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公開番号
2025086628
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-09
出願番号
2023200733
出願日
2023-11-28
発明の名称
電源制御装置及び画像形成装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
主分類
H02M
3/00 20060101AFI20250602BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】突入電流を低減する。
【解決手段】画像形成装置1は、イネーブル端子ENに印加されたイネーブル端子電圧が所定のイネーブル端子閾値よりも高い場合は、入力端子VINに入力された第1の電圧としての24V電圧DC24Vを第2の電圧としての5V電圧DC5Vに降圧して出力端子VOUTに出力するDC/DCコンバータ36と、24V電圧DC24Vを分圧しイネーブル端子電圧としてDC/DCコンバータ36のイネーブル端子ENに印加する分圧回路44と、分圧回路44における、24V電圧DC24Vに対するイネーブル端子電圧の比である分圧比を設定する抵抗器48、52及び54、トランジスタ46及び50並びに24V電圧DC24Vと、用紙に画像を形成する画像形成部9とを設ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
イネーブルを制御する端子に印加された端子電圧が所定の閾値よりも高い場合は、第1の経路に入力された第1の電圧を第2の電圧に降圧して第2の経路に出力する降圧部と、
前記第1の電圧を分圧し前記端子電圧として前記降圧部の前記端子に印加する分圧回路と、
前記分圧回路における、前記第1の電圧に対する前記端子電圧の比である分圧比を設定する分圧比設定部と
を有する電源制御装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記分圧回路は、前記分圧比として、第1の分圧比と該第1の分圧比よりも低い第2の分圧比とに設定され、
前記分圧比設定部は、前記降圧部の前記第2の経路への出力がオフ状態からオン状態となる場合、前記オフ状態の前記降圧部が出力を始める時点よりも前の時点において、前記第2の分圧比に設定する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項3】
前記分圧比設定部は、
前記オフ状態の前記降圧部が前記第2の経路へ出力を始めた時点以後であり、省電力状態に移行する際に前記第1の電圧が低下し始める時点よりも前の時点において、前記第2の分圧比から前記第1の分圧比に設定する
請求項2に記載の電源制御装置。
【請求項4】
前記分圧比設定部は、前記第1の経路の前記第1の電圧及び前記第2の経路の前記第2の電圧の出力状態に応じて前記分圧比を設定する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項5】
前記分圧比設定部は、前記分圧比を設定する分圧比設定信号を制御部から出力することにより、前記分圧比を設定する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項6】
前記分圧回路は、前記分圧比として、第1の分圧比と該第1の分圧比よりも低い第2の分圧比とに設定され、
前記制御部は、通常動作モードに移行する際に前記降圧部の前記第2の経路への出力がオフ状態からオン状態となる場合、前記オフ状態の前記降圧部が出力を始める時点よりも前の時点において、前記第2の分圧比に設定する
請求項5に記載の電源制御装置。
【請求項7】
前記制御部は、
通常動作状態から省電力状態に移行する際に、前記第1の経路に前記第1の電圧を出力する電源に対して前記第1の電圧の電圧値を省電力電圧値まで低下させる電圧値低下信号を出力し、
前記省電力電圧値が前記第2の分圧比の前記分圧回路によって分圧された電圧値は、前記閾値よりも高い
請求項6に記載の電源制御装置。
【請求項8】
前記分圧回路は、
前記第1の経路と前記端子との間に設けられた第1抵抗部と、
前記端子と基準電位との間に設けられた第2抵抗部と
により構成され、
前記分圧比設定部は、前記第2抵抗部における抵抗値を調整することにより、前記分圧比を設定する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項9】
前記第2抵抗部は、前記端子と前記基準電位との間において直列に接続された少なくとも第1抵抗器及び第2抵抗器により構成され、
前記分圧比設定部は、前記第2抵抗器を短絡された状態とするか否かを切り替えることにより、前記分圧比を設定する
請求項8に記載の電源制御装置。
【請求項10】
イネーブルを制御する端子に印加された端子電圧が所定の閾値よりも高い場合は、第1の経路に入力された第1の電圧を第2の電圧に降圧して第2の経路に出力する降圧部と、
前記第1の電圧を分圧し前記端子電圧として前記降圧部の前記端子に印加する分圧回路と、
前記分圧回路における、前記第1の電圧に対する前記端子電圧の比である分圧比を設定する分圧比設定部と、
媒体に画像を形成する画像形成部と
を有する画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電源制御装置及び画像形成装置に関し、例えば省電力モードを有する画像形成装置に適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、通常動作モードにおいては商用電源の100[V]の電圧を24[V]に低下させて駆動系負荷と制御系負荷用のDC/DCコンバータとに供給してDC/DCコンバータにより24[V]の電圧を5[V]に低下させて制御系負荷に供給する一方、省電力モードにおいては商用電源の100[V]の電圧を24[V]から9[V]に低下させて駆動系負荷とDC/DCコンバータとに供給してDC/DCコンバータにより9[V]の電圧を5[V]に低下させて制御系負荷に供給する電源制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-304660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのようなDC/DCコンバータを有する電源制御装置においては、DC/DCコンバータから電圧を出力する際においてDC/DCコンバータへの入力電流の突入電流を低減することが望ましい。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、突入電流を低減し得る電源制御装置及び画像形成装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明の電源制御装置においては、イネーブルを制御する端子に印加された端子電圧が所定の閾値よりも高い場合は、第1の経路に入力された第1の電圧を第2の電圧に降圧して第2の経路に出力する降圧部と、第1の電圧を分圧し端子電圧として降圧部の端子に印加する分圧回路と、分圧回路における、第1の電圧に対する端子電圧の比である分圧比を設定する分圧比設定部とを設けるようにした。
【0007】
また本発明の画像形成装置においては、イネーブルを制御する端子に印加された端子電圧が所定の閾値よりも高い場合は、第1の経路に入力された第1の電圧を第2の電圧に降圧して第2の経路に出力する降圧部と、第1の電圧を分圧し端子電圧として降圧部の端子に印加する分圧回路と、分圧回路における、第1の電圧に対する端子電圧の比である分圧比を設定する分圧比設定部と、媒体に画像を形成する画像形成部とを設けるようにした。
【0008】
本発明は、降圧部が第2の電圧の出力を開始する時点において第1の電圧を十分高い状態とすることができ、降圧部が第2の電圧の出力を開始する際に降圧部に向かって流れる突入電流を抑えることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、降圧部が第2の電圧の出力を開始する時点において第1の電圧を十分高い状態とすることができ、降圧部が第2の電圧の出力を開始する際に降圧部に向かって流れる突入電流を抑えることができる、かくして突入電流を低減し得る電源制御装置及び画像形成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置の構成を示す左側面図である。
第1の実施の形態による電源制御装置の構成を示す回路図である。
第1の実施の形態による各信号、電圧及び電流を示すタイムチャートである。
第2の実施の形態による電源制御装置の構成を示す回路図である。
第2の実施の形態による各信号、電圧及び電流を示すタイムチャートである。
第3の実施の形態による電源制御装置の構成を示す回路図である。
第3の実施の形態による各信号、電圧及び電流を示すタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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