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公開番号
2025078501
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023191117
出願日
2023-11-08
発明の名称
ステータアッセンブリ
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H02K
3/32 20060101AFI20250513BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ステータコアをハウジングの内側に圧入した際にステータコア及びハウジングから発生したバリが流出することを抑制する。
【解決手段】ステータアッセンブリ(1)は、筒状に形成されたハウジング(2)と、ハウジングの内側に収容されたステータ(10)と、を備え、ステータは、複数のティース部(28)を有し、ハウジングの内側に圧入されたステータコア(18)と、複数のティース部に装着されたインシュレータ(20)と、インシュレータを介して複数のティース部に巻回された複数の巻回部(34)を有する巻線(22)と、ステータの軸方向一方側から複数の巻回部を覆うインシュレータカバー(16)と、を備え、インシュレータカバーは、ハウジングの第1対向面(2A、4A)と対向する第2対向面(16A、36A)を有し、第1対向面と第2対向面との間には、リブ(60、61)が配置されている。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
回転電機のステータアッセンブリ(1)であって、
筒状に形成されたハウジング(2)と、
前記ハウジングの内側に収容されたステータ(10)と、
を備え、
前記ステータは、
複数のティース部(28)を有し、前記ハウジングの内側に圧入されたステータコア(18)と、
前記複数のティース部に装着されたインシュレータ(20)と、
前記インシュレータを介して前記複数のティース部に巻回された複数の巻回部(34)を有する巻線(22)と、
前記ステータの軸方向一方側から前記複数の巻回部を覆うインシュレータカバー(16)と、
を備え、
前記インシュレータカバーは、前記ハウジングの第1対向面(2A、4A)と対向する第2対向面(16A、36A)を有し、
前記第1対向面と前記第2対向面との間には、リブ(60、61)が配置されている、
ステータアッセンブリ。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記リブは、前記第2対向面に形成されている、
請求項1に記載のステータアッセンブリ。
【請求項3】
前記リブは、前記ステータの径方向に突出する部分(62、64、66)、前記ステータの軸方向に突出する部分(61)、前記ステータの周方向に延在する部分(62、64)、及び前記ステータの軸方向に延在する部分(66、82)の少なくとも何れかを有する、
請求項1に記載のステータアッセンブリ。
【請求項4】
前記インシュレータカバーは、スナップフィット構造(40)によって前記インシュレータに組付けられており、
前記スナップフィット構造は、
前記インシュレータカバーの周壁部の一部によって形成され、前記ステータの周方向を延在方向として延在し、前記延在方向の一端部が固定端(42A)であり、前記延在方向の他端部が自由端(42B)である片持ち片(42)と、
前記片持ち片の前記自由端側の部分に形成された係止部(44)と、
前記インシュレータに形成され、前記係止部が前記ステータの軸方向他方側から係止される被係止部(46)と、
を有する、
請求項1に記載のステータアッセンブリ。
【請求項5】
前記第1対向面は、前記ハウジングの内周面(2A)であり、
前記第2対向面は、前記インシュレータカバーの外周面(16A)であり、
前記リブは、
前記片持ち片の前記固定端から前記自由端に亘って形成され、前記ステータの周方向に延在する第1リブ(62)と、
前記インシュレータカバーの周壁部のうちの前記片持ち片以外の部分に形成され、前記ステータの周方向に延在する第2リブ(64)と、
前記片持ち片の前記自由端側の部分に形成され、前記第1リブから前記インシュレータカバーの前記ステータコア側の端部に亘って前記ステータの軸方向に延在する第3リブ(66)と、
を有する、
請求項4に記載のステータアッセンブリ。
【請求項6】
前記第2リブは、
前記ステータの周方向に平行な平行リブ(64A、64B)と、
前記ステータの周方向に対して傾斜する傾斜リブ(64C)と、
を有する、
請求項5に記載のステータアッセンブリ。
【請求項7】
前記第1リブにおける前記第3リブよりも固定端側の第1部分(62A)と、前記第3リブと、前記ステータコアとは、前記ハウジングの内周面と前記インシュレータカバーの外周面との間に閉空間70を形成しており、
前記第1リブにおける前記第3リブよりも前記自由端側の第2部分(62B)と、前記第2リブと、前記第3リブと、前記ステータコアとは、前記ハウジングの内周面と前記インシュレータカバーの外周面との間にラビリンス流路(72)を形成している、
請求項5に記載のステータアッセンブリ。
【請求項8】
前記ラビリンス流路の出口は、前記ステータの周方向に前記自由端と対向している、
請求項7に記載のステータアッセンブリ。
【請求項9】
複数の前記スナップフィット構造を備え、
複数の前記スナップフィット構造は、
前記固定端が前記自由端に対して前記ステータの周方向一方側に位置する前記片持ち片を有する第1スナップフィット構造(40A)と、
