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公開番号
2025009133
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111925
出願日
2023-07-07
発明の名称
工作機械、及び方法
出願人
ニデックドライブテクノロジー株式会社
代理人
個人
主分類
B30B
15/00 20060101AFI20250110BHJP(プレス)
要約
【課題】流路で余分な圧力又は流量が発生することを抑制可能な工作機械及び方法を提供する。
【解決手段】本開示の工作機械は、加工部と、加工部に供給される潤滑油の流路と、流路に潤滑油を圧送するポンプと、流路を流れる潤滑油の圧力を検出するセンサと、加工部で必要な潤滑油の所定圧力と、センサでの検出結果とに基づいてポンプを制御する制御部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
加工部と、
前記加工部に供給される潤滑油の流路と、
前記流路に前記潤滑油を圧送するポンプと、
前記流路を流れる前記潤滑油の圧力を検出するセンサと、
前記加工部で必要な前記潤滑油の所定圧力と、前記センサでの検出結果とに基づいて前記ポンプを制御する制御部と
を備える、工作機械。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記所定圧力は、前記加工部で必要な前記潤滑油の最低の圧力である、請求項1に記載の工作機械。
【請求項3】
前記制御部は、前記所定圧力に基づき定められる範囲内に前記検出結果が入るように前記ポンプを制御する、請求項1又は請求項2に記載の工作機械。
【請求項4】
前記ポンプの回転速度の初期値は、単位時間あたりの前記加工部の加工回数に基づく、請求項1又は請求項2に記載の工作機械。
【請求項5】
加工部と、
前記加工部に供給される潤滑油の流路と、
前記流路に前記潤滑油を圧送するポンプと、
前記流路を流れる前記潤滑油の流量を検出するセンサと、
前記加工部で必要な前記潤滑油の所定流量と、前記センサでの検出結果とに基づいて前記ポンプを制御する制御部と
を備える、工作機械。
【請求項6】
前記所定流量は、前記加工部で必要な前記潤滑油の最低の流量である、請求項5に記載の工作機械。
【請求項7】
前記制御部は、前記所定流量に基づき定められる範囲内に前記検出結果が入るように前記ポンプを制御する、請求項5又は請求項6に記載の工作機械。
【請求項8】
前記ポンプの回転速度の初期値は、単位時間あたりの前記加工部の加工回数に基づく、請求項5又は請求項6に記載の工作機械。
【請求項9】
工作機械の加工部に通じる流路に潤滑油をポンプにより圧送し、
前記流路を流れる前記潤滑油の圧力又は流量を検出し、
前記加工部で必要な前記潤滑油の所定圧力と、センサで検出された前記圧力とに基づいて、又は前記加工部で必要な前記潤滑油の所定流量と、前記センサで検出された前記流量とに基づいて前記ポンプを制御する、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、工作機械及び方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
背景技術に係る工作機械として、下記特許文献1には熱プレス装置がある。熱プレス装置は、油圧ポンプにより油圧シリンダを駆動することで、熱盤の上昇、加圧、保圧そして下降までの一連の動作サイクルを繰り返し行う。これにより、熱プレス装置は、プレス加工による成型品を作製する。
【0003】
熱プレス装置では、軸受、歯車、油圧及び摺動面等の金属が擦れ合う摩擦部分がある。摩擦部分に潤滑油を供給するため、熱プレス装置は、モータと、ポンプとを備える。モータは、商用電源電圧により動力を発生する。ポンプは、モータで発生した動力により、潤滑油を流路に圧送する。潤滑油は、流路を通じて熱プレス装置に供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-152902号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
熱プレス装置において、モータは、商用電源周波数により常に一定速で回転するため、流路において潤滑油により余分な圧力又は流量が発生することがある。
【0006】
本開示は、流路で余分な圧力又は流量が発生することを抑制可能な工作機械及び方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の例示的な工作機械は、加工部と、前記加工部に供給される潤滑油の流路と、前記流路に前記潤滑油を圧送するポンプと、前記流路を流れる前記潤滑油の圧力を検出するセンサと、前記加工部で必要な前記潤滑油の所定圧力と、前記センサでの検出結果とに基づいて前記ポンプを制御する制御部とを備える。
【0008】
本開示の例示的な他の工作機械は、加工部と、前記加工部に供給される潤滑油の流路と、前記流路に前記潤滑油を圧送するポンプと、前記流路を流れる前記潤滑油の流量を検出するセンサと、前記加工部で必要な前記潤滑油の所定流量と、前記センサでの検出結果とに基づいて前記ポンプを制御する制御部とを備える。
【0009】
本発明の例示的な方法は、工作機械の加工部に通じる流路に潤滑油をポンプにより圧送し、前記流路を流れる前記潤滑油の圧力又は流量を検出し、前記加工部で必要な前記潤滑油の所定圧力と、前記センサで検出された前記圧力とに基づいて、又は前記加工部で必要な前記潤滑油の所定流量と、前記センサで検出された前記流量とに基づいて前記ポンプを制御する。
【発明の効果】
【0010】
例示的な本開示によれば、流路で余分な圧力又は流量が発生することを抑制可能な工作機械を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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