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公開番号
2025079632
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192430
出願日
2023-11-10
発明の名称
カバー付き吸収冷温水機
出願人
株式会社荏原製作所
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
F25B
15/00 20060101AFI20250515BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】カバーの内側に燃料が滞留することを抑制するカバー付き吸収冷温水機を提供する。
【解決手段】カバー付き吸収冷温水機1は、空気よりも比重が軽い燃料Fの燃焼熱を利用して、相変化を伴う冷媒と、冷媒が混合した吸収液と、のサイクルを行わせて熱を移動させる吸収冷温水機10と、吸収冷温水機10を覆うカバー30とを備え、カバー30は、排出流路34が上部に設けられており、排出流路34は、吸収冷温水機10の外側かつカバー30の内側に燃料Fが存在する場合に燃料Fを含む気体Gを排出する流路である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
空気よりも比重が軽い燃料の燃焼熱を利用して、相変化を伴う冷媒と、前記冷媒が混合した吸収液と、のサイクルを行わせて熱を移動させる吸収冷温水機と、
前記吸収冷温水機を覆うカバーと、を備え、
前記カバーは、排出流路が上部に設けられており、
前記排出流路は、前記吸収冷温水機の外側かつ前記カバーの内側に前記燃料が存在する場合に当該燃料を含む気体を排出する流路である、
カバー付き吸収冷温水機。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記カバーは、前記吸収冷温水機よりも上方に配置された天井パネルを含み、
前記天井パネルは、水平に対して傾斜して配置されており、
前記排出流路は、傾斜して配置された前記天井パネルの上部に設けられている、
請求項1に記載のカバー付き吸収冷温水機。
【請求項3】
前記排出流路は、気体を上方に導く上昇流部と、前記上昇流部を通過した気体を水平よりも下方に導く下降流部と、を含む、
請求項2に記載のカバー付き吸収冷温水機。
【請求項4】
前記下降流部は、前記天井パネルの一部と、前記天井パネルの一部よりも上方に設けられた下降流部形成部材と、に囲まれて形成されている、
請求項3に記載のカバー付き吸収冷温水機。
【請求項5】
前記排出流路の内部に設けられ、前記燃料の存在を検知する検知器を備える、
請求項1又は請求項2に記載のカバー付き吸収冷温水機。
【請求項6】
前記吸収冷温水機は、前記燃料を燃焼させるバーナと、前記カバーの内部で前記燃料を前記バーナへ導く燃料配管と、前記燃料配管の内部における前記燃料の流れを遮断する遮断弁と、を含み、
前記検知器が前記燃料の存在を検知した場合に、前記遮断弁を閉にする、
請求項5に記載のカバー付き吸収冷温水機。
【請求項7】
前記排出流路を通過した気体を前記カバーの外に排出するファンを備える、
請求項1又は請求項2に記載のカバー付き吸収冷温水機。
【請求項8】
前記吸収冷温水機は、前記燃料を燃焼させるバーナと、前記カバーの内部で前記燃料を前記バーナへ導く燃料配管と、電力で作動する機器類と、を含み、
前記燃料配管と前記機器類との間の空間に配置された仕切部材を備える、
請求項1又は請求項2に記載のカバー付き吸収冷温水機。
【請求項9】
前記仕切部材は、少なくとも前記燃料配管よりも上方に配置されている、
請求項8に記載のカバー付き吸収冷温水機。
【請求項10】
前記仕切部材は、前記燃料配管の少なくとも一部を覆う遮蔽部材で構成された、
請求項8に記載のカバー付き吸収冷温水機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は吸収冷温水機がカバーで覆われたカバー付き吸収冷温水機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば冷房用途の冷水や暖房用途の温水を製造する熱源機器として、ガスや油等の燃料を燃焼して冷媒と吸収液とを循環させることで冷水や温水を製造する吸収冷温水機がある。比較的容量が小さい吸収冷温水機や屋外に設置する吸収冷温水機には、天パネル及び横パネルを含むカバーで吸収冷温水機を覆ったものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭63-176960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料が吸収冷温水機のバーナに供給されて燃焼後に生ずる排ガスは、煙突を介してカバーの外に排出される。しかしながら、燃料が、バーナに到達する前に漏洩した場合、カバーの内側に滞留する可能性がある。
【0005】
本開示は上述の課題に鑑み、燃料がバーナに到達する前に漏洩した場合でも、カバーの内側に燃料が滞留することを抑制するカバー付き吸収冷温水機を提供することに関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様に係るカバー付き吸収冷温水機は、空気よりも比重が軽い燃料の燃焼熱を利用して、相変化を伴う冷媒と、前記冷媒が混合した吸収液と、のサイクルを行わせて熱を移動させる吸収冷温水機と、前記吸収冷温水機を覆うカバーと、を備え、前記カバーは、排出流路が上部に設けられており、前記排出流路は、前記吸収冷温水機の外側かつ前記カバーの内側に前記燃料が存在する場合に当該燃料を含む気体を排出する流路である。
【0007】
このように構成すると、燃料が漏洩した場合に、漏洩した燃料をカバーの外に排出することが可能になり、カバーの内側に燃料が滞留することを抑制することができる。
【0008】
また、本開示の第2の態様に係るカバー付き吸収冷温水機は、上記本開示の第1の態様に係るカバー付き吸収冷温水機において、前記カバーは、前記吸収冷温水機よりも上方に配置された天井パネルを含み、前記天井パネルは、水平に対して傾斜して配置されており、前記排出流路は、傾斜して配置された前記天井パネルの上部に設けられている。
【0009】
このように構成すると、燃料が漏洩した場合に、漏洩した燃料を天井パネルの上部に収集しやすくなり、漏洩した燃料を効率的にカバーの外に排出することが可能になる。
【0010】
また、本開示の第3の態様に係るカバー付き吸収冷温水機は、上記本開示の第1の態様又は第2の態様に係るカバー付き吸収冷温水機において、前記排出流路は、気体を上方に導く上昇流部と、前記上昇流部を通過した気体を水平よりも下方に導く下降流部と、を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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