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公開番号2025079126
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191599
出願日2023-11-09
発明の名称画像形成装置及び画像形成方法
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/00 20060101AFI20250514BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像品質を向上させる。
【解決手段】画像形成装置1は、画像形成ユニット10を用いてロール紙Pに画像形成を行う画像形成装置1において、画像形成ユニット10が交換された後の該画像形成ユニット10の画像濃度を、その後実施する濃度補正後の画像濃度よりも低い濃度である低濃度として、該画像形成ユニット10により画像形成を行う印刷制御部50を設ける。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成ユニットを用いて媒体に画像形成を行う画像形成装置において、
前記画像形成ユニットが交換された後の該画像形成ユニットの画像濃度を、その後実施する濃度補正後の画像濃度よりも低い濃度である低濃度として、該画像形成ユニットにより画像形成を行う制御部
を有する画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記媒体が前記画像形成装置に残存している状態で前記画像形成ユニットが交換された後の該画像形成ユニットの画像濃度を前記低濃度として該画像形成ユニットにより画像形成を行う
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記媒体が前記画像形成装置に残存している状態で前記画像形成ユニットが交換された後の該画像形成ユニットの現像バイアスの絶対値を、その後実施する濃度補正後の現像バイアスの絶対値よりも小さい値として、該画像形成ユニットにより画像形成を行う
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記媒体が前記画像形成装置に残存している状態で前記画像形成ユニットが交換された場合、該画像形成ユニットの画像濃度を前記低濃度として該画像形成ユニットにより画像形成を行う一方、
前記媒体が前記画像形成装置に残存していない状態で前記画像形成ユニットが交換された場合、該画像形成ユニットの画像濃度を前記低濃度よりも高い濃度として該画像形成ユニットの濃度補正を実施し、その後、濃度補正に応じた画像濃度として該画像形成ユニットにより画像形成を行う
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記媒体が前記画像形成装置に残存している状態で前記画像形成ユニットが交換された後の該画像形成ユニットの画像濃度を前記低濃度として該画像形成ユニットにより画像形成を行い、その後、前記媒体が前記画像形成装置に残存していない状態となると、該画像形成ユニットの画像濃度を前記低濃度よりも高い濃度として該画像形成ユニットの濃度補正を実施し、その後、濃度補正に応じた画像濃度として該画像形成ユニットにより画像形成を行う
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記媒体に画像形成が可能な状態である場合、前記媒体が前記画像形成装置に残存している状態であると判定する
請求項1乃至請求項5の何れかに記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記画像形成装置は、前記媒体である長尺紙に対し画像形成を行う
請求項1乃至請求項5の何れかに記載の画像形成装置。
【請求項8】
画像形成ユニットを用いて媒体に画像形成を行う画像形成方法において、
前記画像形成ユニットが交換されたことを検知する検知ステップと、
前記画像形成ユニットが交換されたことを前記検知ステップにおいて検知すると、前記画像形成ユニットの画像濃度をユニット交換後濃度として媒体に画像形成を行うユニット交換後画像形成ステップと、
前記画像形成ユニットを前記ユニット交換後濃度として前記媒体に画像形成を行い始めた後に、前記画像形成ユニットの濃度補正を行う濃度補正ステップと、
前記濃度補正後に、前記画像形成ユニットの画像濃度を前記ユニット交換後濃度よりも高い濃度として媒体に画像形成を行う濃度補正後画像形成ステップと
を有する画像形成方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関し、例えば、電子写真方式による画像形成装置に適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置においては、現像剤を収容する現像剤ユニットや、現像剤を用いて画像を形成する現像装置を含む、画像形成ユニットが交換されると、その後に濃度補正を行い、画像形成ユニットが交換されても適正な濃度で画像形成を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-300615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、画像形成ユニットの交換後に早急に画像形成を再開したい場合、濃度補正を実施しないと、想定している画像濃度よりも濃度が高い画像が形成されることがあり、かすれ等の画像品質低下を招く恐れがあった。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、画像品質を向上させ得る画像形成装置及び画像形成方法を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明の画像形成装置においては、画像形成ユニットを用いて媒体に画像形成を行う画像形成装置において、画像形成ユニットが交換された後の該画像形成ユニットの画像濃度を、その後実施する濃度補正後の画像濃度よりも低い濃度である低濃度として、該画像形成ユニットにより画像形成を行う制御部を設けるようにした。
【0007】
また本発明の画像形成方法においては、画像形成ユニットを用いて媒体に画像形成を行う画像形成方法において、画像形成ユニットが交換されたことを検知する検知ステップと、画像形成ユニットが交換されたことを検知ステップにおいて検知すると、画像形成ユニットの画像濃度をユニット交換後濃度として媒体に画像形成を行うユニット交換後画像形成ステップと、画像形成ユニットをユニット交換後濃度として媒体に画像形成を行い始めた後に、画像形成ユニットの濃度補正を行う濃度補正ステップと、濃度補正後に、画像形成ユニットの画像濃度をユニット交換後濃度よりも高い濃度として媒体に画像形成を行う濃度補正後画像形成ステップとを設けるようにした。
【0008】
これにより本発明は、画像形成ユニットの交換後において濃度補正を実施するよりも前に画像形成を再開したとしても、画像濃度を低く抑えることとにより、画像濃度が高いことに起因する画像品質の低下を防止できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像形成ユニットの交換後において濃度補正を実施するよりも前に画像形成を再開したとしても、画像濃度を低く抑えることとにより、画像濃度が高いことに起因する画像品質の低下を防止でき、かくして画像品質を向上させ得る画像形成装置及び画像形成方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置の内部構成を示す左側面図である。
画像形成ユニットの内部構成を示す左側面図である。
画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。
現像バイアスの推移を示し、(A)は画像形成装置内にロール紙が残存していないときに画像形成ユニットの交換が実施された場合、(B)は画像形成装置内にロール紙が残存しているときに画像形成ユニットの交換が実施された場合である。
印刷動作処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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