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公開番号2025079006
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191390
出願日2023-11-09
発明の名称機器使用促進システム及びプログラム
出願人株式会社 MTG
代理人弁理士法人あいち国際特許事務所
主分類G06Q 30/016 20230101AFI20250514BHJP(計算;計数)
要約【課題】対象機器の使用に対するユーザのモチベーションを容易に高めることができる機器使用促進システム及び機器使用促進システムに用いられるプログラムを提供する。
【解決手段】機器使用促進システム1は、対象機器2と、ユーザが使用するユーザ端末3と、ユーザ端末3上で動作するユーザアプリ34と、中継サーバ4と、サポータが使用するサポータ端末5と、を有している。対象機器2は、ユーザによって使用された際に履歴情報を生成し、ユーザ端末3に履歴情報を送信する。ユーザ端末3は、対象機器から受信した履歴情報を中継サーバ4に送信する。中継サーバ4は、サーバ通信部41において受信した履歴情報に基づいて、当該履歴情報に対応するユーザ名を含む機器使用情報を生成するとともに、当該機器使用情報をサポータ端末5に送信する使用情報送信手段を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが対象機器を使用した際の使用履歴に基づいて前記ユーザによる前記対象機器の使用を促すために用いられる機器使用促進システムであって、
前記対象機器と、
前記ユーザが使用するユーザ端末と、
前記ユーザ端末上で動作するユーザアプリと、
中継サーバと、
サポータが使用するサポータ端末と、を有し、
前記対象機器は、
前記ユーザが前記対象機器を使用した際に、当該対象機器の機器IDを含む履歴情報を生成する履歴情報生成部と、
前記履歴情報生成部において生成された前記履歴情報を前記ユーザ端末に送信する機器通信部と、を有し、
前記ユーザ端末は、
前記対象機器及び前記中継サーバと通信可能に構成されたユーザ端末通信部と、
前記ユーザ端末内の情報を記憶するユーザ端末記憶部と、を有し、
前記ユーザアプリは、
前記ユーザ端末通信部に前記履歴情報を受信させる履歴情報受信手段と、
前記ユーザ端末通信部において受信した前記履歴情報を前記ユーザ端末記憶部に記憶させる履歴情報記憶手段と、
前記ユーザ端末記憶部に記憶された前記履歴情報を前記ユーザ端末通信部から前記中継サーバに送信する履歴情報送信手段と、を有し、
前記中継サーバは、
前記ユーザ端末及び前記サポータ端末と通信可能に構成されたサーバ通信部と、
前記サーバ通信部において受信した前記履歴情報に基づいて、当該履歴情報に対応するユーザ名を含む機器使用情報を生成するとともに、当該機器使用情報を前記サポータ端末に送信する使用情報送信手段と、を有し、
前記サポータ端末は、
前記中継サーバと通信可能に構成されたサポータ端末通信部と、
前記サポータ端末通信部において受信した前記機器使用情報を表示するサポータ端末表示部と、を有している、機器使用促進システム。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記機器使用促進システムは、さらに、前記サポータ端末上で動作するサポータアプリを有しており、
前記サポータアプリは、
前記サポータが、前記サポータ端末通信部において受信した前記機器使用情報に対する反応であるサポータ反応情報を入力するためのサポータ反応入力手段と、
前記サポータ反応情報を前記サポータ端末通信部から前記中継サーバに送信するサポータ反応情報送信手段と、を有しており、
前記中継サーバは、前記サーバ通信部において受信した前記サポータ反応情報を前記ユーザ端末に転送するサポータ反応情報転送手段を有しており、
前記ユーザアプリは、前記ユーザ端末通信部において受信した前記サポータ反応情報を前記ユーザ端末に表示させるサポータ反応表示手段を有している、請求項1に記載の機器使用促進システム。
【請求項3】
前記対象機器がトレーニング機器である、請求項1または2に記載の機器使用促進システム。
【請求項4】
請求項1または2に記載の機器使用促進システムにおける前記中継サーバ上で動作可能に構成されたプログラムであって、
前記サーバ通信部において受信した前記履歴情報に基づいて、当該履歴情報に対応するユーザ名を含む機器使用情報を生成するとともに、当該機器使用情報を前記サポータ端末に送信する使用情報送信手段を有している、プログラム。
【請求項5】
請求項2に記載の機器使用促進システムにおける前記サポータ端末上で動作可能に構成されたプログラムであって、
前記サポータが、前記サポータ端末通信部において受信した前記機器使用情報に対する反応であるサポータ反応情報を入力するためのサポータ反応入力手段と、
