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公開番号2025078174
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190557
出願日2023-11-08
発明の名称プレス装置
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B30B 15/28 20060101AFI20250513BHJP(プレス)
要約【課題】油圧系統の油量をより正確に管理する。
【解決手段】プレス装置1は、スライド14を進退させる加圧シリンダ20と、スライド14がワークを加圧する加圧時に加圧シリンダ20に作動油を供給するメインタンク41と、スライド14が自重で前進する遊行時に加圧シリンダ20に作動油を供給するプレフィルタンク42と、制御部63とを備える。制御部63は、加圧シリンダ20、メインタンク41及びプレフィルタンク42の各油量に基づいて油量異常を検知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
スライドを進退させる油圧シリンダと、
前記スライドが被成形物を加圧する加圧時に前記油圧シリンダに作動油を供給するメインタンクと、
前記スライドが自重で前進する遊行時に前記油圧シリンダに作動油を供給するプレフィルタンクと、
前記油圧シリンダ、前記メインタンク及び前記プレフィルタンクの各油量に基づいて油量異常を検知する検知手段と、
を備えるプレス装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記検知手段は、前記メインタンク及び前記プレフィルタンクの各油量を所定の分解能で計測する、
請求項1に記載のプレス装置。
【請求項3】
前記メインタンクから前記油圧シリンダに作動油を供給している前記加圧時に、前記プレフィルタンクから前記メインタンクに作動油を送る油量制御部を備える、
請求項1に記載のプレス装置。
【請求項4】
前記油圧シリンダ、前記メインタンク及び前記プレフィルタンクの各油量と合計油量とを表示する表示部を備える、
請求項1に記載のプレス装置。
【請求項5】
前記油圧シリンダ、前記メインタンク及び前記プレフィルタンクの合計油量と、前記メインタンク及び前記プレフィルタンクの各油量と、の少なくとも1つが所定値を下回った場合に警報を出力する報知部を備える、
請求項1に記載のプレス装置。
【請求項6】
前記検知手段は、
前記メインタンク及び前記プレフィルタンクの各々の内部の油面高さを検出する油面計を含み、
前記油面計が検出した油面高さの時間平均値に基づいて、油量を算出する、
請求項1に記載のプレス装置。
【請求項7】
前記油圧シリンダは、前記スライドを前進させる第1シリンダと、前記スライドを後退させる第2シリンダと、を含む、
請求項1に記載のプレス装置。
【請求項8】
成形型を移動させる型移動シリンダと、成形型から被成形物を押し出すノックアウトシリンダと、を備え、
前記検知手段は、前記型移動シリンダ及び前記ノックアウトシリンダの各油量を所定の分解能で計測する、
請求項1に記載のプレス装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プレス装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、油圧駆動のプレス装置として、加圧用の作動油を貯留するメインタンクのほかに、プレフィルタンクを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。プレフィルタンクは、スライドが自重で下降するときに加圧シリンダに作動油を供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-161374号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
プレフィルタンクやメインタンク内の油量計測は、例えばハイレベルとローレベルだけを検知するなど、離散的な計測であった。
本発明は、メインタンクやプレフィルタンクを含む油圧系統の油量をより正確に管理することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るプレス装置は、スライドを進退させる油圧シリンダと、
前記スライドが被成形物を加圧する加圧時に前記油圧シリンダに作動油を供給するメインタンクと、
前記スライドが自重で前進する遊行時に前記油圧シリンダに作動油を供給するプレフィルタンクと、
前記油圧シリンダ、前記メインタンク及び前記プレフィルタンクの各油量に基づいて油量異常を検知する検知手段と、
を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、油圧系統の油量をより正確に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係るプレス装置を示す図である。
本実施形態に係るプレス装置の概略の制御構成を示すブロック図である。
本実施形態におけるスライド駆動処理の流れを示すフローチャートである。
スライドストローク上限停止時のプレス装置を示す図である。
油面高さの計測手法を説明するための図である。
油量等の表示例を示す図である。
スライド位置、タンク油量、シリンダ油量の変化例を示すグラフである。
スライド遊行下降時のプレス装置を示す図である。
スライド加圧時のプレス装置を示す図である。
スライド上昇時のプレス装置を示す図である。
型移動シリンダとノックアウトシリンダを備える装置本体の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0009】
図1は、本実施形態に係るプレス装置1を示す図である。
この図に示すように、本実施形態に係るプレス装置1は、スライドの駆動を油圧によって行う油圧プレス(液圧プレス)であり、装置本体100と油圧系統(油圧システム)40を備える。
【0010】
[プレス装置本体の構成]
装置本体100は、クラウン11と、ベッド12と、それらの間に立設されたアップライト13とから構成されるフレーム10を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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