前記固定端が前記自由端に対して前記ステータの周方向他方側に位置する前記片持ち片を有する第2スナップフィット構造(40B)と、
を含み、
前記ラビリンス流路の出口は、前記回転電機が対象物に取り付けられた状態において水平又は上向きとなる方向に開口している、
請求項8に記載のステータアッセンブリ。
【請求項10】
前記リブは、前記ラビリンス流路の出口を塞ぐ位置に形成された第4リブ(82)を有する、
請求項7に記載のステータアッセンブリ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、回転電機のステータアッセンブリに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
回転電機のステータアッセンブリに適用可能なステータとしては、例えば、次のものがある。すなわち、特許文献1には、複数のティース部(ティース部4)と、複数のティース部に装着されたインシュレータ(絶縁部材7)と、インシュレータを介して複数のティース部に巻回された巻線(巻線6)と、ステータの軸方向一方側から巻線を覆うインシュレータカバー(絶縁カバー9)とを備えるステータ(固定子1)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-045951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
回転電機のなかには、筒状に形成されたハウジングの内側にステータが収容され、ハウジング及びステータによってステータアッセンブリが構成されるものがある。ステータは、例えば、ステータコアがハウジングの内側に圧入されることにより、ハウジングと固定される。しかしながら、ステータコアをハウジングの内側に圧入すると、ステータコア及びハウジングからバリが発生し、バリが巻線に接触して巻線の被膜が削られることにより、巻線に絶縁不良が発生する虞がある。したがって、ステータコア及びハウジングから発生したバリが流出することを抑制することが求められる。
【0005】
本開示は、ステータコアをハウジングの内側に圧入した際にステータコア及びハウジングから発生したバリが流出することを抑制できるステータアッセンブリを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、回転電機のステータアッセンブリ(1)であって、筒状に形成されたハウジング(2)と、前記ハウジングの内側に収容されたステータ(10)と、を備え、前記ステータは、複数のティース部(28)を有し、前記ハウジングの内側に圧入されたステータコア(18)と、前記複数のティース部に装着されたインシュレータ(20)と、前記インシュレータを介して前記複数のティース部に巻回された複数の巻回部(34)を有する巻線(22)と、前記ステータの軸方向一方側から前記複数の巻回部を覆うインシュレータカバー(16)と、を備え、前記インシュレータカバーは、前記ハウジングの第1対向面(2A、4A)と対向する第2対向面(16A、36A)を有し、前記第1対向面と前記第2対向面との間には、リブ(60、61)が配置されている、ステータアッセンブリである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態に係るステータアッセンブリの分解斜視図である。
ステータの側面図である。
ステータの分解斜視図である。
ステータ本体の平面図である。
インシュレータカバーの平面図である。
ステータの縦断面図である。
ステータの要部拡大図を含む分解斜視図である。
コア構成部材の平面図である。
インシュレータカバーの要部を拡大した斜視図である。
インシュレータカバーの要部を模式的に示す側面図である。
インシュレータカバーの模式的な要部拡大図を含む側面図である。
ステータアッセンブリの要部拡大図を含む縦断面図である。
ステータアッセンブリの模式的な縦断面図である。
インシュレータカバーの要部拡大図を含む平面図である。
ラビリンス流路を模式的に示す側面図である。
第1変形例に係るステータを比較して示す説明図である。
第2変形例に係るインシュレータカバーを比較して示す説明図である。
第3変形例に係るインシュレータカバーの要部拡大図を含む平面図である。
第4変形例に係るインシュレータカバーの要部を拡大した斜視図である。
第5変形例に係るインシュレータカバーの斜視図である。
第6変形例に係るインシュレータカバーの斜視図である。
第7変形例に係るリブの断面形状を比較して示す説明図である。
第8変形例に係るステータアッセンブリの要部を拡大した縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、本開示の一実施形態について説明する。
【0009】
図1に示すように、本実施形態に係るステータアッセンブリ1は、ハウジング2と、ステータ10とを備える。ハウジング2は、有天円筒状に形成されており、天壁部4と、周壁部6とを有する。ステータ10は、ハウジング2の内側に収容される。
【0010】
ステータ10は、いわゆる分割コアタイプのステータである。分割コアタイプのステータの基本的な構成については、特許第5502115号公報に記載されている。ステータ10は、回転電機の一例として、インナーロータタイプのブラシレスモータに適用される。すなわち、ステータ10の内側には、ロータ(図示省略)が回転可能に収容され、ステータ10とロータとによってブラシレスモータのモータ部が構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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