前記サポータ反応情報を前記サポータ端末通信部から前記中継サーバに送信するサポータ反応情報送信手段と、を有している、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機器使用促進システム及びこのシステムに用いられるプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、健康管理などを目的として、体重計や体組成計、血圧計などの測定機器を用いて計測されたバイタルデータをインターネット上のサーバに保存し、種々の端末からサーバ上に保存されたバイタルデータを確認することが行われている。また、近年では、フィットネス機器の使用履歴や活動量計によって取得された活動量などのフィットネスデータをインターネット上のサーバに保存し、健康の増進に活用することも行われている。
【0003】
このような目的に用いられるシステムとして、例えば特許文献1には、生体情報測定機器により測定された生体情報のデータベースを有するサーバと、前記サーバと通信可能に構成された第1端末装置および第2端末装置とを備えた情報処理システムが記載されている。情報処理システムの第2端末装置は、生体情報測定機器において測定された第2端末装置のユーザの生体情報を生体情報測定機器から取得し、サーバに送信することができるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-188008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
バイタルデータやフィットネスデータを用いた健康管理の効果をより高めるためには、これらのデータを継続的に収集することが望ましい。そのため、ユーザにバイタルデータの測定機器やフィットネス機器などの使用に対するユーザのモチベーションを高め、これらの機器の使用を自然に促す技術が求められていた。
【0006】
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、対象機器の使用に対するユーザのモチベーションを容易に高めることができる機器使用促進システム及び機器使用促進システムに用いられるプログラムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、ユーザが対象機器を使用した際の使用履歴に基づいて前記ユーザによる前記対象機器の使用を促すために用いられる機器使用促進システムであって、
前記対象機器と、
前記ユーザが使用するユーザ端末と、
前記ユーザ端末上で動作するユーザアプリと、
中継サーバと、
サポータが使用するサポータ端末と、を有し、
前記対象機器は、
前記ユーザが前記対象機器を使用した際に、対象機器の機器IDを含む履歴情報を生成する履歴情報生成部と、
前記履歴情報生成部において生成された前記履歴情報を前記ユーザ端末に送信する機器通信部と、を有し、
前記ユーザ端末は、
前記対象機器及び前記中継サーバと通信可能に構成されたユーザ端末通信部と、
前記ユーザ端末内の情報を記憶するユーザ端末記憶部と、を有し、
前記ユーザアプリは、
前記ユーザ端末通信部に前記履歴情報を受信させる履歴情報受信手段と、
前記ユーザ端末通信部において受信した前記履歴情報を前記ユーザ端末記憶部に記憶させる履歴情報記憶手段と、
前記ユーザ端末記憶部に記憶された前記履歴情報を前記ユーザ端末通信部から前記中継サーバに送信する履歴情報送信手段と、を有し、
前記中継サーバは、
前記ユーザ端末及び前記サポータ端末と通信可能に構成されたサーバ通信部と、
前記サーバ通信部において受信した前記履歴情報に基づいて、当該履歴情報に対応するユーザ名を含む機器使用情報を生成するとともに、当該機器使用情報を前記サポータ端末に送信する使用情報送信手段と、を有し、
前記サポータ端末は、
前記中継サーバと通信可能に構成されたサポータ端末通信部と、
前記サポータ端末通信部において受信した前記機器使用情報を表示するサポータ端末表示部と、を有している、機器使用促進システムにある。
【発明の効果】
【0008】
前記機器使用促進システムにおいて、対象機器がユーザによって使用されると、対象機器の履歴情報生成部が履歴情報を生成する。この履歴情報は、機器通信部によってユーザ端末に送信された後、ユーザ端末通信部から中継サーバに送信される。一方、中継サーバは、履歴情報を受信した後に、使用情報送信手段により履歴情報に対応する機器使用情報を生成し、当該機器使用情報をサポータ端末に送信する。そして、機器使用情報を受信したサポータ端末は、当該機器使用情報をサポータ端末表示部に表示する。
【0009】
このように、前記機器使用促進システムは、ユーザが対象機器を使用した際に、その事実を機器使用情報としてサポータに通知するように構成されている。そのため、サポータへの対象機器の使用履歴の通知がモチベーションとなり、ユーザに対象機器の使用を促すことが期待できる。また、機器使用情報によってユーザによる対象機器の使用を把握したサポータが、種々の手段で対象機器を使用したことに対する肯定的なメッセージをユーザに伝えることにより、ユーザのモチベーションがさらに高まることが期待できる。
【0010】
従って、前記の態様によれば、対象機器の使用に対するユーザのモチベーションを容易に高めることができる機器使用促進システム及び機器使用促進システムに用いられるプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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