントが正常な場合に車両が予め決められた距離を走行する間にホイールが回転する回転数である閾値との差に基づいてホイールのミスアライメントを検出する技術が特許文献1に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-260619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述したような従来の技術は、車両が予め決められた距離を走行しないと、ホイールのミスアライメントを検出することができないため、ホイール(以下、「車輪」という)のミスアライメント(以下、「アライメント異常」という)を速やかに検出することができないといった課題があった。
【0005】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、車輪のアライメント異常を速やかに検出することができる車輪アライメント異常検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車輪アライメント異常検出装置は、車速を検出する車速センサと、複数の車輪の速度をそれぞれ検出する複数の車輪速センサと、ステアリングの操舵角を検出する舵角センサと、を有する車両に設けられ、前記複数の車輪速センサによってそれぞれ検出された各速度と、前記車速センサによって検出された車速との差が全て第1閾値よりも小さい第1条件が成立し、かつ、前記舵角センサによって検出された操舵角が第2閾値よりも小さい第2条件が不成立である場合に、前記複数の車輪のアライメント異常があると検出する構成を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、車輪のアライメント異常を速やかに検出することができる車輪アライメント異常検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施例に係る車輪アライメント異常検出装置を適用した車両の概略構成図である。
図2は、本発明の一実施例に係る車輪アライメント異常検出装置のアライメント異常検出動作を示すフローチャートである。
図3は、本発明の一実施例に係る車輪アライメント異常検出装置の警報動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態に係る車輪アライメント異常検出装置は、車速を検出する車速センサと、複数の車輪の速度をそれぞれ検出する複数の車輪速センサと、ステアリングの操舵角を検出する舵角センサと、を有する車両に設けられ、複数の車輪速センサによってそれぞれ検出された各速度と、車速センサによって検出された車速との差が全て第1閾値よりも小さい第1条件が成立し、かつ、舵角センサによって検出された操舵角が第2閾値よりも小さい第2条件が不成立である場合に、複数の車輪のアライメント異常があると検出することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る車輪アライメント異常検出装置は、車輪のアライメント異常を速やかに検出することができる。
【実施例】
【0010】
以下、本発明の一実施例に係る車輪アライメント異常検出装置を適用した車両について図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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